初めてのロードバイク購入をネットでする場合には初期伸びに注意する

ワイヤーが伸びる

ロードバイクを購入するときにはいくつかのポイントがありますが、その中の一つに初期伸びがあります。

ロードバイクは舗装された道路をいかに速く楽に走れるかを目的として作られた乗り物ですが、速く楽に走るために変速機能がついています。この変速機能はワイヤーを使い、ディレイラ―の位置を調節することでギアチェンジを行って、その時々のシチュエーションに合わせて最適なギアをチョイスして走ることによってスピードも体力の消耗も全く変わってきてしまいます。

このように変速機能は大変便利なのですが、もしもこの変速がうまくいかなくなってしまった時のフラストレーションというのは相当なものです。レバーをカチカチしても正常にギアチェンジが行えなければこれはストレス以外のなにものでもありません。

そんな変速機能の狂いを引き起こす原因はワイヤーが伸びてしまうことにあります。フロントディレイラーやリアディレイラーは足元にあるためにこれを走りながら手元で調節できるように手元の変速レバーからワイヤーをディレイラーまで通しているのですが、ここでのワイヤーが伸びてしまうと変速性能に狂いが生じてしまうのです。

そして、そんな狂いが起こりやすいのが購入したてのロードバイクにある「初期伸び」です。

ワイヤーというのは伸びますが、どこまでも伸び続けるものではなくある程度伸びてしまうとそれ以上には伸びることはありません。つまり伸びやすいのは新しいワイヤーを使い始めたときになるのです。

ワイヤーは変速機のほかにもブレーキにも使用していますが、どちらかというと変速側のワイヤーのほうが初期伸びしやすいようです。変速は頻繁に行うので伸びやすいのでしょう。

初期伸びが起こった場合には当然対処法があります。ある程度の伸びであれば画面のCの調整ボルトをクルクルと回してやれば調整は可能です。

リアディレイラー

しかし、組んだばかりのロードバイクでは結構初期伸びが起こるようで、私がネットで購入した際のものであれば購入後しばらくはワイヤーが伸び続けて4回ほど調整が必要になりました。これは慣れた人ならば問題ないのかもしれませんが、ロードバイク初心者には結構面倒な作業になります。

本来は初期伸びをある程度防ぐ意味でも組み上げたロードバイクのギアをアウターローに入れてしばらく放置しておくそうです。こうしておくことで自然とワイヤーが伸ばされますのでその後再度調節を行って納品するのですが、ショップによってはやっていない場合などもあり購入後に何度も調整が必要となってしまうケースがあるようです。

もしも、自分で変速調整を行う技術が無くうまくできる自信がないのであれば、この初期伸びのことも考えてロードバイクの購入はネットではなくきちんとしたショップで行うようにしたほうがよいでしょう。そのほうが多少ネットよりも値段が張ったとしても、その後の調整などを無料でやってくれたりもしますので結果的にはいいものを安く手に入れることにつながると思います。初めてロードバイクを買う人は初期伸びというものがあるというのを頭に入れておきましょう。