日本にいながらジロ・デ・イタリアに歴史を刻む方法

路上ペイント

ロードバイクのレースとして世界的に有名なものが3つ存在します。日本でも有名なレースとして「ツール・ド・フランス」のほかに、イタリアで行う「ジロ・デ・イタリア」とスペインで行う「ブエルタ・ア・エスパーニャ」がそうです。

これらの3つのレースを総称して「グランツール」と呼ぶこともあります。

ツール・ド・フランスは世界中でも最も知られたレースで格式高いものであり、ジロ・デ・イタリアはそのレースレイアウトが選手をいじめるために行っているのかと思うようなドSなレース、そしてブエルタ・ア・エスパーニャはひたすら標高の高い山岳レースを登るというようにそれぞれに特徴があります。

かつてランス・アームストロングがツール・ド・フランスで7連覇を達成したときに、ツール・ド・フランスのみにコンディションの調整を合わせていく方法を確立したために現在でも多くの選手がそれにならってジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャは蔑ろにされている感もあります。

しかし、それはツール・ド・フランス以外は魅力がないというわけでは決してなく、2012年のグランツールでいえば圧倒的にブエルタ・ア・エスパーニャのほうが見どころがあり面白かったです。また、ジロ・デ・イタリアのほうも最終日まで総合優勝の争いが見られたため非常に楽しめました。

さて、そんなロードレースですがレースを見ていると選手が走っているコースの道路にいろいろと文字が書かれているところがあります。これはいわゆる路上ペイントと呼ばれるもので、選手を応援するために選手名を書いたりしています。

もっとも、この路上ペイントは本来認められるものではないようで基本的には夜中などにこっそりやって主催者側もあくまで黙認しているだけというようで、なかには警察のお世話になってしまうケースもあるということです。そのため、だいたいはチョークなどすぐに消えるもので書いていることも多いのだそうです。

例えば2011年には日本人の別府選手の名前をコース上に書いてある例もありました。

2011年ジロ・デ・イタリア路上ペイント

これなどもチョークで書いているようなのでおそらくは完全に消えてしまっていることでしょう。

しかし、今年は主催者側の粋な計らいで5月14日第10ステージのフィニッシュ地点、Altopiano del Montasioまで2km地点あたりにピンクのペンキで描かれる路上ペイントをツイッターで募集しているイベントを行っています(参照記事)。

これはツイッターで、ハッシュタグ#montasiostageを付けて、英語かイタリア語で呟くことによって、その中から200ツイートが選ばれて主催者側が書いてくれるため日本に居ながらにして路上ペイントをジロ・デ・イタリアのレースに刻むことが可能なのです。

この路上ペイントはレース後もそのままの状態で残してくれるようなのでチョークよりもはるかに長期間そのままの状態で残ることでしょう。受付期間が4月1日までとなっているので興味のある方はツイートしてみてはいかがでしょうか。