本州最南端旅行1:串本への自転車旅行準備編

自転車旅行

ロードバイクに乗り始めてから毎年のように行っている自転車旅行へ今年も行くことにしました。

しかし、どこに行くかというのが非常に悩みどころでした。今まで通り目的地とする場所は「行ったことのないところ」にしたいのですが、何せ今年はまともにロードバイクに乗っていませんでした(今年に入って実走5回・計200km)。そのため、どのくらい走れるかどうかが分からず決めかねているうちに時間ばかりが経過していったのです。

日本海を目指して能登半島でも走ってみようかとか富士山でも登ってみようかとか、あるいは東北に向かっていけるところまで走って帰りは輪行で帰ってこようかといろいろと考えていました。ですが、最終的には「関西人として近畿圏内で走っていないところをまずは行こう」ということにしました。

そこで、一番に思いつくのが「紀伊半島一周」というものです。これは和歌山からグルッと海沿いを通って回っていき、伊勢を越え関のあたりで大阪に戻ってくるというコースです。しかし、かなり距離があるため行くとしたら4日ほどかけて行くべきかなと考えていました。

けれど、休みの直前まで天気予報とにらめっこしていたところ、私の休みの最後のほうは雨が降りそうとの予報が出ていました。そこで、もう一つの案として天川村や十津川あたりに連泊して奈良・和歌山の山々を連日走り回ろうかとも考えました。

この計画で進めてもよかったのですが、やはりネックなのは今年全然走っていなかった点です。そこで、再び計画を変更しました。それは大阪から和歌山を通って本州最南端の串本まで行き、そこから北上して十津川や天川村周辺の山を通って大阪にまで帰ってくるというコースです。海と山の両方を楽しめて、かつ雨が降らないうちに帰ってくることが可能なコースです。

本州最南端旅行計画コース

グーグルマップで見てみると一日目は大阪~串本が約220km、二日目が串本~下北山村までが約150km、三日目が下北山村~大阪が約110kmとなっています。このコースが休日3日前に決定し、細かくルートを考えることもなく宿を決めて予約をとってしまいました。というのも今年に入って走った最長距離は65kmなのです。一日目の200kmオーバーもそうですが、二日目からの山もどの程度走れるのかが全くの未知数でした。そのため、走ってみて余裕がありそうであれば臨機応変に走る場所を変えてもいいやと思っていたのです。後から考えるともっとしっかりとルートを調べておけばよかったと後悔することになりました。

さて、コースが決まったので後は装備の準備を行います。まず、旅行3日前にローラー台に乗った際にタイヤがボコンボコンと跳ねていました。よく見ると前輪のタイヤの一部がプクッと膨らんでいます。去年もこの時期にタイヤがバーストしまくっていましたが今年もかと思ってしまいました。新しいタイヤを買って前輪を交換しておきます。この時、少々のお金をケチって後輪は古いタイヤのままで行こうとしたのが間違いでした。これも後になって後悔することになりました。

そのほか、今回は荷物の面でも新しいものを投入することにしました。荷物を減らすことを考えたのです。と言っても今までの自転車旅行で持っていくものは必要最小限に限ってしか用意することはなくなっていたのですが、荷物のかさを減らそうと考えたのです。

というわけで100均に行って荷物用の圧縮袋を買ってきました。ビニール袋の中に衣服を入れてくるくるっと袋ごと衣服をまとめると空気が抜けて体積が減るというものです。どのくらいの効果があるんだろうかと懐疑的で今まで使ったことが無かったのですが使ってみると思ったよりも効果のあるものだということが分かりました。無駄にふんわりと服が膨らまないだけでスペースが広がるんだなと実感しました。

そして、もう一つ用意したのがウインドブレーカーです。今までも自転車旅行の際には必ずウインドブレーカーを持って行っていたのですが、実はロードバイク用のものではありませんでした。日常生活用のものだったので折りたたんでもかなり大きな荷物となりリュックの中を占領していたのです。ロードバイクに乗り始めて5年ほどたってようやくロードバイク用のウインドブレーカーを手にしましたが、やはりキチンと考えて作られているだけあるなと感心しました。この2つの新しいアイテムにより今までよりもリュックにスペースが確保することができました。

最後の準備としては自分の体です。と言っても今まで乗ってこなかった事実は今更変えられません。とりあえずローラー台を使って少しでも長距離を走れる体に持っていこうと努力しました。また、4月末から体調が悪く、2週間で6kgほど体重が落ちてしまっていました。さすがにこれでは走られないと思い、旅行3日前からは炭水化物メインに食欲のない腹に押し込んでエネルギーだけは確保しておきました。

これで準備は万端、あとは走るだけとなりました。5月23日の朝、スタートとなります。本州最南端旅行2に続きます。

目次

  1. 自転車旅行準備編
  2. 初日に和歌山に入る前にいきなり道に迷ってしまう序盤編
  3. 絶望的な気分に陥るトラブル発生編
  4. バーストを心配しながら田辺へ向かう編
  5. 大きな誤算と刺さる視線編
  6. 椿はなの湯から串本到着編
  7. 貸切状態のドミトリーと露天風呂編
  8. 景色を見ながらの串本から新宮編
  9. 熊野川を眺めながらの快適ライド編
  10. ついに現れた登りとクリート問題編
  11. ライダー宿泊プランと続クリート問題編
  12. 予想外の始まりを告げた3日目編
  13. 目指せ天川村編
  14. トンネルの恐怖と無駄な頑張り編
  15. ラストのゴールと旅行の総括編