大山周回温泉旅行3:鏡ヶ成とルート表示のありがたみ編

悪いフィーリング

大山周回温泉旅行2からの続きです。

朝の6時にペンション村を出発してからほぼ1時間ほどが経過したあたりで、大山広域農道から45号線へと出てきました。ここからはこの45号線を通って、ツール・ド・大山における最高標高地点である鏡ヶ成を目指していくことになります。

が、ここまでの1時間での走りでどうにも走っている時の感触が良くないなと感じていました。1時間で20kmほどしか走っていないにも関わらず、すでに若干の疲れと足の重さも感じています。登り基調のアップダウンも勾配がつくとダンシングでやり過ごそうとしていたのですが、どうにもこのダンシングがよくありません。ただ自転車の上に立ち上がっているだけで、全然前への推進力になっていないような感じがしていました。

また、気になることはほかにもありました。それは補給するところがあまりないという事前の調べから背中に背負うリュックに2Lの水が入ったペットボトルを入れていたのですが、これが想像していたよりも走りにくさにつながっていました。リュックの中に縦に入れたペットボトルが登りのときには重りになってしまい、まるで後ろからリュックを引っ張られるかのような感じでした。今まであまりしたことがありませんでしたが、ペットボトルを入れたリュックを背負って登りのあるコースに来るのは間違いだなと思いました。

そんな感じで、この辺りからすでに若干弱気になりつつも先へと進んでいきます。この45号線に入ってから鏡ヶ成まではおおよそ6kmほどという標識が出ていました。この鏡ヶ成は標高が994mほどで、このツール・ド・大山では最高標高地点となり、後は長い下りがあった後に再びアップダウンのコースになっているはずです。鏡ヶ成まで行きさえすれば、最大関門をクリアしたことになるんじゃないかなと思いつつ走り続けます。

少し進むと、クネクネと曲がりくねった登りに入ります。思ったよりもコーナーのイン側は勾配がついていたこともあり、しんどい感じがしたので勾配の変化がなるべく少ないところを通って登っていきます。時間帯も早いこともあり、車がほとんど来なかったのが助かりました。

しばらくこの九十九折れのコーナーを進み続けると、今度は一直線の道へと出てきました。この道からは視界の左右が大きく開いており、非常にいい景色が見ることができました。左手には大山の姿があるので、それを見ながら進んでいきます。出発時には少し出ていた雲もこの辺になってくると晴天へと変わってきており、いい眺めを堪能できました。

この一直線の道を越えると目の前に休暇村が見えてきました。鏡ヶ成にある休暇村で、イベント時にはここがチェックポイントとなり補給なども受けられるはずです。が、今回はイベントでもなんでもないので自前のもので対処します。

既にロングボトル一本分が空になっていたので、リュックから水を出して補給します。ついでにチョコパンを食べ、渇いたのどを潤すため、ペットボトルをラッパ飲みしました。すると、自分で思っていた以上にのどが渇いていたのか、ゴクゴクと飲みつづけて、2Lのペットボトルが一気に残り3分の1を切ってしまいました。

こんなにのどが渇いていたのかと驚きます。もうちょっとこまめに水分補給していかないとまずいなと思いました。休暇村前の十字路から視線を右に向けると気温計があり、7時半の時点で21度と表示されていました。大阪では考えられないくらい涼しいはずなのですが、久しぶりに太陽の下でロードバイクに乗っているからか、暑さを感じます。

軽く休憩できたので、再び進み始めました。てっきり、この休暇村で最高標高になるのかと思っていましたが、実際には十字路を左折してもう少し行ったところがそうだったようです。どうでもいいですが、あと数m高く標高1000m行ってくれれば、また違った達成感もあるのになと思ってしまいました。

最高標高地点を越えるとここからは長いダウンヒルが続きます。脚が重たいので、ここからの下りは重力に身を任せるようにして下って行きました。

この下りは景色もよく、何か所も展望台がありました。ですが、どうやらこの位置からでは大山が見えないようです。名前も知らない山をいくつも見ながら下り続けていました。

何も考えずにどんどんと下っていくと、途中で異変に気がつきます。サイコンに表示させていたツール・ド・大山のコースから外れてしまっていました。どうやらこの45号線を真っ直ぐ下り続けるのは間違いだったようで、途中にある44号線へと左折しなければいけなかったようです。サイコンにルート表示させておいて助かりました。危うく見当違いのところに行ってしまうところでした。

ツール・ド・大山の道路標示

もっとも、道路にツール・ド・大山の案内がちゃんとあったようなので見ていればよかったのですが、スピードの出る下りでは全く見ていませんでした。

44号線はしばらくクネクネとした下りカーブをこなして進んでいくと、やがて小さな町に出てきます。琴浦町というところに出てきたみたいです。ここを少し通り抜けてから再び左折して34号線へと入ることになります。

この琴浦町まででおおよそ40kmほど走ってきました。途中から長い下りがあったので挽回できるかと思っていたのですが、ここまでで2時間ほどが経過しています。この後は登り基調のアップダウンになっているはずなので80kmのコースですが4時間では無理そうかなと思い始めました。

ここまでは基本的に大きな道でしたが、この34号線からは一車線の道を山の中に向かって進んでいくようです。34号線に入った瞬間に「ダーン!!」という音が鳴り響きました。この音は猟銃でしょうか。クマや猪に出会いませんようにと祈るようにしながら先へと進んでいきます。次回へと続きます。