ロードバイクに乗っても日常で使う筋肉はつかない

同じ筋肉ばかり

私は3年ほど前にロードバイクを購入し、それ以降かなり頻繁に自転車に乗るようになりました。しかし、もともとインドア派でほとんど運動らしい運動を行っておらず、今もロードバイク以外の運動はしていません。

日常の動作でも仕事は体を動かすことが少ないですし、通勤などで歩いたりすることも少ないのでほとんど筋肉を使っていません。その代わりというわけではありませんが、去年の1月からはローラー台を購入し、夜になると家の中でハムスターのようにクルクルとペダルを回して体を動かしています。当然、週末になったらロードバイクで走りに行ってこれも運動になっています。

そんな生活をしているので、日常生活で体を使うわけではありませんが普通の人よりは運動量そのものは多いと思っていました。事実多いのだとは思いますが、しかし問題は使っている筋肉は毎回同じものだけという点です。

というのは、主に人間の動作で最も基本的なものは「二本足で立って歩く」ということなのにロードバイクでは猫背になって足だけを動かしている状態なのです。つまり、一般的に人間が用いるべき姿勢とは違う格好をして、違う筋肉を使っているということにほかなりません。

それを証明するかの様な出来事がありました。それは久しぶりに実家に帰った時に、駅から家までを20分ほど歩いたのです。私の実家までは駅から坂道を下って行くのですが、これだけでも脚が筋肉痛になってしまいました。

痛くなる箇所は主に脚の膝から下の前側にある前脛骨筋です。この筋肉は主に足の甲を上にあげてくれるのですが、ロードバイクに乗っているときにはほとんど使用していません。坂を下るということもあり、毎回歩くたびにこの前脛骨筋が痛くなってしまいます。

また、ほかの場所も痛くなるところがあります。それは足の甲の骨と骨の間にある骨間筋です。ここは主に足の指を曲げてくれるのですが、これも自転車に乗っている間はほとんど使われていません。今回はましでしたが、ひどいときには筋肉がつったような痛みが続くことがあります。我ながら情けない。

そして、もう一つ気になるところがあります。これは私の自転車の乗り方が悪いのかもしれませんが、歩いた後はおしりの筋肉も痛くなるのです。臀筋は本来ロードバイクでも使用する筋肉のはずなのですが、ここも毎回痛みが生じます。ここの筋肉は主に脚を後ろに引くことから姿勢を安定させる効果があり、下りを歩くために余計に使用するのかもしれません。

このようにロードバイクに乗って運動しているといっても、それ以外の筋肉はほとんど使用していないため、ロードバイク以外で体を動かすと痛みが出てしまいます。

「ちゃんとロードバイクに乗っていないだけではないのか」と思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。実際ほかのことで筋肉痛になっても、ロードバイクの乗って走っている間はその痛みを全く感じないからです。これはロードバイクで使う筋肉はその分鍛えられているので、ほかのことを多少してもダメージがたまっていないからです。

私の個人的な経験から言うと、ボーリングなどに行った後は拷問のように体が痛くなってしまいます。ボーリングを1ゲームするぐらいなら問題はありませんが、連続3ゲーム以上行った時には確実に筋肉痛コースです。このときは臀筋や前脛骨筋のほかにも腕の筋肉を使うのでそちらも痛くなってしまいます。

まとめ

結局何が言いたいのかというと、「健康のためにロードバイクでも買おうか」と考えている人がいれば、「なら、トライアスロンをやったほうがいいよ」と答えるべきだということです。どうせ体を使うならば日常の動作で使う筋肉のほうが望ましいのは明らかです。日常動作とは全く関係のない筋肉ばかり使用するロードバイクよりは走ったり泳いだりして全身を使用するトライアスロンのほうが健康にはいいだろうなと思いました。

私ももう少し鍛えるために、公園でも走りに行ったほうがいいのかもしれないなと思いました。