5月 8 2013
自転車は左折専用レーンを直進しなければならない
道路交通法の不思議
ロードバイクに乗るまでは自転車に乗っていてもほとんど気にしたことが無かった道路交通法ですが、やはりスピードの出るロードバイクに乗り始めると一歩間違えれば死亡事故につながってしまうため基本的なことは知っておかなければならないと思うようになりました。
といっても道交法については車の免許を取りに行ったときに得た知識程度しか持ち合わせておらず、そこまで詳しいわけではありません。実際にロードバイクに乗っていると「あれ、この走り方で本当にあっているんだろうか」と思うことがいくつかありました。以前書いた右折方法などもその一つです。
そして今回は以前より気になっていた「直進方法」についてです。
ロードバイクをはじめとした自転車は道交法上では「軽車両」として基本的には車と同じような扱いとみなされます。しかし、右折方法でもあったように交差点などでは車とも原付とも違った扱いをされる場合が存在します。
そして、そのほかにも交差点の中でもたまにある「左折専用レーン」についての自転車の走り方が以前より気になっていました。
左折専用レーンというのは正式には「左折車通行帯」というようです。これはある程度交通量の多い交差点などに設置されており、真っ直ぐに進む車と左折する車を交差点で別々の通行帯に分離することによって車の流れをスムーズにする働きがあります。
基本的には車は左折する車のみが左折車通行帯を進んで、それ以外の直進や右折車などがその通行帯よりも右側のレーンを進むことになります。
これだけを見ていると「自転車は車と同じ扱いだから、真っ直ぐに行きたい場合は左折専用レーンを進んではいけない」と思ってしまうのではないでしょうか。
特に通常の信号であればどちらを走っていても大差ないかもしれませんが、もしもその交差点の信号が方向指示器がついていた場合は自転車にとっては大変です。なぜなら直進したいのに左折専用レーンにいた状態で方向指示器が「←」を示してしまうと後ろから来る車の邪魔にしかならないからです。
そのため、私は今まで左折する車の邪魔にはならないように「車と同じような扱い」で自転車も直進レーンに来るようにしていました。
しかし、これは道交法では違反になるようです。
本来は自転車は左折専用レーンを直進しなければならないようで、直進レーンにいてはいけないのです。もしも、後ろから左折する車が来て危険を感じたときには自転車を押して歩道に上がれというのが警視庁の言い分になります。
そんなことをしていたら命がいくつあっても足りないのではないかと思ってしまわなくもありませんが、一応決まり事になっているようなので特にロードバイクに乗る人は知っておいたほうがいいかと思います。
また、この法律は車に乗っている人にも十分認知されておくべきことかなと感じました。少なくとも左折専用レーンにいる自転車が方向指示器が←に変わっても動かずにいたとしても「邪魔だ。轢かれたいのか」などと思わないようにしてもらう必要があるかなと思いました。
5月 08, 2013 @ 08:30:46
法律上はおっしゃるとおりだと思います。
しかし、交差点にはいろんな形状がありますよね。
左折専用信号があったり、分離帯があって左折レーンを走って行くと
直進が物理的に不可能になってしまったり。
もしその辺は、臨機応変なんて言い出したら、人の見方でなんとでもなってしまい
困りものです。
法律はいかなる場合においても、一つであって欲しい者ですね。
自分のよく走る国道の交差点にも左折レーンがありますが、
左折専用信号があり、スムーズに直進するためには直進レーンに入った方が
安全な場所があります。
そのため、直進レーンをいつも走行しています。実際ロードバイクの多くは同じように
直進レーンに並んでいるようです。
実は、その交差点には交番があるんですが、この事について注意された事は一度も
ないんですよ。つまりルールとは別に黙認している様子です。
だからと言って他の交差点でも通用するかというと、これは微妙ですね。
困るのは、おまわりさんの解釈が人により違う事です。直進レーンOKと言ったり
歩道に上がりなさいとか言われたら、困惑してしまいます。
参考までに、左折レーンがある場合は、レーン内の右側走行ができるとしたサイトを見つけました。
http://blog.jablaw.org/?eid=1074746
5月 08, 2013 @ 17:14:08
Siruさん、こんにちは。
そもそも自転車が道路を走るように設計されていないので何をするにしても問題がでてきてしまいますね。
左折専用レーンの右端を走るというのは参考になりました。
しかし、大阪でこんな走り方をすれば間違いなくクラクションを鳴らされて幅寄せされそうですね。なかなか試してみるのは難しそうです。
9月 10, 2014 @ 08:57:34
警察学校を出ただけの現場の巡査の判断なぞよりも、あなた自身がはっきりと知っている法律の決まりを守ることを優先させるべきです、って今更もう見ないか・・・
3月 09, 2016 @ 01:40:02
法律は必ずしも自分を守ってくれませんからね。
自転車が直進レーンや右折レーンに入って警察に何かされた、などということも聞きませんし、警察自身も、法律面は置いといて、それが安全に即した自転車の走り方であると理解しているのでしょう。
法律を振りかざすなら、自動車のクラクション=警音器使用制限違反や歩道前一時停止無視だってガンガン検挙されて当然なのですからね。
適宜、自転車は道路構造にあわせた安全な走り方をすればよいのであって、現状のむちゃくちゃな自転車道交法や自転車を想定していない未熟な行政が作ってしまった道路環境にイチイチ合わせようとも、それ自体が支離滅裂であり、時には事故を誘発してしまいかねない自転車走行になってしまう場合もありますので、無理に守ればいいというものでもありません。
私はSiruさんを支持します。
9月 10, 2014 @ 08:55:12
そこで言われているのは、
> このような交差点を直進するには、左折レーンの右端ギリギリの所に位置することを、お勧めいたします。
ということであって、それ以上でも以下でもありませんよ。
これは、自分は直進するということを先行車・後続車に明示する意味を持ち、また、後続車をブロックすることで物理的にドケドケオラオラと無理な追い越しをされないためのやむを得ない回避策ということでしょうね。
私は左折レーン走行を厳守していますが、適宜このようなことはしています。
咎められなければ違法行為もいとわない態度のロードバイクが少なくないおかげで、結局自転車は車道の無法者であり邪魔者でしかないということになっているという自覚を持ちましょうね。その跳ね返りとして幅寄せ等がある訳ですから。
3月 09, 2016 @ 01:33:14
警察でさえ黙認せざるを得ないほど、自転車に関する道交法と実際の道路標示、道路構造がむちゃくちゃな現実がありますから、GDN氏のように自転車だけを悪者にするような言論は間違っていますね。
車道の無法者などという汚い言葉を使うならば、自動車なんてほぼ100%が交通犯罪者ですよ。
http://greentoptube.hatenablog.com/
交通犯罪者における刑務所懲役者のほぼ100%が自動車という現実をGDN氏は見るべきですね。
速度超過も犯罪、横断歩行者等妨害も犯罪、幅寄せに至っては道交法の範疇を超えた”刑法犯”ですよ。そして、そういった交通犯罪行為を自動車運転手らは日常的に繰り返している。違法駐車もれっきとした交通犯罪であり、事故を誘発し多額の賠償が下される危険行為です。
繰り返しになりますが、自動車による幅寄せは凶悪犯罪であり、許してはならない、ということです。自動車運転手の自己中心的な感情によってそれがされることを許しては、道路がより危険になってしまいますからね。通学路でさえ自動車の速度違反が目に余るというのに、それを棚上げして自転車だけにツバを飛ばす自転車差別主義者を見ると、私は怒りを感じるものです。
もっとも社会に害を及ぼしている自動車連中のモラルの劣悪さを棚上げして、道路行政無策怠慢にも言及せず、自転車だけを攻撃するような差別主義者にはなりたくないものです。
10月 18, 2016 @ 14:06:38
自転車は、軽車両、原付バイクと同じ二段階右折。左折レーンは、左に曲がって、迂回路まで、走って、クリアしてます。やっぱり、人力では、無理があります。走る、ボリュームを落とされても、車には、かないません、譲り合って走る事で、危険回避して走ってます。車の右抜きも、極力避けてます。この前、路線バスに、気がつかずに、停留所から、発進されて、第二走行車線に並走。恐ろしいことになりました。やはり、先に行かせたり、こちらが行かせてもらったりが、良いと感じます。やはり、人力。漫画みたいな、カッ飛びうんてんは、やってみたいけど、公道なので、相手をブロックしてしまいます。これでは、いけません。私も、勉強してません。でも、自転車愛好家です。