畳の部屋で固定ローラー台を使ってみた

GPSを拾え!

私は今まで毎日のようにローラー台を使って室内でトレーニングを行っていました。我ながらよく続けられるなと思っていたのですが、最近サイコンを新しいものに変えてから少し事情が変わってきました。

というのも、景色の変わらない単調な運動のみのローラー台を続けるには何か少しでもいいので変化が必要になります。そこで個人的に一番重要だと思っているのがサイコンです。これはその時の速度やケイデンス、心拍数など常に変動し続けるため、サイコンを見ながらならばローラー台の単調さも幾分かマシになるのです。そして、それをデータとして残しておくことでどれだけ運動したかが分かるため、モチベーションの向上にもつながります。

しかし、新しく購入したASG-CM31というサイコンには一つ大きな問題がありました。それは今まで使っていたサイコンと違いGPS機能がついており、このGPSの電波を拾って現在地を把握しない限りタイム計測が始まらないのです。それはつまり自分が何分ローラー台の上で運動していたのかという一切のデータが残らないことを意味します。

このようなことがあってからも、一応はスピードやケイデンスなどを見ながらローラー台を行えるため頑張ってみたのですが、今まで月刊走行距離などはローラー台こみで考えていました。それが一切データとして残らないため走行距離がガクンと下がってしまうことは明白で、モチベーションが上がらなくなってきてしまっていたのです。

そこでいろいろと何か方法がないものかと考えていました。その中に一つだけ対処法があったので試してみることにしたのです。

まず、GPSが把握できない状態になってしまうのは私の住んでいる場所が関係しています。一軒家などならよかったのですが、私は周りを大きな建物に囲まれた小さなハイツに住んでいます。そしていつもローラー台を置いている場所はその建物の真ん中に位置するのです。

そこでサイコンを一番端の部屋の窓際に持っていくとなんとここではGPSの電波を拾うのでタイム計測も可能ということが分かりました。しかし、この状態でその部屋を移動するとまたGPSを把握できなくなってしまいタイム計測が止まってしまいます。そのため、ローラー台のデータを取るにはその窓際の部屋でローラー台トレーニングを行わなければなりません。

この部屋で一番問題なのは床が畳になっていることです。畳が傷つくのはもちろんなのですが、意外と畳というのは上から圧がかかるとへこんでしまいます。以前3本ローラーを絨毯の上において使用してみたところ、3本ローラー+車体+私の体重で荷重がかかってローラーが下に擦れて動かなくなってしまいました

そこで、この部屋で使用するのならば固定ローラー一択になります。

固定ローラーも意外と重いのですがタイヤをローラーに接着して使うため、こすれて動かなくなるようなことはありません。しかし、ローラー台の重さ自体は3本ローラーの比ではなくかなりの重さがあるため、畳が傷つきやすくなってしまいます。

そこで使用したのが近くの雑貨屋で購入したグレースマットです。これは計12個の30×30cmのスポンジ状のマットです。これを組み合わせるとちょうどうまい具合に固定ローラーと畳の当たる面をカバーできました。

目の前には扇風機も設置しこれで完璧です。試しに30分間ローラー台を行ってみました。インターバルトレーニングでのもがきでもそれほど大きな音がするわけでもなく、畳にも傷がつくこともなく成功といえると思いました。

しかし、これは長くは続きませんでした。それはもともとこの場所が私の寝床だからです。ここに布団を敷いて寝ていたのを、布団をどけてローラー台を置いたのです。ローラー台は一度設置するといちいち折りたたんでしまうというのは非常にめんどくさく、置きっぱなしにせざるをえません。しかし、ロードバイクの横に布団を敷いて寝るというのもさすがにどうかと思いました。

また、この部屋の場所自体にも問題があります。それは窓がこの一番端の部屋にしかないためこのような形になったのですが、週末に走りに行くときには自転車を3部屋分移動させて外に運びだなさければならないのです。ロングライドで疲れた時にもわざわざここまで運び入れるというのは正直やってられませんでした。

やはり一番便利なのは入口近くの部屋で行うことでしょう。しかし、これではGPSを拾わないという何とももどかしい状況に追い込まれてしまいした。何かいい方法がないかどうか考え中です。最悪、部屋のものを動かして、一番奥の部屋をコンパネでも買ってきて敷いてしまい、ローラー台専用の部屋にすることも考えないといけないかなと思いました。