アップダウンを走ると疲れてしまう原因について

アップダウン

ロードバイクに乗り始めてそこそこの距離が走れるようになってくると、毎回必ず坂を目指して走りに行くようになりました。

大阪は平野なので平坦なのですが、20kmほど走れば奈良や和歌山との境に山々があるので意外といろいろな坂道を走ることができるのです。また、山を越えずに山に沿って走るようにすればひたすら続くアップダウンもあり、いろいろな走りのバリエーションを楽しむことができます。

しかし、この坂を走るということで以前より不思議に思っていることがありました。それは登りを登るときよりもアップダウンで登りと下りが繰り返しあるときのほうが体が疲れるのです。ずっとなぜなんだろうと思っていました。

その原因はアップダウンでの走り方にあるようです。よく「下りでも脚を止めずに回し続けろ」と言われるのですが、それまでは楽をしようと登りをクリアした後の下りでは脚を休めて再び登りがはじまったら漕ぎ始めるようにしていたのですが、これがいけなかったようです。

自分の感覚としてはずっと登り続けている時よりも、アップダウンの下り部分では脚を休めて走っているのでそちらの方が楽をできて体力も温存できているものだとばかり思っていました。

確かに脚を止めてはいるのですが、体が疲れる原因は心拍数にあるようです。

アップダウンは登りと下りが交互に続くことになるわけですが、必然的に登りのときには心拍数が上昇します。そして登り終えて下り始めたときに足を止めてしまうと、心拍数は急激に減少することになります。そして再び登りが始まればそれに合わせて心拍数が上昇するという繰り返しになるのです。

この心拍数の増減はあるトレーニング方法に似ています。つまり、これは「インターバルトレーニング」を行っていることと同じになってしまうのです。

ローラー台に乗ってみればよくわかると思いますが、たとえ心拍数が高くとも一定ペースで走っているほうが、インターバルトレーニングのように心拍数を上げたり下げたりするよりも結果として体の負担は少なく済むのです。

つまり、自分では脚を休めて楽をしているつもりだったのが、全くの逆効果で体に負担をかけるハードなトレーニングと同じことをしていたことになるのです。疲れて当然ですね。

もしもアップダウンがロングライドの中盤に登場すればそこでかなり脚を使ってしまい、帰りにはフラフラになっていることでしょう。それを避けるためにアップダウンを疲労を少なくクリアする方法を知っておく必要があります。

疲労を少なくする方法は「心拍数を一定に走る」ということにほかなりません。つまり、下りに入っても心拍数が落ちないように脚を回し続けて下る必要があるということがわかると思います。これが「下りでも脚を回し続けろ」と言われる理由となります。この理由を知っていないとついサボってしまい、結果として余計に疲れてしまうという悪循環に陥ってしまうことになると思います。

アップダウンも楽しく走れるように下りでもしっかりと回転数を維持して心拍数を保ちましょう。しかし、そうすると下りではかなりスピードが上がることになりますので、くれぐれも事故を起こさないように気を付ける必要があります。十分注意して走りましょう。