金剛トンネル・グリーンロードにてリハビリライドで撃沈

ようやくスタート

今年に入って早くも1か月と10日が経ちましたが、いまだにロードバイクで走りに行けていませんでした。というか、振り返ってみると1月に実走したのは数回、ローラー台トレーニングの数も激減しており、このままではいけないとようやく本格的にスタートを開始しました。

しかし、この冬は本当に運動量が減っており、自分で思っていた以上に体力・心肺機能の低下が激しかったです。このことを忘れないためにも備忘録の意味も込めて書いておきましょう。

2月10日の日曜日、連休ということもありこの日にしっかりと乗っておきたいと思っていたのですが、結局朝食は10時という遅さに食べることになってしまいました。朝食を食べ終えてすぐに出発する気にもなれずツアー・オブ・カタールでのカベンディッシュのスプリントのすごさを見たりしていると、あっという間に時間が経過しておりようやく走り始めたのは午後1時です。

この時間から出発ということはそう遠くまではいけませんので100kmを目安に走ることにします。とりあえず金剛トンネルくらいを目指して走っていきました。

いつも通り大和川のほとりを走ります。久々に走りますのでケイデンスは100以上を目安になるべく回して脚に疲労をためないようにしていきます。この日の風は南西からの風で大和川では追い風になり快適に走れました。

目的の金剛トンネルへ行くには石川サイクルロードを通っていくか、南河内グリーンロードを通っていくことになります。普段はグリーンロードから行くことが多いのでこの時は石川サイクルロードから行ってみることにしました。

しかし、石川サイクルロードに入るとちょうど進行方向から風が吹いてくることになりかなりしんどい。どのくらいしんどいかというと平坦路を進んでいるだけなのに心拍数は185をたたき出しました。これはMAX心拍数の95%を超えています。明らかに異常に高い数値なのですがこれはトレーニングをさぼったつけだなと感じました。

常に心拍数が90%を超え続けたまま平坦路を走り続けます。スピードを緩めようかとも思ったのですが、この時のスピードはすでに25km/hという遅さです。ここまで心肺機能が低下しているのかとびっくりしてしまいました。

何とか金剛トンネルのある310号線にたどり着いたときには瀕死の状態です。もう帰ろうかと本気で考えてしまいました。しかし、どうせ来たのですから山を走りたい。もしも、しんどければ金剛トンネルまで行かずに途中でグリーンロードに入ってしまえばいいやと考えて登り始めました。

310号線は登り始めると思ったよりもしんどくありませんでした。ちょうど追い風にもなっていましたし、坂はマイペースに登れたので先ほどよりも心拍数が上がらなかったからです。しかし、それでもいつもよりも高い状態が続いていました。

観心寺についたところで一度休憩し、あったかいコーヒーを飲みます。この分ならまだ登れそうだなと感じたのでもう少し登っていくことにしました。もし、どうしてもしんどければマス釣りのところで曲がればいいやと考えます。

しかし、マス釣りポイントまで来てもまだ何とかいけそうかと感じて金剛トンネルまで行ってしまうことにしました。

ですが、金剛トンネル手前の数kmのところで斜度が上がるところがあり、ここで体がいうことを聞かなくなります。それまでは淡々と登ってきていたのですが、そのペースが維持できなくなり思わず休むダンシングに切り替えました。しかし、そのダンシングもしんどくなってしまいギアを一番軽くして亀のようにゆっくりと登っていくことにします。スピードは8km/hを切っているにも関わらずものすごくしんどい。吐いてしまうかと思ったくらいです。

体はもう登るのをやめて引き返したがっていましたが、あとちょっとでゴールの金剛トンネルだと言い聞かせて何とか登り切りました。この道をここまで辛く感じたのは初めて登った時以来ではないでしょうか。

金剛トンネル手前の県境

限界の中での走り

トンネル手前で少し休憩し、奈良側には下りずに来た道を引き返していきます。この日の天気は快晴で頂上でも3度くらいだったので割と暖かかったのですが、さすがに下り始めると寒かったです。あまりの寒さに途中の自販機でもう一度温かいコーヒーを飲むことにしました。

途中まで下っていくとグリーンロードへの分かれ道があります。グリーンロードを北上していくと下りのほうが多いとはいえ登りもあります。この体で走れるだろうかと思ったのですが、このまま寒い中下り続けるよりは登ったほうが体も温もっていいだろうと思い、グリーンロードを行くことにしました。

しかし、これが大失敗。グリーンロードに入った瞬間に私の脚が悲鳴を上げます。ゆっくりと登っているだけなのに両脚の大腿四頭筋の内側広筋がピクピクと痙攣しています。まるでもうこれ以上走るなと体が言っているようでした。

ですが、ここで引き返すのもあれなので我慢して走り続けます。もはやスピードを上げることはできず、ただふらふらと前進していくだけでした。

何とかグリーンロードのアップダウンをさばきつつ、一度千早赤阪村を通ります。ここでは309号線から石川に出ることもできましたが、どうせならばもう少し頑張ってみるかともう一度グリーンロードに入るべく右折していきました。

しかし、プクプクドームの近く?あたりで体が限界を迎えつつあり、もう一度自販機前で休憩を取ることに。自転車を降りてみると私の脚は生まれたての小鹿のようにプルプルと震えています。走り慣れた道なのに「今日は家まで帰れないのではないか」と心配になってくるくらいでした。ジュースを飲みながら入念にストレッチを繰り返します。とりあえず、太子町道の駅まで行って何か食べようと心を奮い立たせます。

ストレッチのおかげで出発直後は脚が回るようになっていました。しかし、それも再び斜度が上がるとあっという間に売り切れ状態になってしまいます。しかもここで屈辱の出来事が発生。斜度のきついところをクリアしようとダンシングに切り替えた瞬間、左脚が攣ってしまいました。そのため、普段は簡単に登っているところでまさかの足つきをしてしまうことに。

すぐに出発しようとしてもまだつった状態が続いているため、しばらく伸ばしながら様子を見ることに。何とか乗れるようになりましたが、ダンシングしようとすると痛みが出るのでここからはシッティングオンリーで走ることになりました。

もう漕ぐ力も残っていなかったため、登りはシッティングでちんたら登って、下りでは漕がずにストレッチしながら下っていくことにします。本当は下りでも漕ぎ続けたほうがいいのですが、仕方がありません。

ようやくの思いで道の駅に到着し、この日初めてのトイレ休憩をし、ついでにあまりもののパンを2個買っておなかを膨らませます。体のほうはすでに限界になってきており、多少休憩したところで改善しないだろうと思い、食べ終わるとすぐに出発することにしました。

それにしてもグリーンロードはアップダウンが多く、脚にきます。力を振り絞って国分駅まで来たところでもう一度休憩を取ることにしました。先ほど食べたパンですが冷たくて体も冷えてしまったこともあり、ここではパンを購入してレンジでチンしてもらい体を温めることに。食べ終えると確かに体は多少温くなったのですがあたりはだいぶ暗くなってきており気温も低下しています。さらに寒くなる前にさっさと家に帰ってお風呂に入ろうと走り出しました。

後は来たときにも通った大和川のサイクリングロードを走るだけなのですが、行きが追い風ならば当然帰りは向かい風になります。そこまで強風ではないのですがこの時の私にはほんの少しの向かい風でもスピードダウンしてしまいます。

なんと平坦路を22km/hで走っているにもかかわらず心拍数はAT値を超えています。本来ならばこの大和川を回復走として走ることでその日の疲れを取りたいのですが、全く心拍数が下がる気配はありませんでした。

結局そのままの状態で家に着くまで走ることになってしまいました。

今後の課題

たかだか100km弱を走っただけで恐ろしいほど消耗してしまいました。「継続は力なり」といいますが、本当に続けていないとびっくりするくらい低下してしまうんだなと痛感させられました。

しかし、体は限界まで疲れてしまいましたが走っていること自体は楽しくてよかったです。走り終えた後の充実感はほかでは得られないものがあるなと思いました。また、これ以上体が動かないという中ででもなんとかだましだまし走れたというのは今後のためのいい経験になったと思います。

とりあえず、これからは毎日LSDを繰り返して心肺機能を復活させていくことが急務だなと思いました。3週間LSDを続けていればそれなりに走れるようになってくるでしょう。