自転車のひき逃げで免停食らった話

ひき逃げ

先日、奈良県で起こったある事件が波紋を呼んでいます。まずはその事件がどんなものだったのか調べてみました。

61歳の男性が奈良県奈良市の片側一車線の市道を走っており、きちんと後ろを確認しないまま道路を横切って渡ろうとしました。その際、後ろから走ってきていたオートバイと接触して両社が転倒してしまいました。その際61歳の男性のほうには怪我などがなかったそうで、オートバイに乗っていた男性が「救急車を呼んでほしい」と頼んだにもかかわらず、救援せずにその場を去ってしまったのだといいます。結局オートバイに乗っていた男性は左鎖骨の骨折で全治2か月とのことです。自転車に乗っていた男性は2時間後に出頭したそうです。

警察はこの事件では、自転車としての事故として済まさずに車の免許を150日間停止する免停処分にしています。免停は30~180日という期間で150日というのは2番目に重たい扱いになります。

基本的には自転車に乗って事故を起こしたところで免停になることはなく、異例の処分として波紋を呼んでいます。処分の理由については「自転車でこのような事故を起こしたのであれば、自動車でも同様のことをする可能性があるため」だそうです。

思うこと

さて、このニュースを聞いて思うこともいろいろあるので書いておこうかなと思います。

まずは、自分も気を付けなければならないということ。自転車に乗っている人の多くは「自転車に乗ることは危険である」という認識が著しく低いと感じています。そのため、工法を核に慰せずに道路を横切るというのは大阪では日常茶飯事に行われています。本当に危険です。

私自身ママチャリにもロードバイクにも乗るので、これからは特に安全を確認しての運転が必要だなと感じました。また、ロードバイクに乗っている時はほかの自転車が思いもよらない動きを起こす可能性があるというのを十分頭に入れて運転しなければならないと感じています。

また、自転車の事故に対する保険にいい加減入っておくべきだなと思いました。今回のケースでも自転車もオートバイもどちらも大怪我をする可能性が十分にあります。そのようなときに事故に対する保険がないとなれば、自分だけでなく相手のことにも全く責任が持てなくなってしまいます。ロードバイクというスピードの出る乗り物に乗っている以上はこれに対する備えが必要だなと思いました。

さて、それでは今回の事故に対することも少し。この判断は少々まずいのではないかなとも思います。

この場で問題になったのが「助けを求めたにも関わらずその場を去ったこと」です。人として当たり前のことをしないというのはまずいと思います。しかし、それを「免停」という形で処分を与えてしまうと、反対に免停にならないならば助ける必要ないと判断する者が必ず出てくるでしょう。車の免許を持っていなければ事故を起こしても助けないとなればマイナスにしかなりません。

また、先日自動車免許の更新に行ったとき車の運転で気を付けなければならないシチュエーションを延々とビデオで見せされました。その内容のほとんどは「自転車が飛び出してくる可能性があるから事前に察知して事故を防げ」というものでした。

それを見たときには「こんなの避けられるわけがないだろう」とも思いましたが、本来は「自転車がどんな動きをしても避ける必要ないくらいの安全マージンを取っておく」ことが大切なのです。

ビデオのない脳のどれもが「運転者が周囲に気を配って危険を察知していたら事故を防げていた」というものなのですが、今回のオートバイはどうだったのかなと思いました。この辺は今回のケースでは情報がないので詳しくはわかりませんが、おそらくは避けることすらできない状態になっていたのではないかと思います。

この事件を通して、単に処罰を与えるだけではなくもう一度社会全体で「安全を確保する」ためにできることを考えていかなければならないのではないかなと思いました。もっともこれが「自転車の免許制」にならないことを祈っています。