島根県輪行旅行2:初めての輪行移動編

輪行初体験

2013年の9月に書いて放置していた島根県輪行旅行1の続きです。走ったのはさらに前の2011年の8月のことです。

2011年8月24日の水曜日、いよいよ私の初めてとなる自転車旅行に出発することになりました。当時はどのくらい自分が走れるのか全く分かっていない状態だったので、親の田舎の島根県に輪行で行き、そこから適当に走ってみるという予定です。

島根県までロードバイクでは行けそうにもなかったので、この時は輪行で行くことにしました。輪行袋は持っていなかったのですが、なんと住田さんが貸してくれたこともあり、それを前日のうちに自転車を入れてみて準備を整えておきました。

当日の水曜日は仕事があったので、仕事が終わってから出発することになります。当時は昼までで仕事が終わったので、だいたい3時ごろからの出発となりました。まずは駅まで輪行袋に詰めた自転車を担いで歩いていきます。

家から駅までは5分くらいのところなので大丈夫だろうと考えていたのですが、出発してすぐに肩紐が私の方にめり込んでものすごく痛くなったのを覚えています。たった5分ほどの移動でも数回は休憩していく羽目になりました。想像以上に重く感じ、体が痛くなったため、本当に大丈夫なのだろうかと心配になってしまいました。

何とか地下鉄にまでたどり着き、新幹線の出ている新大阪までの電車に乗り込みます。輪行袋を借りたときにもらったアドバイス通り、電車の先頭車両の一番端に陣取ります。輪行袋が他の人の邪魔にならないだろうかという心配をしていましたが、平日の昼間の時間帯だったこともありそれほど乗客が多くなかったのでよかったです。

新大阪についてからは新幹線乗り場へと移動になります。再び自転車を肩に担いで乗り換えのためしばらく歩くのですが、これだけでもものすごく疲れてしまいました。輪行袋に入れた自転車というのはこんなにも重たく感じるものなのだろうか、自分のやり方がどこかおかしいのだろうかなどと考えてしまったことを覚えています。まあ、普段重いものを持つことが皆無だったこともあり、筋肉が一切なかったのも関係しているのでしょう。

大阪から島根県の出雲市に行くには新大阪から一度岡山まで行き、そこから特急電車に乗り換えることになります。新幹線と特急電車の切符を購入し乗り場へと移動して新幹線がやってくるのを待ちます。

新幹線ではこの輪行袋に入った大きな荷物であるロードバイクはどうしようかと少し心配していたのですが、いざ乗り込んでみると幸運なことに車両の一番後ろの席が空いていました。この一番後ろの席には背もたれと車両の壁の間に少しスペースがあり、そこにちょうどすっぽりと輪行袋が収まったのです。また、多少揺れても自転車が倒れる心配もないため、安心して座席に座っていることができました。

新大阪から岡山までは1時間ちょい位で到着します。ここから特急電車に乗り換えて鳥取県を越えて島根県へと向かいます。この特急電車でも幸運なことに車両の一番後ろの席が空いており、先ほどの新幹線のときと同じように自転車を座席と壁の間に放り込んでゆったりと座ることができました。

島根県は新幹線も走っていなければ高速道路もないということで、まさに陸の孤島と呼ぶにふさわしいところにあります。大阪からはおおよそ6時間ほどかかってしまいます。道中は暇なのでメールしたりゲームをしたり、寝たりでようやく島根県の出雲市駅にたどり着いたのは夜の10時前くらいになっていたのではないでしょうか。

長旅を終えてようやく出雲市駅に到着しましたが、まだここから祖父の家へと向かわなければなりません。夜遅いので迎えには着てもらわず、自分の脚で走っていくことにしました。駅のターミナルでガサガサと輪行袋を開けて自転車を組み立て始めます。何せ初めての輪行で慣れていなかったため、15分くらいかけてようやく走れる状態になるというありさまでした。

祖父の家から出雲市駅は車で5分程度の距離にあります。自転車ならば15分くらいで着くだろうと考えていたのですが、これば大失敗でした。いつも田舎に来たときには車で運転してもらうだけで自分で移動するということが皆無だったため、道をおぼろげにしか覚えていなかったのです。走りながら「たぶんこっちの方角だろう」と走っていたのですが、いつの間にか知らない道に来てしまっていました。

おかしい、どこかで曲がらなければならなかったはずだと思い、焦ってよくわからないところで適当に右折して進んでいきます。しばらく行くと出雲市駅とは違う線路の駅に出てきました。「こんな駅があったっけ?」と全く道が分からず、完全に迷子になってしまいました。

仕方がないので、唯一この辺を歩いていたおじさんに声をかけて道を聞くことにします。が、教えてもらった道もあっているのかいないのか分からないあいまいな教え方だったこともあり、あまりにも不安なため、一度来た道を引き返していくことにしました。

まだ曲がるには早かったのかもしれないと思い、さらに先に進んでから右折します。が、しばらく行くと標識に9号線という文字が見えました。ここでようやく本来右折すべき場所からかなり先のほうまで来てしまっていたことを知りました。またまた引き返してここだと思う場所で道を曲がるとようやく知った道へと出てきました。

本来ならば15分程度で来れるであろう道を盛大に迷子って、祖父の家に着いたのは11時を回ったころになっていました。相変わらず鍵のかかっていない家にインターホンすら鳴らさずに上り込んでいき、ようやく一息つくことができました。途中のコンビニで買ったチキン南蛮を食べ、一日目が終了しました。島根県輪行旅行3に続きます。

目次

  1. 初めての自転車旅行準備編
  2. 初めての輪行移動編
  3. 自転車道と東洋一の灯台編
  4. 8つの滝と島根県の洗礼編
  5. 宍道湖一周とお尻の痛み編
  6. 輪行での帰宅と初めての自転車旅行の感想編