グリーンロード~金剛トンネル~水越峠の悶絶のアウター縛り

天気予報のウソつき!

先週大阪もついに梅雨入りとなり、ロードバイク乗りにとっては嫌な季節になってまいりました。そんなこんなで日曜日のお天気は雨との予報があり、今日は一日家でパリ―ルーベの動画でも見ていようかなどと考えておりました。

そんな予定ともつかないものを考えていたのですが、いざ朝に起きてみると雨は降っていませんでした。外を見るとどんよりはしているものも晴れそうな感じがします。

あわててパソコンで天気予報を見てみると午前中は50%、午後は20%となっています。ですが雨雲レーダーを見ると明らかにもう降らないであろうと子どもでもわかるくらい雲がありませんでした。

「なんてこった」と思いながらも、心は完全にお休みモードになっており、のそのそと食事をしながらそのままパソコンを見てしまいます。結局午前中はそのままゴロゴロしたり、二度寝をしてしまい、走りに行くことはありませんでした。

ですが今は梅雨なのです。晴れた日を走らずにどうするのかと思い直し、午後からは走りに行くことを決断します。午後からではあまり遠くには行けないのでおなじみのグリーンロードにでも行こうかなと考えました。

そこで、今見ていた動画を思い出します。2012年のパリ―ルーベでは残り50㎞くらいからボーネンが一人で石畳の上を逃げていたのです。石畳とまではいかなくとも私も距離を走れないなら負荷をかけて走った方がいいのかもしれないなどと普段では考えもしないようなことを考えてしました。そこで出た結論が「アウター縛り」で走ろうというものです。

アウター縛り

時刻は12時半、長居公園を出発します。とりあえず今日の目的はアウター縛りでグリーンロードを走ることです。今までアウター縛りなどしたこともないのでどうなるのか見当もつきませんでした。

大和川のサイクリングロードに入ると南西の風が吹いており、風の助けを借りて35㎞/hを心拍数140ほどで快適に走っていきます。こうなるといつもの癖で自分は速いと思い込んで「これならいける」などと考えてしまいます。ですが頭の片隅には「帰りがしんどそうだな」とも考えている自分がいました。

大和川サイクリングロードが終わると今度は石川の自転車道に入ります。こちらは向かい風になってしまい、30㎞/hでも心拍数は150を超えていました。何とか維持して走ります。

途中でサイクリングロードを抜けて駒ヶ谷でグリーンロードに入ります。ここからいよいよ登り区間になってまいります。最初はアウターでも快適に登っていきました。引き足を使いどんどん登っていきます。

しかし、普段しないことをすると疲れるのは当たり前で太子ICあたりでしんどくなって、休むダンシングに切り替えます。ここからはえっちらおっちらと登っていき、太子道の駅でトイレ休憩。

ここでペットボトル(150円)を補給してすぐに出発します。さすがに6月ともなると暑さが今までとは違います。ボトルには水を入れてきたので買ったスポーツドリンクを飲みながら進んでいきます。

グリーンロードは小さな展望台を超えると下りになり、そこを下ると少し千早赤阪村の中を通りぬけて309号線に入ります。この309号線を上っていくと水越峠がありますが、途中で右折してもう一度グリーンロードに入ります。

しかし、さすがにアウター縛りはしんどくなってきます。いつもならここら辺でも余裕があるのですが今日は非常にしんどく感じます。適度にアップダウンがあるためずっと登っているわけではないのに、なかなか下りでも脚が休まっていないのか、疲労がたまっていきます。

アクシデント発生

ここで少しアクシデントが発生しました。金剛山ロープウェイへの入り口を越えてさらにグリーンロードを走りながらボトルから水を飲み、ボトルをケージに戻したときに何かが地面にポンと落ちてしまいました。最初はボトルのキャップでも落ちてしまったのかと思ったのですが、ボトルキャップはついています。

一体何が落ちたのかといぶかりながら、自転車から降りて地面を見ていくと、なんと落ちていたのはフロントフォークのヘッドキャップでした。TIMEのヘッドキャップはどうやら接着剤でキャップを付けているようです。このため、キャップが落ちた後は仕方がないのでそのまま上に乗せるようにしたのですが、接着力が弱くなっており、指で押さえると動きます。また落ちてしまわないかと不安になりました。

(接着されただけのヘッドキャップ)

このままグリーンロードを進んでいくと310号線に入ります。本来グリーンロードは少し下って左折するとまだもう少し続いているのですが、ここで少しどうしようか考え込みます。ヘッドキャップが落ちてしまったこともあり、テンションも下がってしまいました。さらに問題なのは肉体面です。この辺りまでの距離は40㎞を少し過ぎたくらいなのですが、100㎞走ったかのような疲労感が現れています。このまま帰ってしまおうかとも考えました。

しかし、せっかく梅雨でも晴れた貴重な休日です。せめてもう少し走っておかないともったいないと考えてこのまま310号線を上っていき、金剛トンネルまで行ってみようと考えました。

さっそく登り始めたはいいのですが、またヘッドキャップが取れてしまいました。もう一度つけても接着力はさらになくなり、どうしようもありません。仕方がないのでキャップはなくならないようにポケットの中にしまいました。しかし、後で考えたらフロントフォークの中に汗が入る可能性もあります。それどころか雨でも降ろうものなら大量の水が入ることになるでしょう。

後後考えると帰った方がいいのは明白ですが、疲れで頭が働いていなかったのでしょう。何も考えずに進んで行ってしまいました。

310号線は少し上ると緩斜面になり、また上るという比較的なだらかな道が続いています。しかし、アウター縛りでは緩斜面でもしんどい。ヒーヒーいいながら登っていくと、後ろから来たローディーにさわやかにあいさつされて抜かれてしまいました。

抜かれてしまったもののそこまでスピード差はない様子。少しずつ離れていくものの視界に入る位置にはついていきました。しかし、310号線は最後の数キロは緩斜面から急斜面に変わってしまうので、ここで離されてしまいます。

こちらは斜度が上がったところからひたすらダンシングで上り続けますがついに見えなくなってしまいました。しかし、追いかける元気はなかったので、自分のペースを維持しつつそこからはずっとダンシングで上っていきます。

何とか腰を下ろさずに金剛トンネルまで到着、せっかくなのでトンネルを抜けて奈良の街を見下ろしに行きました。

ここからどうするかを考えます。ここまででおおよそ50㎞位は知ったのでしょうか。正直もうへとへとでとても走れる状態ではなかったです。しかし、これまた暴走が始まります。なんとここから奈良側に降りて行ってしまったのです。いったいこの時の私は何を考えていたのでしょう。

奈良側に降りるときは、道幅が狭く慎重に下りなければ対向車が来て危ないので、安全モードで降りていきます。しかし、それでも軽く45㎞/hは出ています。このまま降りていくと少し開けた街並みが見えてきます。

このままさらに行けば24号線に出るのですが、前から一度行ってみたかった261号線から水越峠に行こうとしました。しかし、何をどう間違えたのか京奈和自動車道の下の側道に出てしまいました。仕方がないので、ここのアップダウンをクリアしていくと、五条北ICに突き当たります。間違えて入りそうになってしまいましたが、すぐに気づいて引き返して24号線に一度出ます。

この24号線は交通量が多くて嫌いなのですが、すぐに30号線に入ることができる位置でしたのでよかったです。しかし、この30号線も入った直後にかなりの急坂が待っています。アウター縛りではかなりしんどかったです。

やっとのことで坂を上り、30号線に入った時にはボトルの水が残り少ないということもあり、これから水越峠が待っているので自販機で補給することに。ミルクティーと530mlの水を買い、少し元気が出てきます。ここから帰ればおそらく計110~120㎞走ることになりそうです。食べ物を補給するかどうか迷いましたが帰ったら夕食を食べる時間にもなりそうなのでそのまま出発し、水越峠に行くことに。

水越峠でタイム計測

名柄交差点を曲がって309号線を上り、途中のトンネル手前で旧道の水越峠に入ります。後で調べてみると、水越峠(奈良側)のTTは名柄交差点から計測するようです。そうとは知らずに、水越峠の入り口からストップウォッチをスタートさせます。

とてもTTを行えるような状態ではないので、とりあえずの計測といった感じです。この水越峠も当然アウターで上っていきます。ここまで来ると意地だけでアウターを使っている状態に。

水越峠は道は少し荒れていて悪いのですが、交通量も少なくマイペースに登れるのでわりと好きな峠です。しかし、意外と斜度があるため、ロングライドでの帰りに使うにはなかなか難易度が高いという欠点もあります。いずれこのくらい楽勝で登れるぜと言ってみたいものです。

アウターでは到底シッティングなどできないので、こちらもひたすらダンシングで進んでいきます。もはや脚は限界にきているためほとんど体重移動でのみ進んでいるようなもの。しかし、乗り方が悪いのでしょうか、腰が張ってきて痛くなってきました。ハムストリングスや臀部の筋肉もギシギシと音を立てているような気がします。

何とか水越峠を登りきってみるとタイムは17:51です。水越峠のレコードを見てみると名柄交差点から17:17で登りきっている人がいます。恐ろしい速さです。私のタイムはきちんと図っていないのでわかりませんが、名柄からだと平均よりも遅くなってしまうと思います(おそらく25分くらいかかりそう)。とりあえず、このタイムは今後の目安にしておこうと思いました。

ここからは下りと平地のみの比較的楽なコースになります。しかし、疲れ切った体では平地でもしんどそうですが。

下りでは50㎞/hを維持しながら走っていきます。前の車がコーナリング時に膨らんでスピードダウンするため少し走りにくかったです。309号線をずっと下っていき森屋交差点まで来ます。ここは水越峠(大阪側)のスタート地点。こちらもまだタイムを測ったことがないので一度チャレンジしてみたいです。

さらに下っていき、石川で自転車道に入ります。ここからは平坦が続きます。風向きは変わっておらず、帰りは追い風で軽やかに進んでいきます。しかし、大和川サイクリングロードに入ると南西の風が少しずつ向かい風に変わってしまい、25㎞/hで走ることになってしまいました。ここで向かい風になるのが大阪市民のつらいところです。疲れ切った体での最後の難関とも言えるでしょう。

途中でボトルの水がなくなってしまい、軽くめまいもしています。しかし、サイクリングロードには自販機などまったく存在しません。からからに乾いたのどに苦しみながら、ついにあびこ筋手前の自販機にたどり着いて、ここでもミルクティーを補給します。もうすぐ家につくのですが、我慢できませんでした。

ここから長居公園まで行って今日の走りは終了です。しかし、ヘッドキャップが外れてしまったのでアウグーリオによってつけてもらうことに。すぐに接着剤で付け直してくれました。もし、頻繁に外れるようになったらどうするのか聞いておけばよかったかもしれません。

重要なことは聞けませんでしたがアウグーリオでいつものように長話をしてしまいます。いろいろと話を聞いて家に帰ったのが6時15分くらいでしょうか。予想通り走行距離は113㎞です。最近は150㎞走っても疲れなくなってきていましたが、アウター縛りではこの距離でもヘロヘロです。

しかし、いつもはシッティングばかりで走っているのですが、アウター縛りにすると自動的にダンシングを使わざるをえなくなってきます。まだまだダンシングはマスターできていないのでたまにはアウター縛りで走るのもいいかなと思いました。

昼から走り始めた割には思った以上に充実下走りができてよかったです。なかなかいい休日になりました。

走行ルート

  • 長居公園
  • 大和川サイクリングロード
  • 石川自転車道(南河内サイクルライン)
  • グリーンロード
  • 310号線
  • 金剛トンネル
  • 30号線
  • 水越峠
  • 309号線
  • 石川自転車道(南河内サイクルライン)
  • 大和川サイクリングロード
  • 長居公園

消費金額

太子町道の駅 スポーツドリンク150円
30号線 ミルクティー120円 ペットボトル(水)120円
あびこ筋 ミルクティー120円
総額 510円

走行データ

走行距離 113.88
走行時間 4:38:41
平均速度 24.51
最高速度 61.86
平均ケイデンス 68
平均心拍 145
最高心拍 176
消費カロリー 2907