自転車旅行では気温差攻撃に気を付けよう

気温の変化

ロードバイクに乗っていると「走れない」状態に陥ってしまうときがあります。どれだけやる気があるにもかかわらず、体が全く動いてくれなくなってしまうのです。普段のロングライドでも気を付けるべきことですが、自転車旅行に行った際には走れない状態というのだけは絶対に避ける必要があります。

一番代表的な動けなくなる原因としては「ハンガーノック」があるでしょう。このハンガーノックはいわゆるガス欠の状態で、体から糖質や脂肪を燃やしてエネルギーに変換して走っていたのにエネルギーを作れなくなってしまうことによって起こります。つまりは補給の失敗ですね。こうなると後から何かを食べてもエネルギーに変換するためのエネルギーすらないので全く動けなくなってしまいます。ロードバイク乗りにとっては一番最悪なシチュエーションと言えるでしょう。

このハンガーノック以外にも体が動けなくなってしまうことがあります。それは「寒さ」によるものです。

寒さは通常気温が低ければ当然体温が低下してしまうのですが、それ以外にも風によって体温が奪われてしまいます。

たくさん着込めばそれでOKとならないのが難しいところで、ロードバイクに乗っていると平坦だけでなく坂道も走ることがあるため、上り坂で汗をかき、下り坂で寒さと風で体温が奪われてしまうため、なるべく汗をかかないようにするのが鉄則です。この辺は寒い時期のウェアの着かたテクニックでも少し書いていますので参考にしてください。

また、山や峠以外にも気温差というのは存在します。それは気温の変わり目の時期によくおこるのですが、昨日と今日で気温が全く違うという変化です。

先日の3月9日(土曜日)には日中の気温が20℃ほどあり、それはもう暖かいと表現しても全く問題ないくらいの陽気でした。しかし、翌日の3月10日(日曜日)には昼過ぎに雨が降り気温がぐっと下がり8℃ほどになってしまいました。しかも風もかなり強く、乗っているとかなりの寒さです。

通常ならば着ていくものを変えれば問題ありません。しかし、このような時期に泊まりで走りに行くとなると話が変わってきます。

泊まる予定で走る場合はなるべく荷物を少なく済ませたほうが走りやすいです。そして、20℃もの気温があると油断してしまい7分袖のインナーと指切りグローブで走りに行ってしまいました。

翌日になってグッと気温が下がっているにも関わらず、所有している荷物は同じものですから当然それを着て走ることになります。しかし、気温が一桁で強風が吹いているとなるとやはり寒い。特に指切りグローブが寒く、皮膚が露出している部分は寒さの影響をもろに受けてしまい、指などはブレーキを握る力を入れにくいくらいでした。

当然、山に行けばさらに寒い状況で走ることになってしまいます。自転車旅行をする際には必ず天気のほかにも気温や風を十分に確認して荷物が増えてもいいので寒さ対策は十分にしておきましょう。暖かくなってきた時期こそが油断大敵です。