伊勢旅行⑦風見荘二泊目

旅行2日目の昼から

午前中にパールロードを中心として80kmほど走行して宿に帰ってきたのは11時半くらいでした。とりあえず、シャワーを済ました後に何か昼食を食べに行こうと考えました。

実は前日から全くでなくなっていた便なのですが、この日も便が出ず胸がムカムカする感じがしてあまり食欲もありませんでした。しかし、何か食べればその分便も押し下げられて出るに違いないと考え、ガッツリと食べに行くことにしました。

昼食に選んだのはカレーです。この伊勢市には地元民が食べるB級グルメ店が3件存在するらしく、そのうちの一軒がこの日行った「キッチンクック」という食堂なのです。

ここは親父さんが一人で切り盛りしている店なのですが、かなり混雑していました。私が入った時には座る席がないくらいで、親切なサラリーマン2人組のテーブルに相席させてもらいました。

この店のことはゲストハウスに一週間滞在しているという変わった旅人から1日目に聞いていました。この店にはメニューには載っていない「カツドライカレー」が非常においしいのだそうです。このカツドライカレーというのは通常のドライカレーの上に大きなカツがのっていてさらにその上に自分でカレールーをかけて食べるというの何ともボリューム満点の料理なのです。そのため、来ているお客さんもたくさん食べそうな男性ばかりでした。

私がこのカツドライカレーを注文して待っていると、相席していた親切なサラリーマンたちは食べ終わって帰っていきました。その次に店に入ってきたのはなんと私にこの店を教えてくれた人と、昨日一緒にゲストハウスのロビーで話をしていた人でした。せっかくなので一緒の席で食べることにしました。

昨日私と話していたNさんは実は一晩中のみに出ていたそうです。そのため、睡眠時間も短く何もしていないのに汗が玉のように噴出していました。大丈夫かと心配になるほどでしたが、注文したのは私と同じカツドライカレーでした。ボリューム満点のこの料理を何とか平らげていたのにはある意味感動するほどでした。

一緒に話をしながら食べていたのですが、昨日一晩中飲んでいたのはママさんがものすごくきれいだったからだそうです。いったい何をしに伊勢にまで観光に来ているんだとみんなで笑いあいました。

そんなNさんですが、食後は内宮を見に行くといって一人で歩いていきました。残った私ともう一人は本当に大丈夫なのかなといいながら宿に戻ることにします。

まったりと休憩

当初は私も外宮や内宮に観光にでも行こうかと考えていました。しかし、ロードバイクで走ったためジャージが汗だくになっており、昨日のように水道で洗うと絞っても水がしたたり落ちてきてしまうので、この日は洗濯機を使用することにしました。ゲストハウスには洗濯機も置いてあり100円払うと使用できるのです。

しかし、この洗濯機は私が使う前に誰かが使用していたようです。順番を待たなくてはならずしばらくはロビーでゴロゴロして時間をつぶすことにしました。

ゲストハウスはいろいろな旅人が集う場所ですが、日中はみんな観光などに出かけており、宿泊客も昼間は来ることがないのでかなり静かでした。だいたい2~3人ぐらいがのんびりしているといった感じでしょうか。ここには漫画もたくさん置いてあったので、私はジョジョの奇妙な冒険とい漫画を読んでいました。このシリーズは割と読んでいたのですが、スティールボールランという話は最初のほうしか知らず、読んでいくごとに面白くて時間を忘れて読みふけりました。

洗濯機も空いたので使用したのですが、時間が45分と表示されていた割に実際は終わるまでに1時間半くらいかかったのではないでしょうか。結局3時を回ってしまい、漫画を読んではソファーで眠ってを繰り返していると観光する気分ではなくなってしまいました。

そのため、伊勢神宮は見ずに終わってしまいました。今から考えると外宮くらいは見ておいてもよかったのかなとも思います。まあ、観光などはいつでもできるのでまたの機会ということにしておきましょう。

さて夕方になったので特に動いていませんが、夕食を食べに行くことにしました。ここでも地元民に有名なB級グルメを食べに行くことにしました。宇治山田駅の近くにある満腹食堂というところです。ここのからあげ丼が絶品ということを聞いて食べに行きました。

思っていた以上にしっかりとボリュームもありおいしかったのですが、正直晩飯に食べるものではなかった気がします。イメージ的には学生などが昼食に食べる丼といったところでしょうか。店員さんが若くてかわいかったことが印象に残っています。

楽しかったゲストハウスの夜

さて、おいしくてお腹も膨れたのですがもう少し何か食べたいなと思ったので、近くのスーパーに行きお酒と一品料理を買って帰ることにしました。これを宿のロビーで食べることにしたのです。

1日目はゲストハウスのロビーはほぼ全員がお酒を飲んで騒いでいるといった感じでしたが、この日は違いました。特に若い男連中の数がぐっと減っていたせいで明かりを暗くしたロビーには静かな大人の雰囲気がありました。

だいたい私を含めて男は3人ほどで後は女性が6人くらいという状況でしたのでみんなで一つのテーブルに集まってそれぞれが食べながら話をしていました。何を話したのかはあまり覚えていませんがそれぞれの職業や生活などを話していてすごく面白かったです。

また、昼食を一緒に食べた変わった人は「私は占いができます」などといいだし、「よし、誰か占ってもらえよ」などといったわけのわからないテンションになっていました。ちなみに私は占いなどはあまり興味がないのでスルーでしたが(笑)

途中で記念写真をパシャリ

風見荘2日目夜

みんなの話を聞いていると一人でゲストハウスに来る旅人というのは変わった連中が多いのだなと感じました。また、思ったよりも自転車で旅をした経験のある人がいるのも驚きでした。「私は1日3時間しか自転車に乗れません」という女の子はかつて2か月かけて沖縄まで自転車で旅行したことがあるそうです。公園のベンチの下で寝たこともあるとか。最終的には自転車で走っているとダンプカーに跳ね飛ばされて奇跡的に怪我はしなかったものの、それ以降乗ることはなくなってしまったそうです。

そのほかにも、いろいろと自転車旅行をした人の話を聞けて楽しかったです。いつもはホテルや旅館などで泊まるので誰かと話すこともないのですが、このように全く知らない人たちと話ができるというのは非常に楽しいものだなと思いました。次に自転車旅行に行くときもゲストハウスやユースホステルなどを使用してみようと思いました。

結局時間ぎりぎりの11時半まで話を楽しんで、そこから歯磨きなどをして寝たのが12時前くらいでした。いよいよ明日は大阪に帰ることになります。この日は80kmほどしか走らなかったとはいえ、予想以上に脚に疲労がたまっており痛みもあるのでどれくらい走れるかは不安ですが、とりあえず朝早くに出発して熱くなるまでに少しでも大阪に近づければと思いました。

目次

  1. 伊勢旅行の準備編
  2. 長居公園~竹之内峠~高見トンネル編
  3. 高見トンネル~桜峠~伊勢市編
  4. 伊勢神宮~風見荘一泊目編
  5. 伊勢市~二見~鳥羽編
  6. パールロード~志摩スペイン村~伊勢神宮編
  7. 風見荘二泊目編
  8. 伊勢市~松阪・津市~長野トンネル編
  9. 長野トンネル~伊賀上野~月ヶ瀬・柳生~大阪へ帰宅編