淡路島一周旅行⑦南淡路~淡路サンセットライン~岩屋ジェノバライン乗り場編

2日目スタート

温泉旅館で前日の疲れを取り除けたので、二日目であるこの日も脚はしっかりと動いてくれました。

旅館を出たのは午前9時。自転車旅行で動き出すにしては少し遅いくらいかもしれませんが、この二日目のルートは平坦な道ばかりのはずなので問題ないはずです。

早速旅館前の25号線を走り始めました。

実はスタートする前に旅館の女将さんに25号線を通る自転車はよく事故を起こすと聞いていました。なんでもカーブでバランスを失って転倒してしまう人が多いそうなのです。道と風景の錯覚などによるものなのでしょうか?

女将さんは25号線は通らずにこっちの道を回り道していったらと言ってくれたのですが、せっかくなので25号線を通ってみることにしました。

しかし、いったいどのカーブのことを言っていたのかわからないまま、何事もなくアップダウンをクリアしてしまいました。無事でよかったような体験してみたかったような微妙な気分になってしまいました。

25号線が終わると一度左折して海の見える道を目指します。基本的にはここからは海を見ながら走り続けることになりそうです。

ですが、この認識が甘かったようで、時たま海から離れた道を通らなければ前に進めないようになっていました。海釣り公園のある弁天島の魚彩館のところで行き止まりになってしまいました。あわててきた道を引き返していくと、それまでは全く気付かなかった丘の上に並ぶ風車が目にとまりました。この辺にはたくさんの風車があるようですが、自転車で北進しているときには視界に入らない風車を見ることができたので道を間違えたのも悪くなかったかもしれません。

しかし、このすぐ後にも道を海沿いにこだわって走っていると雁子岬というところで行き止まりになってしまいました。ここは何とか25号線に戻りたくて細い路地を突っ切ろうとしたのですが、おそらく20%は越えているであろう斜度で足をついてしまいました。ロードバイク乗りとして足をつくのは非常に悔しいものがあります。

やっとの思いで25号線に戻ってそのまま少し進んでいくと、今度は31号線に入りました。この道は淡路サンセットラインともいうそうです。夕方には海と夕日のコラボが素晴らしいらしいのですが、いかんせんまだ午前中ですので、夕日を見ることはできません。ですが、このあたりの道はすぐ左手が海になっているので気持ちよく走れました。

また、この淡路サンセットラインはほかの人の話を聞く限りでは北からの風が吹いてくることが多いらしく、向かい風になることも覚悟していました。ですが、この日はたまに横風があるくらいでしたので、常に30㎞/h以上を出しながら走ることができ、かなり快適な走りを楽しむことができました。

また、この海岸沿いにはトイレやベンチがある小さい公園?みたいな「緑の道しるべ」というのがいくつもありました。ここで休憩してもよかったのですが、出発が遅かったのもあり休憩ぜずに進むことにしました。一カ所くらい寄ってもよかったかもしれないなと今になって思います。

多くのサイクリスト

私は仕事の休みがあったので金曜日からこの淡路島一周旅行に出発しました。ですが、やはりというか、金曜日にはほとんどサイクリングをしているような人は見かけませんでした(1日走って3人組を一組見かけただけです。もっとも雨が降っていたというのもあるでしょうが)。

しかし、この日は多くのサイクリストを見かけることができました。そのほとんどは北から南下してくる人たちで、おそらくは岩屋あたりから反時計回りに出発してきたのでしょう。ロードバイクの人もいましたが、クロスバイクに乗った人も多くいました。中には高齢の方も走っていたので驚きました。淡路島は一周回れば150㎞ほどあるのですが、途中でショートカットすればそれ以下の距離でもサイクリングを楽しめるのがいいのだろうなと思いました。

特にサイクリングにもってこいなのは、海岸線に信号がほとんどないということです。特に淡路島の西側の道(淡路サンセットラインのこと)は全くと言っていいほど止まることなく進むことができました。これは大阪などでは絶対に経験できないことです。

大阪といえば信号の数もそうですが、危険な車が多いというのも走りにくい原因の一つです。しかし、この淡路ではやはり田舎なためか、自転車を追い越すときには反対車線いっぱいを使って追い抜いてくれるので、走っていてもストレスが全くありませんでした。これはおそらく地元の人なのでしょう。北に進めば進むほど神戸ナンバーの車が増えてきましたが、この神戸の人(都会の人)の運転は反対車線に車が来ていなくとも、自転車のギリギリをかすめるように通っていくので、それだけ危険が大きくストレスも無意識のうちにたまっているなというのがわかりました。

普段大阪に住んでいると当たり前になってしまっていますが、別の地域で走ることによっていろいろと気付くことがあるなと感じました。

そんなことを考えながらひたすら脚を動かしているとあっという間に淡路島の北側まで来てしまいました。60㎞ほどの距離を2時間ほどで走ってしまったのですがほとんど疲れるということがありませんでした。正直なところあまりにも坂道がなくて拍子抜けしたくらいです。これなら一日で一周も十分可能だろうなと思いました(輪行などをする必要が出てきますが)。

まだ時間は11時を少し過ぎたくらいですが、これからジェノバラインに乗って明石から大阪まで帰るので軽く食事をとることにします。

ちょうど淡路海峡大橋の下に道の駅「あわじ」があるのでここでソフトクリームと淡路牛バーガーを食べました。昨日はステーキ丼を頼んだものの実は但馬牛だったというのもあり、淡路牛バーガーなどというものを注文したのですが、これが予想以上においしかったです。ぜひもう一度行く機会があれば食べてみたいと思いました。

明石海峡大橋とロードバイク

道の駅で写真を撮って明石海峡大橋で使われているワイヤーの太さに感心したりと、道草をくった後は明石に戻るため、ジェノバライン乗り場に向かいます。といってもここからはすぐにつきました。

ジェノバライン乗り場にはちょうど11時40分発のものに間に合ったのでこれに乗ることになりました。明石から乗った高速船は小さくて、船の真ん中に自転車を固定しましたが、今回の船はそれよりも大きく自転車も一番端のところに乗せるように最初に乗り込むように案内されました。今回は自転車を固定した後は高速船の中に入ってみました。

意外と中は広くたくさんの人が高速船を利用されていました。多くは地元の人だと思うのでやはり船がなくなってしまうというのは不便なのだろうなと思いました。

高速船は相変わらずあっという間に明石についてしましました。自転車をおろして歩いているとこの時間から淡路島に行くローディーもいるようです。この時間(12時)で一周週できそうにもありませんがどうするつもりなのだったのでしょうか。

とにかく、淡路島一周旅行の一周はこれで終わったのですが、ここからも自走で帰らなければなりません。まだまだ旅は続きます。

目次

  1. アワイチ一泊旅行の準備編
  2. 大阪~淡路ジェノバライン編
  3. 岩屋~洲本~由良編
  4. 南淡路の生石公園でのシクロクロス風ライド
  5. 南部山岳コース編
  6. 福良港~温泉旅館編
  7. 南淡路~淡路サンセットライン~岩屋ジェノバライン編
  8. 明石~大阪城~石切神社編