ロードバイクとの出会い

本当は買う気はなかった

私は今でこそ毎日のようにロードバイクでローラー台を使ったトレーニングを行い、週末にはロングライドを楽しんでいるのですが、最初はロードバイクを自分が乗ることになるとは考えてもいませんでした。

かつて知り合いに自転車乗りがいました。その人はマウンテンバイクに乗って山の中を駆け下りていくダウンヒルを主に行っている方だったのですが、この人のことを最初に知った時には「よく自転車なんかに夢中になれるな」というものでした。

しかし、運命はどう変わるかは誰にもわからないものです。私もすっかりと自転車の魅力にはまってしまいました。

といってもこの人に直接影響を受けたわけではありません。しばらくは自転車のことを忘れていたくらいです。

数年後、転機は訪れました。私ははれて一人暮らしをするようになったのです。一人暮らしといえば生活環境がガラッと変わるものですが、もともと私はインドア派なのであまり家からでなくなってしまうことも考えられました。

そこで、何か活動的なことはないかなと考えていたところに知り合いから自転車に乗ってみてはどうかと勧められたのです。

この時になって初めて自転車に関心を持つようになりました。この時はやはり日本人としてよくある「自転車=ママチャリ」というイメージがあったので、自転車に何万円もかけることはありえないと思っていました。

そこで、目に留まるのはマウンテンバイクやクロスバイクなどです。まずはネットでじっくりと調べてみることにします。

いろいろな自転車を見ているとあるものが目に留まりました。それはシボレーのマウンテンバイクです。

この形と色が私の中でグッと来たのです。これにしようかなと思ったのですが、やはり実際に実物を見てみたいと思いました。

すると、私に自転車を進めてくれた方が「これならあそこの店に置いてあったかもしれない」と教えてくれ、その店まで案内してくれたのです。

この時、私の中ではマウンテンバイクにほぼ決まりかけていました。もし、この時にマウンテンバイクを購入していたら今のように自転車にどっぷりとつかっていなかったかもしれません。

お店に行ってみると確かに私がほしかったものと同じマウンテンバイクが置いてありました。そこで、店主に頼んでまたがらせてもらうことに。

しかし、実際にまたがってみるとこれはどうも合わないのではないかと感じていました。そして、またがっているときにも私の目はほかの自転車にくぎ付けになっていたのです。

それがこのランドギアのロードバイクでした。

ネットで見ているときにも気にはなっていた種類の自転車なのですが、私が気になっていたのと同じ型のロードバイクが偶然にもこの店に置いてあったのです。

マウンテンバイクを保留して、このロードバイクにもまたがらせてもらうことにしました。すると、少しサイズが小さいような感じもしたのですが、かなり気に入ってしまい、その場で購入する気になってしまいました。

ですが、シボレーのマウンテンバイクは2万円ほどでその金額は用意してきたのですが、このロードバイクは4万円もしたのです。今から考えるとロードバイクとしては大した金額ではないのですが、初めてロードバイクを見た私にとっては非常に高価なものに感じられました。

足りないお金はなんと店に案内してくれた方にお借りして、その場でそのロードバイクを買ってしまいました。これも今から考えると、ほしいと思ったものをすぐ買ってしまうクセが出てしまったのでしょう。

このロードバイクは入門中の入門用といってもいいくらいで、なんと上ハンにシフターとブレーキがついているのです。初心者の私はさすがにドロップハンドルにビビッていたので、このタイプのハンドルにブレーキが2つもついているというのはありがたかったです。

その場で購入してすぐに家まで乗って帰りました。この時のわくわく感を今でも覚えています。

こうして私とロードバイクが出会ったのです。今では私の生活の中でなくてはならないものになっているロードバイクと出会えることができて本当に運が良かったと思います。いつまでもこの気持ちを忘れずにロードバイクを楽しんでいけたらと思っています。