サイコンによって「消費カロリー」の数値はここまで違う

本当の消費カロリーって?

以前から気になっていたことがあります。それはロードバイクに乗るときにはどのような食事をしてロングライドに行けばいいのかということです。つまりは食事内容についてですね。

ロードバイク乗りの食事についてはいろいろといわれていますが、やはり基本は「カロリー計算」を行うことになるようです。つまり、ロングライドでどの程度の心拍強度で何時間走るときにはカロリーをいくら使うかを計算しておいて、前日の夜と当日の朝の食事での摂取カロリーを調整しておくというものです。

特にレースをしている人はこのように考えてカロリーの調整を行っているようです(引用はこちら)。

少しアドバイスをすると、長距離レースだからといって大食いは必要ない。長距離レースの朝に大食いをしてグリコーゲンを詰め込むライダーも多くいるが、それよりも普段の練習で、脂肪を燃焼させて走れるようにする練習をおこなう事が重要。この部分がしっかり育ってくると、前日からの摂取カロリー、当日の摂取カロリー、走行距離と心拍の相関図が出来上がり、例えば心拍がMAXの80%で3時間走る場合に必要なカロリーは○○カロリーといったように計算できるようになる。

私はというとレースに取り組んでいるわけではないのですが、ロードバイクに乗る頻度が減った際に体重が思った以上に増えてしまいました。このような面からも普段から食事のカロリーくらいには気を付けていたほうがいいなとは思います(もちろん健康面からみてもそうでしょう)。

さて、通常であれば1日の摂取カロリーはおおよその数値はすぐにわかります。成人男性であれば2200~2500kcalほどで、女性であれば1600~1900kcalを摂取していくのがいいとされています。

ですが、私はロードバイクに乗りますのでロングライドの前日や乗った後はその分を補うようにカロリーを取りたいと思うのですが、ここで一つ問題が発生します。

それは、ロードバイクに乗った時に消費したカロリーの数値がわからないという点にあります。

というのも、ロードバイク乗りが使うサイクルコンピューターには消費カロリーを数値として出してくれる機能がついています。ですが、これはいかにもいい加減なものなのです。きっちり正確に知りたいとまでは言いませんが、2つのサイコンで比べた場合にここまで違いがあると知ると到底信頼できるものではないからです。

私が今まで使用していたシグマ製のBC1909STSとユピテル製のASG-CM31の消費カロリー計算を比較してみます。条件は両方同じで、「3本ローラーを使用して30km/hのペースで1時間のLSD走行」で比べてみました。

これは何度か行ったのですがその平均を出してみると

BC1909STS 約500kcal
ASG-CM31 約900kcal

となりました。どうでしょうか。ほとんど倍くらい数値が違うのがわかると思います。もしかしたらほかのサイコンを使用すればさらに違う結果が出てくるのかもしれません。また、心拍センサーを付けた状態とつけない状態では同じサイコンでも結果が変わるという話も聞いたことがあります(これはまだ試していません)。

実走すれば数時間乗り続けることになるのでさらに数値が開いてしまいます。そうなると、ロードバイクに乗った消費カロリーを補うための数値が実はてんで見当違いだったということも考えれるかと思います。

最近はパワータップなどを使ったパワートレーニングが流行っていますが、これなどはjouleで消費エネルギーを計算しているようです。こちらでは正確にパワーが測れるらしいのでほかのサイコンよりも消費エネルギーの数値化がより正確なのかもしれません。しかし、パワー計は10万円以上する代物ですので趣味でロングライドを楽しむ程度のユーザーには必要ないのがネックです。

ロードバイクに必要なカロリーを計算して取るというのは言葉以上に難しいのではなかろうかと思ってしまいました。