GWで久々のロングライド!月ヶ瀬~伊賀上野~大阪編

疲労困憊

前回(久々のロングライド!大阪~柳生編)の続きです。

柳生を抜けてそのまま月ヶ瀬街道を走って月ヶ瀬まで行ってみることにしました。この月ヶ瀬は梅の木が咲くところとして関西屈指の場所であり、桜もきれいに咲いているようです。実は今年は見に走りに行こうと思っていたのですが行けていませんでした。時期が違いますが景色がきれいなのは変わりありませんので楽しみです。

さて、ここまではほぼ向かい風区間が続いていましたがなぜかこの柳生を過ぎて月ヶ瀬に向かう地点から風向きがガラッと変わりました。これまで向かい風だったものが若干の追い風になったのです。これ幸いとばかりに景色を見ながら走り続けます。

しかし、途中で急にトイレに行きたくなってしまいました。しかし、月ヶ瀬街道にはほとんどトイレらしきものが存在しません。立小便でもするしかないのかと考えながら走っていたのですが、GWゆえかそこそこ車が走っておりおいそれとするわけにもいきませんでした。

何とか我慢しながら走っていると月ヶ瀬にあるダムが見えてきました。実はここに来るまでに右折すると布目ダムというダムが存在します。このダムはツアーオブジャパンなどでの周回コースとして使用されたこともあるところなのですが、まだ行ったことがありません。一度行ってみたいコースです。

などと考えているうちに膀胱が破裂しそうになっていたのですが、休憩所がありました。ここでトイレを済ませて水分補給にスポーツドリンクを買っておきます。梅や桜は咲いていませんでしたが結構な観光客の数でした。

しかも、観光客以外にも人がいます。それはランナーの人たちです。以前柳生の里でも見かけたことがあったのですが、この日は柳生を越えて月ヶ瀬の近くにまで来ると見かけるようになっていました。

走りながらよく見ると背中のゼッケンには「奈良~上野」と書いてあります。おそらく伊賀上野まで走っていくのでしょう。結構な距離をしかもアップダウンしかないようなコースで走っているんだなと感心してしまいました。

このランナーを見ていて「よし、私も伊賀上野まで行ってみるか」と考えました。どのみち月ヶ瀬からはそこくらいしか行くところがありませんし、今来た道を戻っても今度は逆風になるだけです。

ダムの橋をわたって看板通り上野方面へと向かっていくのですが、ここからは逆コースでも走ったことが無い場所でした。完全に知らない道でしかも山の中というのはやはり怖いものですね。「この上り坂はいつまで続いているんだろう」と思いながら登り続けるというのはなかなかの恐怖体験です。

月ヶ瀬のダム

しかも月ヶ瀬のダムを越えたあたりから再び向かい風へと変わってしまいました。追い風だったのはほんの気まぐれなのでしょうか。

この辺りまで来ると久々の走りのため体はかなり疲れていました。やはり序盤の163号線での走りがオーバーペースだったようです。ここからは風に逆らわず心拍数を見て走ることにします。

ですがそうなるとスピードは25km/h位までに低下してしまいました。こんなに遅くて本当に家に帰れるのかと少々不安になってきます。

なんやかんやで走っているとようやく伊賀上野に到着。途中までは月ヶ瀬街道を走っているランナーを見かけていましたが、それもいつしか姿が見えなくなってしまっていました。しかし、結構な人数が走っていましたがかなり長いエリアでランナーさんを見かけました。時間をずらしてスタートしたのか脚力差で差が開いたのか気になるところです。

伊賀上野までくればもう少し行けば青山高原があります。しかし、この日の疲労度はここまでの距離でかなりのものになっており、そこまで走るのはあきらめました。というか上野城を見る気もしないほど疲れていたのでさっさと帰ることにしたくらいです。

帰りは163号線を通って木津川まで行くことにします。この163号線も笠置から木津川までの区間は通ったことがありましたが、上野からは走ったことがありませんでした。気になるのはGWのために交通量が多いのではないかということです。しかし、その不安は杞憂でした。そこまで交通量は多くなく、休日ゆえにトラックも少なくでまだ走りやすいほうだといえるでしょう。

少し163号線を走って途中のコンビニに入ります。ここで再度補給を取っておくことにしました。500mlパックのミルクティーを飲み、スパゲッティを食べて疲れた体も若干リフレッシュでき、再出発です。

ここからは知らないコースというのもあり、体の疲れもあったので心拍数がAT値を超えないようになるべくペースを考えて走るようにしていきました。ですが、この163号線で再び向かい風を受け続けることになります。疲れた体で向かい風の中では平坦区間でも思ったようなスピードも出ず、アップダウンで登るところも多いので少し登っただけでも心拍数は上がってしまうため、精神的につらい走りとなってしまいます。

途中からは163号線の南側に木津川が流れ始めるのですが、その景色を見る心の余裕すらもなくただ家に帰るためにひたすら脚を動かしているような状態でした。

30~40分ほど走ったところで、なんとまたトイレに行きたくなってしまいました。ここでもなかなかトイレに行けるようなところが無く、ようやく見つけた道の駅のようなところでトイレに駆け込みました。ロングライド時に利尿作用のあるミルクティーをたくさん飲むのは考え物ですね。

トイレを済ませて走り始めると途中でクロスバイクに乗ったライダーを見かけます。前方に姿が見えてきたので少しずつ距離を詰めていったのですが、追いつくよりも先にトンネルに入っていきました。このような交通量のあるところでトンネルを走るのは怖いのでさっさと抜けるようにペダルを漕いでいたのですが、なぜか前方で車が詰まっていました。

どうしたのだろうと思いながら走っているとその原因は先ほどの前方を走っていたクロスバイクでした。緩やかな下りになっているトンネル内の道をペダルを漕がずに進んでいるではなりませんか。トンネル内で追い抜くこともできずに車が渋滞を起こしていたのです。スピードを出せとは言いませんが、せめてペダルくらいは漕いでおいてほしかったです。追いついてしまった私も追い抜くことはできず同じスピードで走ることになりましたが、非常に怖かったです。

そんな恐怖体験もありましたが、基本的には同じような景色が続く163号線を走り続けることになりました。景色が変わらない中向かい風の中スピードも出せずに走るというのはまるで永遠に走っているかのように感じましたが、ようやく終わりが近づいてきました。

木津川市に入って163号線とはおさらばします。163号線を走って清滝峠に行くのが一番近道ですが、交通量の多い中をアップダウンありで走るのはしんどいですし、もう少し距離を走るために木津川の土手にある自転車道を走ることにしました。

しかし、自転車道に入る前の道で少しスピードを上げたところ左脚のハムストリングスがつりそうになりました。無理をしても意味がないと判断し、自転車道では回復走ペースで走ることにします。

ですが、先ほど向かい風の中を走ってきた163号線と自転車道は90度ほど方角が違うのにこちらも向かい風になっています。この日は本当に向かい風ばかりを走っているように思います。回復走ペースでゆっくりゆっくりと走っていると次第に左脚の状態もよくなってきたように感じます。改めて回復走は重要な技術なんだなと認識できました。

山城大橋で自転車道から脱出し、ここから枚方方面へと向かいます。ここでも向かい風、しかも普段は交通量が少ない道のはずがかなりの車の量でした。どうやら第二京阪道路へと向かう車が多かったようです。

長いこと車の間に挟まれながらの信号待ちを繰り返し、ようやく津田中学前に来て左折。ここから桐蔭高校を目指します。

私の予想ではここまで向かい風だったので、桐蔭高校へ向けて進んでいくならば追い風になるとほとんど確信に近い予想をしていました。しかし、結果はその予想を裏切るものでした。

なぜか今までとは全く逆の風向きへと変わってしまい、ここでも向かい風になっていたのです。しばらく走っていなかった私の体へ神様が強制的に負荷でもかけようとしているのだろうかと思ったくらいです。

もう距離はあと少しですのでここからは30km/hを維持してゴール。合計で140km程度の走りでしたが、感覚的にはもっと走っていたように感じるロングライドでした。運が悪かったとはいえ逆回りで回っていたらもっと楽だったのかなと思ってしましました。

ですが、久々にロードバイクを堪能できました。途中からAT値以下のペースを保ったおかげか、回復走を入れたおかげかわかりませんが(両方かも)、疲れた割にはお尻以外には痛みもなく走りきることができました。やはり心拍数を管理しながら走るのは意味があるなと思います。次回は最初からAT値を超えないように走るようにしてみようかと思いました。