GPSマップもいいがツーリングマップもおすすめ

デジタルとアナログ

最近GPSマップを見ることのできるATLASのASG-CM31というサイコンを購入しました。このサイコンは走っている最中でもGPSで現在地を確認しながら走ることができるので大変便利です。

それ以前は知らない道を行くときはどうしていたかというと「ツーリングマップル」という地図を持って走りに行っていました。

このツーリングマップルという地図は紙でできており、ある程度の重さと大きさがあるため、ロードバイクで走るには断然GPSマップのほうが優秀なのではないかと思ってしまします。しかし、実際には両方を使い比べてみると、どちらにもいいところがあり両方あったほうが走る楽しみが増えるのではないかなと思うようになりました。

そこで、今回はこのツーリングマップルについていい面と悪い面を書いていこうかと思います。ちなみにこのツーリングマップルというのは昭文社から販売されている、名前の通りツーリング用の地図です。ツーリングといってもターゲットはロードバイクではなくオートバイ用に作成されています。

まず先にGPSと比べるとどうしても見劣りしてしまい部分が確かにありますので、そちらについて書いておきましょう。

デメリット

  1. 荷物になる(重い・大きい)
  2. 現在地が一目で分からない
  3. ナビをしてくれない
  4. 走りながら地図を見ることができない
  5. 雨で濡れると本が傷む
  6. 紙面の関係上、特定の地域しか地図が載っていない
  7. オートバイ向けに作られている

とりあえず思いついたことを書いてみました。それぞれ見ていきましょう。

まず、なんといってもGPSマップと比べた場合、ツーリングマップルは荷物になるということが挙げられます。基本的にツーリングマップルはB5の大きさで250ページ近くあります。そのため、結構な重さと分厚さがあり、とてもではありませんがジャージのポケットに入れて走ることはできません。以前一度だけウエストポーチに折り曲げて入れて走ったことがありましたがあまり得策とは言えないでしょう。今は持っていくときはリュックを背負って中に入れていきます。

対してASG-CM31は大きさは携帯電話程度でしかもステムに取り付けているため、荷物と感じることはほとんどありません。

また、紙の地図というのは現在地を本人が自分で把握する必要があります。今自分がどの道をどの程度走っているのか、この道とその道が交差するのだからこの辺りになるというのをある程度わかっていないと地図というのは持っていても意味がありません。よく地図を読めない女性などといわれますが、自分には地図を見る能力がないと思う人には決定的に向いていないアイテムとなってしまいます。

この点、GPSマップというのは非常に便利です。何も考えなくとも現在地がリアルタイムでわかります。また、この点からナビのことにもつながってきます。

当然ですが地図はナビをしてこれから自分が向かう道を教えてくれることはありません。ASG-CM31ならばあらかじめパソコンでルートを設定しておく必要がありますが、どこで曲がればいいのか一目でわかるようになります。

これは本当に便利です。私も今までツーリングマップルを使っていましたが、ロードバイクは自分の体力を使って走るため道に迷ったり、遠回りをしてしまうというのは時として致命的なミスになってしまいます。そのため、全く知らないところに行った時などはいくつもの交差点を曲がる必要があるときはその都度立ち止まり地図を確認しながら走っていました。GPSマップではこれがなくなるのでありがたいです。

また、先ほども出たように地図はカバンなどに入れているため、見るためには一度立ち止まってからでないと道を確認できません。しかし、ステムに取り付けてあるGPSマップならば走行中でも一目で次の曲がり角などを判断することができます(走行中に画面を凝視するのは危険なのでやめましょう)。

そのほか、紙でできているという特性上雨には弱いです。現に私のツーリングマップルは何度も雨の中を走ったため紙がシワシワになってしまっています。ASG-CM31は防水となっているため、雨が降っても安心して使用することができるのも大きな違いだと思います。

ほかにも、紙面の都合でどうしても日本全国を載せるわけにはいかなくなります。大まかにエリアを区切って作られているため、そのエリアを出てしまうと地図が確認できなくなってしまいます。ちなみに私は関西エリアと中国・四国エリアの二冊を所有しています。

ほかにも、オートバイ向けに作られているというのもあります。お勧めのルートが実はずっと続く坂道で休憩する場所もほとんどないということもあります。オートバイならばほとんど問題にならなくとも、スピードの違うロードバイクでは地獄を見ることもあります。

メリット

  1. いつでも使える
  2. 走りやすいルートを選べる
  3. 情報量が多い
  4. 観光しやすい
  5. 道を覚えやすい

とりあえず思いついたものを書きました。まだまだあるかも知れませんが、これだけでも説明しておきましょう。

まず、一番の違いは「いつでも」使えるということでしょう。というのもGPSマップは電池が必要になるからです。電池が切れてしまった場合。一切見ることができなくなってしまいます。ASG-CM31は公称で15時間使用可能とされています。この15時間というのもなるべく電池を消費しないようにしていた場合の話ですので、実際はもう少し短い時間になってしまうのではないでしょうか。

一日に何百キロと走るブルべなどの出場する人はASG-CM31などのGPSマップを使う場合、電池を充電しながら走るそうです。しかし、紙の地図であれば見れなくなるということはなく、大きなメリットだと思います。

また、GPSマップとは違い走りやすいルートを選ぶことができるというのが最大の魅力ではないでしょうか。これは情報量が多い・観光しやすいともつながってきます。

というのも、ツーリングマップルはツーリングしやすいように実際に道路を走ってどんな道だったかを確認したり、ツーリングした顧客からの情報を反映して作られています。そのため、ほかのどんな地図よりもツーリングに使用しやすい作りになっているのです。

たとえば、このツーリングマップルにはおすすめルートというのが一目でわかるように、道路を太い紫のラインでなぞっています。このような道は景色もきれいで、走りやすい道を設定しているので旅のルートを選ぶ際にはものすごく助かります。

また、道路にはそれぞれ注意書きが書き込まれているのです。たとえば「交通量が少なく走りやすい」といったことや「交通量が多く危険」などもあります。道路がダートで走りにくいやここからは景色がよく見える・見えないといったことや、何月は観光客で渋滞が起こりやすいといった時期的なものまで載っているのです。

このような情報が細かく書き込まれているので、自分の知らない道を通って遠くに行く際にも非常に役立つのです。

また、宿泊施設や温泉などの場所や電話番号などが紹介されていたり、たとえば「この店では何がおいしい」などといったことまで書かれているので、どこで休憩を取るかも選びやすく助かります。ロードバイクでの遠出では当初の予定とは違うところで休憩を取ることなどもあるので便利なのです。観光もしやすくていいですよ。

また、個人的には地図を見て走っていると道を覚えやすいというのもメリットの一つかなと思います。あらかじめどこでどう曲がってどこで休憩するというのを考えながら予定を立てて、実際に走ってみると予定を変更せざるを得ないことも出てきます。そのような記憶というのは走り終わってから地図を眺めながら見直していると、通常よりも記憶に残りやすいのです。それが情報量の多いツーリングマップルであればより記憶に残りやすいと思います。

このように一度走ってしまえば、結構長い時間覚えていられるもので次に走るときには地図がなくとも十分に走ることができるのでそうなればGPSマップなどは必要ないということにもなってしまうでしょう。

いろいろ書きましたが、結局のところ両方を持っていればそれが一番いいのではないかと思います。まだツーリングマップルを見たことがないという人は一度本屋などで見てみると面白いかもしれません。