序盤をゆっくり走りラストを追い込んだ金剛トンネルのロングライド

早朝に

日曜日の朝6時から走りに行こうと約束していたので、朝5時ごろに起きました。しかし、少しすると「やっぱり7時スタートで」と連絡が来たため、二度寝するわけにもいかずボーっと時間をつぶします。

相変わらずの暑さなので近場を走って午前中には帰ってこようと言っていたのですが、なぜかフレンチトーストを3枚も食べて出発前にお腹が痛くなりトイレにこもります。おかげで10分ほど集合時間に遅れて到着してしまいました。

この日は3人で走ることになっていたのですが、2人とも私よりも速いためハードになりそうだなと覚悟してきていました。しかし、到着してすぐに「今日はゆっくり行きます」と言われます。そう聞いても「どうせ速いんだろうな」と思ってしまいます。基本的にはロードバイク乗りの「ゆっくり」とか「疲れている」という言葉はあてにならないことが多いからです。

走りながらどこに行こうか話していましたが、金剛トンネルまで行くことにしました。さっそくスタートします。

スタートしてすぐに「あれ?」と思いました。どうやら本当に疲れているようでペースがかなり遅かったのです。らしくない走りに大丈夫だろうかと本気で心配になってきたくらいです。しかし、この時もどうせ登りに入ったら加速していくのだろうなと思っていました。

310号線を東に進み河内長野に来たところで一度コンビニに立ち寄ります。この時点で7時40分くらいだったでしょうか。私が出発して1時間も経過していないくらいなのですが、出発前にボトルに詰めたロックアイスはすべて解けてしまっていました。朝から日差しがものすごく暑くなっています。やはりもっと早い時間帯のほうが走るのにはいいのだろうなと思いました。

コンビニ休憩を済ませてとりあえず観心寺まで向かいます。河内長野駅を越えてここから坂道がスタートしました。金剛トンネルTTのスタートは観心寺ですがそこに行くまでに登りがあるのです。内心はこの登りで私は遅れてしまうのではないかなと考えていました。しかし、この日に限ってはそうはなりませんでした。

なんといつもならば金剛山をアウターだけで登っていくはずの前を走るHさんが最初の坂ですでにインナーに入れているのです。後ろを走っていたNさんと珍しい光景だななどと言いあっていました。かなり余裕のあるペースで淡々と進んでいき観心寺でもう一度少しだけ休憩することになりました。

ここで再度Hさんが「今日は本当にゆっくり行きます」といったところでようやく私もこの言葉を信用することにしました。どうやら話を聞いてみると今週に行ったジムでの筋トレで臀筋と大腿四頭筋とハムストリングスが筋肉痛になっているようです。

さて、しばしの休憩を終えてスタートします。一応タイム計測だけはしておきましたが私もゆっくりと行くことにします。時刻は8時15分くらいでしょうか、この時間に観心寺での気温が27℃あり、日が当たるところではものすごく暑かったです。

しばらくHさんが先頭を走っていたので後ろでついていきましたがほぼ平地のような緩斜面で25km/h程度のペースで進んでいきます。さすがに前に行ってペースアップしておいたほうがいいのだろうかと思い始めたところで214号線との交差点になりました。ここから若干勾配が上がり始めるのですが、ペースに変化が現れます。

勾配がきつくなるところではHさんのトルクをかけたペダリングによって前との間隔があいてしまったのです。心の中で「来たか!やっぱり疲れてなかったんじゃないか」と思ったのですが、マイペース走行でついていくとすぐに追いつきました。どうやら勾配がきついところで離されても緩むところではペースダウンしているようです。このインターバルのような走りが何度か繰り返されます。油断していると開いた差が埋められずに離されてしまいそうだなと思いました。

ですが前にいるHさんから「だめだ、もう無理」との声がかかりその後すごいスピードでダンシングで加速していきました。と思ったらその勢いのまま湧水直売所にピットインしていきました。本当に疲れていたようでHさんはここで休憩するようです。

今まで何度も金剛トンネルに登りに来ていましたがこの直売所に入ったのは初めてでした。休憩するところもあり自販機も置いてあるというのは知りませんでした。どうやら煮込みこんにゃくも売っているようで名物のようです。

しかし、ここで終わってはものたりないのでここからはNさんと2人で登りに行くことにしました。Nさんも最初は疲れ気味で平地を走っている時はしんどいといっていたのですが、山に来て登りはじめてからは元気が出てきたといっています。

ここからはNさんに先に行ってもらい後ろからついていきます。目標としては離されずになるべくついていくことです。

スタートしてすぐに今までよりも心拍数が跳ね上がりました。が、まだこの辺りは勾配が緩いので何とかついていきます。金剛トンネルまでラスト2kmのところから勾配が上がります。ここでNさんはダンシングで軽快に登っていきました。すぐに差が開いてしまい5~7m程度の距離ができてしまいましたが、ここでもマイペース走行で追いかけていきます。

このまま離れてしまうかなとも思いましたがその後は何とか3mまで近づいてそこからはこの距離のままで登っていきました。

前回このコースを走った時は後から出発したNさんが後ろから追いかけてくる先行逃げ切りライドで、私が1人で必死に逃げて13~15km/hで登っていました。しかし、今回は前にいるNさんのペースに合わせるように登ってだいたい16km/h前後で安定しています。やはり前に人がいてくれた方が自分の力以上に走れるのだなと思いました。

そんな状態で登っていたのですが、途中上から下ってくる人の中に変わった男性が登場しました。普通ロードバイク乗りとすれ違う時には会釈やあいさつをするのですが、その男性は右手の人差し指と中指を立てて額に当て、その手を大きく右後方にシュバッと振り下ろして「こんにちは!」と声をかけていったのです。

普段まず見かけないあいさつをされて思わず前方3mにいるNさんに向かって大声で「おい、今の見たか?」と声をかけて笑っていたらスピードダウンしてしまいました。またもや7mほどの差になってしまいましたが、もうあとちょっとでゴールというところです。最後は追いつくことはありませんでしたが、ギアを3枚ほどあげてダンシングでスピードアップしてゴール。

トンネル手前にいた初老の男性に「速いね~」と言ってもらえました。やはりどんなに疲れていても最後はスプリントしておいたほうがいいのかもしれません。人に見られるという意味でも。

念のためにとっておいたタイムは30:22でした。序盤ゆっくりと走って途中直売所で止まったことを考えれば自分の中ではかなりいいタイムです。最初からしっかり走っていれば28分くらいは行けたのかもしれません。後はもう少しお腹についた脂肪を落とせればタイムが伸びそうだなと思いました。とりあえず間食をやめなければなりませんかね。

ゴールして一息ついたらササッと下り始めます。途中で登ってきていたHさんと合流してそのまま下っていきました。

直売所からの登りはいいペースで運動になりましたが、そこまでのペースがゆっくりだったため何となく物足りない感じもします。しかし、310号線を下って平地にまで来ると暑さはさらに増していました。たぶんここで帰らなかったらまた熱中症になりかねないと思い、素直に帰ることにしました。

帰宅途中でまたコンビニにより話し込んでしまい、家に帰ったのは11時前になってしまっていました。この時間になると500mlのスポーツドリンクは30分程度で飲み干してしまう勢いです。やはり遠くまで走りに行きたければもっと早起きして出かけるしかなさそうです。今日は距離は短いですがラストはいい感触で走れたのでよかったです。