ピストバイクの販売規制について

規制案を提出

東京都が「自転車安全利用条例」を制定し、2月の都議会定例会に条例を提出し、夏ごろに施行できるようにと考えているようです。

この自転車安全利用条例では「ピストバイク」の販売を規制することを目指しています。

ピストバイクは最近になって、自転車の軽量化やファッション性などが注目されて乗り始める人が増えています。

しかし、もともとピストバイクは通常の自転車とは毛色の違う乗り物であり、特に「ブレーキがついていない」という特徴があります。といっても減速・停止ができないわけではなく、しっかりとした制動力があります。ですが、ピスト初心者が調子に乗ってスピードを出しすぎた場合は転倒などの危険性が十分あります。

交通ルールである道路交通法はブレーキを装備していない自転車の公道走行を認めておらず、警視庁によると摘発は09年の2件から、10年は661件、11年は1023件と急激に増えているのが問題にもされていて、実際にロードバイクなどについてよく知らない人たちからは「ロードバイク=ブレーキのない危険な乗り物」という認識が広がっているという実感があります。

そこで、今回の自転車安全利用条例ではピストバイクの販売を規制するという流れになってしまったようです。

具体的にはお客が公道でピストバイクを使用することを知りながら販売することを禁ずる条例となり、違反した業者は勧告を受けた上で事業者名が公表されることになるようです。まるで飲酒運転の法律みたいですね。

さて、ここで少し気になるのがピストバイクそのものについてです。以前アウグーリオで住田さんとピストについて質問したときに「ピストって言うけどショップで売っているのはほとんどシングルスピードだよ」といっていました。後で調べてみるとピストバイクとシングルスピードの一番の違いは固定ギアかフリーホイールギアかということだそうです。要するに走っている時に漕ぐのをやめてもペダル(クランク)が回り続けるのがピストバイクで、ペダル(クランク)が回らなくなるのがシングルスピードということになります。

これは結構大きな違いで、ペダルが回り続ける固定ギアの場合はフラッとペダルでは制動力が確保できないためほとんどの場合はトウクリップを使用することになります。

都議会に条例案を提出する内容ではピストバイクをどのように定義づけしているのでしょうか。単にブレーキが無い自転車のことを指しているのか、はたまた競輪用の本当のピストバイクのことを指しているのか気になります。

まだ、都条例がどうなるかわかりませんが東京都で決定したことはほかの道府県でも影響があるでしょうからこれからも注意してみていこうと思います。