自転車で走る際に絶対に必要なものとそうでないものについて

意外と知らない法律

自転車に乗っていてもっとも大切なことは何かというと「安全であること」だと思います。これはスピードの出やすいロードバイクであればさらに重要でしょう。

そして、安全を確保するためにも大切なことはきちんと決められたルールを皆が守って走るということで「法律を守る」ことがあげられます。2013年にはメディアなどでも自転車が道路を逆走してはならないという話題が出たりもしました。ということで今更ながら少し自転車の法律について軽く調べなおしていると意外と知らなかったことがありました。それは自転車に取り付ける装備品についてのことです(参照)。

ロードバイクを含めた自転車は法律の上では車両扱いになるため自転車のことについて書かれた法律としては「道路交通法」があります。この法律に定められた装備義務のある装備品というのは「制動装置(ブレーキ)」と「反射器材」なのだそうです。

最近はロードバイクに乗っているというと「ああ、あれってブレーキがついていないんだよね」と言われることが多くなってしまいましたが、法律ではしっかりとブレーキを取り付けることを規定しており、その性能も指定しているようです。ブレーキは10km/hで走行時に3m以内の距離で停止できる性能が無ければいけません。

もう一つの装備義務の反射器材については少し条件があります。

  • 夜間(日没から翌日の日の出までの間)の道路
  • トンネル内(照明が暗く50m先まで明瞭に見えないトンネル)
  • その他、濃霧の中など、50m先まで明瞭に見えない暗い場所

上記3つのような場所を通行する場合で尾灯を点灯することができない場合には、自転車には反射器材(後方反射板)を装備しなければならないと定めれれているようです。しかし、尾灯が点灯できる場合と上記の場所を走らないのであれば反射器材はつけていなくともいいようです。

と、法律上ではこれしか書いていないため言い返せばライトそのものは装備義務のあるものとして含まれていないようなのです。つまり自転車にライトがついていなくてもかまわないということになります。なので例えば上記の場所を通るときに前照灯は頭に着けるヘッドライトで尾灯は背中に背負ったバッグに取り付けたライトを点灯させている場合でもOKということになります。

さて、ここまでは法律上の話ですが、実際に道路を走る上ではほかの決まりが適用されることになっています。それは条例です。法律は国レベルで決まっていますが、条例は各都道府県ごとによって違います。

例えば警音器(ベル)の装備義務についてがあります。法律としてみるだけならばベルを付けることは義務付けられていませんが条例によってはその装備を義務付けているところもあるため、その条例のある都道府県ではベルが無ければ違反になってしまいます。ロードバイクでロングライドに行く際にはいくつかの県を越えて走ることも珍しくはないため注意が必要です。

こうして法律などについて改めて見るとライトのことやベルのことなど知らないこともあるなと思ってしまいました。そのほか、ロードバイク乗りとしてヘルメットが気になったのですが、法律上では義務付けられていないためかぶらずに走っている人がいても罰せられることはありません。

ただ、やはり一番重要視すべきは安全確保であって法律さえ守っていればそれでいいというわけにはいかないでしょう。夜暗くなってから走るのであればできれば自転車にも体にもライトがついていたほうが安全ですし、ヘルメットは必須だなと思いました。