自転車旅行で一日に走る距離の目安

安全マージンを

今までに何度か自転車旅行に行ったことがありますが、改めてアウグーリオにお邪魔して住田さんと自転車旅行について話をしました。

日本にもものすごい距離を走る自転車乗りはたくさんいるようで、ネットを見ているとGW期間中に2000km走ったよという人もいるようです。本当に?一日にどのくらい走っているんだ?と思ってしまうくらいでしたが、それらを見ていると私も少し足をのばして遠くまで行ってみようかなと考えていました。

そこで、自転車旅行に行く1日目に200km以上先を目的地に設定していることを住田さんに伝えていろいろと話を聞いていました。

住田さんいわく、行こうと思えばそのくらいの距離ならば走り切れるとは思うがもう少し短い距離にしておいたほうがいいのではないかということです。

具体的にいうと1日の走行距離は120km程度にしておいて、走っても150kmのほうが無難だといいます。理由はいろいろあるようです。

自転車旅行に置いては何が起こるかわかりません。まず、どんなに精密なルートを考えて走ろうと天気がどうなるかは誰にもわかりませんし、どうしようもないでしょう。

しかし、1日の距離を120km程度に設定しておけばたとえ雨が降ったとしてもどうにでもなるからです。たとえ雨の中でも走り目的地までゆとりを持って到着することも可能です。

また、1日の走行距離を200kmなどに設定すると朝出発して夜暗くなるころに到着することになるでしょう。その場合、たとえ走ることができたとしてもチェックインまでに間に合わないとという焦りが出たりして、常に自転車をこぐことだけに意識が行ってしまうことになるといいます。どうせ旅行に行くのなら心にゆとりを持って景色でも見て観光気分でいったほうが楽しいだろうということです。

どうしても目的地への距離の計算で1日の走行距離が伸びてしまいそうならば1日目を少なめにして2日目以降に多く走ったほうがいいとも言います。初日から焦って距離を伸ばすよりもむしろ最初の走りは抑えて翌日以降で距離を稼ぐ走り方のほうが疲れ方がマシになるらしいです。

いろいろと話を聞いていて確かに自分の経験からも思うことがあります。同じ150kmのルートでもその日の風向きによってハードさは全く変わってきますので無理に距離を稼ごうとするのはよくないかもしれません。また、予定していたルートの道が通行止めになっていて遠回りをする必要が出てくることもありました。

思い返せばいつも自転車旅行に行ったときには「時間までに宿につけるか」と常に頭の中で自問自答しながら走っていますが、やはりどうせ自転車旅行に行くならば頭の中をからっぽにして楽しみながら行くほうがいいでしょう。

長距離を走ることができる人は好きなだけ走ればいいですが、一般サイクリストが自転車旅行に行くときには安全マージンも考えて走る距離を考えておいたほうがいいなと再認識することができました。