一番好きなロードバイクの動画

ロードレースが好きになる動画

ロードバイクに乗ってしばらくするまではロードレースなどについて全然知りませんでした。

しかし、せっかくロードバイクを始めたからにはプロのロードレーサーの走りをみたり、レースについても見ておくのもいいだろうと考えました。しかし、残念なことに日本ではロードバイクのレースについてテレビなどで放送されることはほとんどありません。昔はツール・ド・フランスの総集編などは深夜に放映していたようですが、現在ではそれすらもありません。

有料放送のJスポーツというチャンネルではロードバイクのレースについてやっているようなのですが、見る環境もなく、さすがに見た経験もないのに有料放送を契約しようという気にもなりませんでした。

そこで、ネットでどんなものがあるのかなと適当に探していたときにものすごく衝撃を受けたのがこの動画です。

2010年に行われたツール・デ・フランドルというレースの動画です。

この動画のスタート地点まででかなりの距離を走っており、このレースでの有力候補が絞られてきて、ついに先頭はファビアン・カンチェラーラとトム・ボーネンの2人になっています。

ファビアン・カンチェラーラはスイス生まれのTTスペシャリストで平坦路をよーいドンで走らせるとほかの人は絶対に勝てないくらいのレベルの選手であり、トム・ボーネンはドイツ生まれのスプリンターでクラシックレースで無類の強さを誇っています。

ゴール前でのスプリント勝負になるとカンチェラーラは分が悪く、逆にボーネンのほうは最後までカンチェラーラから遅れずについていければ勝てるという状況の中、カペルミュールという斜度が19・8%もある激坂に差し掛かります。

で、結果は動画を見ての通り、カンチェラーラがカペルミュールで「爆発した」と表現されるようなあり得ない登りを披露して、まるでワープでもしたかのようなスピードでボーネンを置いていって独走に持ち込んでしまいました。こうなると1人旅が得意なカンチェラーラに追いつける人間は存在しません。結局このレースの勝者はカンチェラーラとなりました。

このカペルミュールで出したカンチェラーラのパワー(出力)は1450wにもなるそうです。瞬間的に出したパワーですがここまで長距離を走ってきてなおかつこの出力の高さというのはプロの間でも信じられないくらいで、なんとレース後には「電動のモーターでもフレームに仕込んでいるのではないか?」とまで言われて、実際にフレームをレントゲン撮影までしたそうです。

当然、モーターなどが入っているわけもなくカンチェラーラの伝説の1ページになっただけでした。

初めてこの動画を見たときに衝撃を受けました。ロードレースについて全く知識がなくともその凄さがわかるからです。また、このようなレースを見るとほかにもすごいレースがありそうだと、ロードレース全体についても興味を持つことになりました。ロードレースを見たことのない人にはぜひ見てほしいなと思います。