放置自転車、踏みにじられた子供の心

放置自転車対策

以前、面白い放置自転車対策があると書いたことがあります。

これは横浜の新羽駅前で以前より大量の放置自転車があったところに、地域の小学校の生徒が書いた絵を道路に貼りつけたというものでした。子供の絵を貼ることで、その上に自転車を放置するのを良心に訴える形で減らせないかということでした。

この対策をした結果、統計的な数字は出していないようでしたが心なしか放置自転車が減っているように感じるとあり、心が和んだものです。

そして、その時「大阪でも放置自転車が多いのでやればいいのにな」と思いました。

それがたまたま、大阪市の我孫子駅の近くを通った時に同じような放置自転車対策をしているところを見つけたのです。

結構所狭しと自転車が勝手に駐輪されていた場所なのですが、そこに「ここに駐輪している自転車は撤去します」という立札とともに、道路には近くの小学校の生徒が書いたのであろう絵が貼り付けられていました。

しかし、この絵に気が付いたのは、ちょうど絵の上に自転車が放置されている現場だったのです。

放置自転車対策in我孫子

これを見ると私のほうが心が痛くなってしまいました。

わざわざ「ストップ、放置自転車」と書かれた絵の上に自転車が置かれているというのは悲しいものです。

やはり大阪には心無い人が多いのだろうかと考えてしまいました。

しかし、この絵が全く無意味だったのかというとそうでもないのかなという印象も受けました。というのは、いつもならばもっとたくさんの自転車が放置されているのです。ですが、この時にはいつもよりも自転車の数がかなり少なくて、遠くから見たときには「なんで自転車を置いていないんだろう」と思ったくらいです。

といっても、この日たまたま通って見ただけなのでほかの日や曜日、時間帯でも変わってくるかとも思いますが、やはり子供の絵を道路に貼っていることによって放置自転車を停めなくなった人はいるのではないかなと信じることにしました。

全くのゼロにすることはできないのかもしれませんが、少しでも減ってくれればいいなと思います。後は、いつからこの絵があるのかどうかがわかりませんが、「慣れ」が生じて再び放置自転車増えてこないことを祈るばかりです。