木製フレームの乗り心地について

木でできた自転車

先日、アウグーリオのブログにて面白い記事がありました。なんと木でできた木製フレームの自転車があるというのです。

といっても店頭販売しているわけではなく、住田さんの知り合いのイタリアの工房で修行をしてきた職人さんが日本に帰ってきて作った自転車を持ってきたとのことです。持ってきたのはプロトタイプの木製自転車「もっくる」というそうです。

もっくる

ブログで写真を撮ったときに持ってきただけで今は店頭に並んでいないので実物を見ることはできませんでした。その代わりいろいろと話を聞いてみました。

まず、この木製フレームについてですが、ぶなの木でできているそうです(多分)。実はぶなの木というのはフレームには適さない木材のようです。そのためいくつもの木を圧縮してフレームに使っているそうです。

この木材を使い、つなぎ目はラグでつなげています。ギアは耐久性に優れた内装式で8段になっているそうです。

ブログ記事には値段については書いておらず「高いです」としかわかりませんでした。そのため、いくらぐらいするのかと聞いてみました。

なんと木製フレーム「もっくる」のお値段は47万円だそうです。しかし、以前何かの雑誌ですべて木材で作った自転車が200万円だと載っていた印象が頭にあったので「意外と安いのではないか」と思ってしまいました。完全に金銭感覚がおかしくなってしまっていますね。しかし、なかなか手が出せない金額には間違いありません。

この写真のものはプロトタイプのものですが販売しているのは量産品である程度の完成度があるようですが、さすがにプロトタイプはいろいろと改良点がある状態だそうです。

このプロトタイプに住田さんが実際に乗ってみたそうです。木製フレームの乗り心地とはいったいどんなものなのかと気になってはいたので質問してみ聞いてみました。

住田さんの感想では「なんともいえない乗り心地」だといいます。フレームはやわらかいわけではありませんが決して硬くもなく絶妙なバランスを持っているとのことです。

ガチガチのフレームではないので決してスピードが出せるフレームというわけではないようですが、そのしなやかな走り心地からいつまでも笑いながら走っていられる自転車であるそうです。

職人さんの考え方として、より長く自転車を楽しんでほしいという思いから、変速機などは内装式のもので故障などが少なくすむように設計されています。

話を聞いているとすべての部品を日本製でこだわり、いかに自転車を楽しんで乗ってもらえるかを考えて作られている自転車ということがわかりました。値段が高くて購入するというのはなかなか難しいですが、一度くらい自分でも載ってみたい名と思う一品です。