ロードバイク乗りは「M」である

SMフォーラム

以前アウグーリオで住田さんと話した時のことをふと思い出しました。このときはまだロードバイクにはまり始めた直後くらいだったと思います。

まだロードバイクに慣れていなかった当時は用もなくお店にお邪魔していろいろと話を聞きながら情報収集をしていました。その中で「大阪でロードバイクが走りやすいコースはどこか」という話題になりました。

南大阪を中心として走るならばどうしても奈良県や和歌山県に向かって走っていくことになります。せっかくのロードバイクを大阪の信号が多いところを走るのはもったいないからです。ストレスも多いですし。

さて、そんなわけで奈良や和歌山に向かって走っていくともれなく「山」が登場します。この時、どんなルートを通っても必ず「登り」をクリアしなくてはならず、また反対に奈良や和歌山から大阪に帰るときにはさらに斜度の強い坂を登って変える必要があります。

これを聞いて、まだまだ坂に苦手意識があった私は何とか坂を避けて走れないものかと考えたりしたのですが、住田さんいわく「いずれ山を求めて走るようになるよ」ということでした。

よく自転車で坂を登っていられるなと感心したものですが、これも住田さんに言わせると「自転車乗りはMが多いから」といわれました。どういうことかと尋ねると、「ロードバイクに乗っている人は、ヒーヒーいいながらそれでも毎回山に登りに行ったり、ヘロヘロになるまで遠くに長時間走りに行くがこれはどう考えてもMの人間にしかできないよ」といわれてそんなものかなと思ったりしました。

しかし、今この言葉を思い返してみると確かに私も走るときには自ら山を求めて走るようになっています。登っている時には「しんどい」という言葉しか出てこない行為なのに自ら望んでそこに行くというのは確かにMかもしれません。

また、毎日ローラー台でまるでハムスターが如くクルクルと景色の変わらないところでペダルをこぎ続けている様はMを越えたドMの世界に足を突っ込んでいるのかもしれないなと思いました。もっと日本にロードバイクを広めるにはMの人間を増やしていかないといけないのかもしれませんね。