日本人は高回転よりトルク型?

筋肉の付き方を見よう

私はロードバイクを初めて3年ほどなのですが、この時にはもう「高回転のほうが速い」というのが一般的になっていました。しかし、かつてはギアを軽くして回転数を上げて登る人はほっとんどいなかったようです。

この高回転が見直されたのは今年ドーピング問題で自転車界から永久追放されてしまったランス・アームストロング氏がほかの一流プロ選手が全く使わないような軽いギアでくるくると回して登っていくことで、(今はもう抹消されてしまった)ツール・ド・フランス7連覇を達成しその有効性を証明したことによります。

実際問題、最近はパワー計がトレーニングの主流になっていますが、このパワー計を使って計測してみると高回転で回した時のほうがより高いパワーが出ているとのことです。

さて、そんなわけで今はネットなども見ていると「ロードバイク始めました。どうやったら速く走れますか?」という質問などに対してはほとんど決まり文句のように「高回転練習しましょう。ケイデンス90で走りましょう」と返信されています。

高回転で回すのが必ずしもいいのかどうかはよくわかりません。実際には高回転ではなくいわゆる「トルク型」のタイプで速い人もいるためです。それを考えるといったい自分はどっちのほうが向いているのだろうと考え込んでしまいます。

シマノレーシングの人の動画などでは「若いうちは高回転タイプが多く、だんだんトルク型に移行していく」みたいなことを言っているのもありました。よくわからないので「そんなものなのかな」というように納得したようなしていないような感じで今まで来ていました。

ですが、最近こんな話も出ていたので「なるほどなぁ」と思いました。少し紹介してみましょう。

まず、日本人と欧米人などを比べるとその体につく筋肉の発達の仕方は若干異なるようです。例えば欧米人や黒人などは背筋が付きやすいのに対して日本人はつきにくいなどがあるようです。背筋も自転車に関係のある筋肉といえるかもしれませんが、もっとロードバイクに関係する筋肉で発達のしやすさが違うところがあるというのです。

それが「腓腹筋」、つまりふくらはぎの筋肉です。日本人は欧米人に比べるとこのふくらはぎの筋肉が太くなりやすい傾向にあるらしいです。ですが、これは必ずしもいいこととは限りません。例えば陸上であれば手足の先の筋肉が発達すれば、それだけ脚を回転して走るときに余計なパワーを消費してしまうのです。そのため、陸上ではあまり末端に筋肉がないほうがいいとされています。

これはロードバイクでもいえることで、ふくらはぎの筋肉が太いほど回すときにパワーを消費してしまいます。ですが、ロードバイクが陸上と違う点は「ギアが変えられる」ということにあります。回すのに無駄に力がかかってしまうのならば、その分ギアを重たくして踏み込んでいくトルク型の走りをすればパワーを有効に使うことができるのだとか。

つまり、日本人の体質としては高回転型よりもトルク型のほうがあっているということになります(参考リンク)。

しかし、そうなると日本人がどうとかいうよりは「ふくらはぎが太いかどうか」が重要なポイントになってくるのかなという気もします。私はといえば今まで運動してきてふくらはぎが太くなった試しがありません。そうなると反対にトルク型には向いていないのかなという気もしました。どっちがいいのかいまだによくわかりません。