ロードバイク完成車を買うときの注意点・ショップの見極め方

完成車

ロードバイクの完成車を買う時に知っておきたいことについて、ちょっと思ったことを書いてみようと思います。

ロードバイクはいろいろなパーツを使って組み立ててできています。簡単に書くとフレーム・ハンドル・ホイール・タイヤ・コンポーネント・タイヤなどがあります。

基本的にロードバイクを初めて購入する場合などはこれらがすべて揃い、セットされた状態の「完成車」を買うことになるでしょう。反対にすでに1台持っている人であれば完成車ではなくその時自分に必要なフレームやホイールなどを別途購入していくことになるでしょう。

さて、この完成車は購入すれば後はポジションを自分の体に合わせれば一応乗れる状態になるでしょう。しかし、私の行きつけのアウグーリオではメーカーに注文して届いた完成車でも一度すべてのパーツをばらしてから点検し、再度組み立てるという作業を行っていました。

よくアウグーリオに出入りしていると完成車を組み立てなおしているので、「なぜ手間のかかることをしているのか」と聞いてみたことがあります。すると帰ってきた答えは「メーカーから届いた完成車の組み立てのレベルは非常に低いから」ということでした。

もう少し、詳しく聞いてみました。するとこれには作業工程などが関係しているようです。

メーカーで作っている完成車というのはヨーロッパの大手メーカーであってもそのほとんどはアジアの工場で作られています。台湾などが多いようですね。

このようにアジアの工場で作るときにはひとりの職人がフレームからコンポまですべてをそろえて組み立てるということは当然ですがありません。ほとんどの場合はそれぞれの作業に合わせて分担して組み立てていくことになります。その作業は基本的にはパートなどで働きに来ている人が行っているため、特に熟練しているということもありません。

メーカーはそれぞれのパーツなどは自社の信頼にも関わるのでなるべく高いレベルのクオリティーコントロールを行って質を保っているのですが、組み立てなどではそれぞれの作業員が流れ作業で組み立てているため、「とりあえずネジで固定された状態」として走れる状態になっているだけなのです。そのため、この部品はこのくらいの力で絞めておくなどといった古米化調整はできず、とりあえずがちっと固定するように締めておこうというようになってしまいます。

もちろんこれでも走ることは可能です。しかし、このままでは同じ素材でロードバイクを組み立てていても走りの質が変わってきます。また、ロードバイクが長持ちするかどうかも変わってきてしまいます。よくあるのがヘッドパーツが斜めに入った状態で固定されていたなど、素人目には見えない部分で問題があることが多いです。

そこで一度ばらして組み立てるという作業を行っているようなのですが、これはかなり良心的な対応といえるのではないでしょうか。基本的にはほとんどの店ではメーカー品を取り寄せて展示して販売しているだけで、いちいちばらして組み立てていることは少ないと思います。

反対に言えば、初めて完成車を買おうと考えているならば実際にショップに足を運んで商品を見た後、きちんと組み立てなおしているかどうかを聞いてみるのもいいかもしれません。これは別料金としてオプションでやるという場合でも頼んでおいたほうがいいと私は思います。たとえ値段が高くなってしまったとしてもです。

どのみちロードバイクのように自転車に数万円を超える金額を出すのですし、それならば多少かかってでもしっかりと楽しく長持ちして乗れるものを購入するようにしましょう。

ちなみにネットで購入するのはやめておいたほうが無難だと思います。近くにショップが一軒もないなら仕方ありませんが、それ以外の場合は後々のことを考えるとしっかりしたお店を探したほうがいいかと思います。