恵みの雨?雨の中を迷子になりながら鍋谷峠を登ったロングライド

ちょうどいい小雨

月曜日の祝日。当初の天気予報では晴れるとあったので、朝早く出発してササッと走ってこようかなと考えていました。

しかし、7時に目が醒めてダラダラした挙句、ようやく家を出る気になったのが9時ごろです。しかも、そのころになると天気予報は昼から雨が降るという風に変わっていました。

パッと登って帰ってこようと思ったのですが、前日に葡萄坂や十三峠を登っていたこともあり、もう少し走って前回タイヤがバーストして帰ってきてしまった滝畑・蔵王峠あたりにでも再チャレンジしてみようかなと思いました。

家を出てみると思ったよりも雲が出ています。湿っぽい空気からもしかするともっと早くに雨が降ってくるかもしれないなと思いました。が、雲のおかげで暑さは多少マシなのでそのまま走り続けます。

滝畑ダム方面には堺かつらぎ線を通れば行けるはずです。しかし、前回滝畑ダムまで連れて行ってもらったコースはあえて平坦な堺かつらぎ線ではなく泉北高速鉄道の側道のアップダウンを通っていきました。「トレーニングとして平坦よりもアップダウンのある道を通っている」と聞いていたので、私もあえてこの道を通っていきました。

泉北高速鉄道の側道の34号線を通り、途中で左折して208号線・38号線、そして再び208号線を通って堺かつらぎ線の61号線へと入る予定でした。

アップダウンを頑張ってアウターでガシガシと突き進んでいきましたがやはり登り区間で減速してしまいます。もう少し垂れずに走ることができればいいのになと思いながら進んでいきました。

しかし、ここらで問題が発生しました。左折して堺かつらぎ線に入るはずが、どこで曲がったらいいのか全く覚えていなかったのです。GPSマップの地図を見ても要領を得ません。仕方がないのでもう少し前に進んで標識か何かを探そうと決めました。

ですが、やはりその時にはもう通り過ぎていたようです。走った記憶のない道だったので引き返して堺かつらぎ線を探してもよかったのですが、まあいいかという気持ちになりそのままアップダウンのある208号線を進んでいくことにしました。

あとで調べると、この道はそのまま真っ直ぐ南に行くと光明池に出て、そこから右折して進み阪奈自動車道で再度右折するとひたすらグルグル回る堺泉北環状線となっているようです。今回は光明池で左折したので周回コースとして走っていないのですが、毎日ここを走っているだけで強くなれるのではないかなと思いました。

さて、そんな208号線ですがこの道を走っている途中から雨がパラパラしてきました。まだ家を出て40分程度しかたっていないため「気象庁に騙された」などと考えてしまいましたが、不幸中の幸いか本降りにもならず、逆に暑さを取ってくれる雨となったためもう少し走ることに決めました。

光明池を過ぎてしばらく行くとある道へと出てきました。480号線です。ここの交差点には見覚えがありました。以前鍋谷峠に来たときに通った道です。鍋谷峠があるであろう山の方を見ると、山の上では明らかな雨雲が山を覆っています。しかし、せっかくなので目的地を変更して鍋谷峠を登りに行くことにしました。

鍋谷峠には以前一度だけ来たことがあるものの道を完璧に覚えているわけではありませんでした。この道で合っているのだろうかと疑心暗鬼になっているところで、2人の女性ローディーに出会います。何となく雰囲気的に鍋谷峠に行くのだろうなと思って後ろをついていくと再び知っている道に出て一安心。

2人は遠野トンネル前で左折していったのですが、私は前回このトンネルを通った記憶があったのでそのまま真っ直ぐにトンネルを通っていくことにしました。トンネルを通りぬけてしばらく行くと左手から合流する道に先ほどの2人の姿が見えました。わざわざトンネルを通らずとも行けたのですね。

このまま480号線を通って行ったのですが道が完全にウェットです。しかし、雨自体はパラパラしている程度だったためこのまま鍋谷峠を登ることを決意します。前回通った時は前日に降った雨で道路に川のように水が流れていましたが今日はそうなっていないことを願いながら登り始めます。

ここまでのアップダウンでかなり疲れていたため鍋谷峠はたんたんと登ることにします。一応タイム計測はしておこうかと思ったのですが、どこがスタート地点だったのかあまり覚えていませんでした。とりあえず製材所の前でラップボタンを押したのですが、どうやらその先にある橋を渡ったところがスタート地点だったようです。

鍋谷峠はプロチームであるシマノなども練習コースとして通るコースのようです。しかし、ここの特徴は同じような勾配の坂がずっと続いているということにあり、一定の斜度の坂を速く登ることで平地のスピードも鍛えられるという効果があるようです。

逆にいうと急な傾斜が無いためゆっくりと登れば対してしんどくないとも言えます。予定通り、心拍数を170程度にしてケイデンス80で登ることで心肺機能にも脚にも負担が少ないように登っていきました。

しかし、本当に同じような景色がずっと続いています。特に左カーブでは同じような角度で曲がり、フェンスがあり、落書きのされた看板があるというように「さっき通ったんじゃないのか」と思ってしまうような道が何回も何回も続くため、肉体よりも精神のほうがまいってしまいそうでした。

また、この鍋谷峠は道幅が狭く離合困難となっています。しかし、その割には交通量が多く、特に下ってくる車が非常に多かったです。雨がぱらつき、もともと木が茂って薄暗いのに雲の影響でさらに暗くなった道で車とすれ違うため、事故に合わないかと心配になってしまいました。そこでまだ午前中だというのに安全のためにライトを点滅させることにしました。多少気持ち的にも落ち着くことができました。

無限ループのような道の中で唯一指標となるのが峠のゴールの少し前の左カーブに青い標識があったはずです。この標識が見えればゴールが近いということだけは覚えていました。

そして、ようやくその青色が目に入ってきて、もうすぐだと心躍ったのですが、近くまで行ってみると山肌にブルーシートが捨てられていたことに気がつきます。紛らわしい上に手の込んだいたずらをされた気分になってしまいました。

まだかまだかと思いながら今度こそ青の標識を見つけ、最後はギアを重くしてダンシングしてゴール。峠付近は22℃でした。

小雨の中の鍋谷峠

一応測っておいたタイムでは25:20でした。だいたい平均くんと同じようなタイムです。もう少しならタイムの短縮もできそうだなと思いました。

さて、峠までたどり着きましたが、雨も小雨の状態です。わざわざ鍋谷峠を抑えて走ってきたからには和歌山側に下って再び地獄のアップダウンである紀ノ川広域農道にチャレンジするためでもありました。写真を撮った後はすぐに下っていきました。

長くなったので次回に続きます。