全然ゆっくりではなかった水越峠へのポタリング

8月18日日曜日

落車をして1週間後の日曜日。まだ怪我も完全に治ったわけでもなかったのでこの日はおとなしくしていようかなと思っていました。しかし、「水越峠までゆっくりポタリングに行こう」というお誘いがあり、ポタリング程度ならば走っても問題ないだろうと思い、走りに行くことにしました。

朝6時に中百舌鳥で集合します。しかし、朝起きてからどうにもお腹の調子が良くなかったのですが、走り始めてからさらに状態が悪くなってしまいました。集合場所の近くのコンビニのトイレを借りて何とか走れそうだと判断してようやくスタートします。

1週間前に走った時には朝の5時前からすでに蒸し暑く走るのが嫌になるような気温でしたが、この日はかなり気温がマシになっています。だんだんと夏の終わりが近づいてきたなと実感しながら走り始めました。

出発してしばらくは本当にゆっくりと進んでいました。ペチャクチャと話をしながら走っており、気がつけばスピードは25km/hを切るくらいの遅さです。このスピードで走りながら怪我の箇所の状態を確認していましたが特に問題なく走れそうでほっとしました。

しかし、310号線に入ってしばらくするとだんだんとスピードが上がってきました。軽く呼吸が乱れるレベルの強度になってきて心の中で「ポタリングペースを越えてきてるよ」と思いながらも後ろについて走り続けます。

さて、この310号線を走っていては水越峠には行くことができません。しかし、私はこの辺りから水越峠のほうに行ったことが無かったためどういう風に進んでいくんだろうかと思いました。ですが人の後ろについて走っていると何度も左・右・左・右と曲がっていくと自分の現在位置がどこなのかさっぱり分からなくなってしまいました。やはり自分で迷いながら走ったほうが道は覚えられそうです。

ようやく知っている道に出てこれたのは309号線と石川が交わるあたりでした。ここからは309号線をさらに東に進んでいきます。しかし、ここでも私の知らないルートを通ることになりました。

というのは私が今まで309号線から水越峠のスタート地点である森屋交差点に行くときには河南町の道の駅を越えたところで右折していたのです。ですが今回は道の駅の手前になるトンネルの前の交差点で右折して201号線に入っていきました。この201号線をしばらく走ってから202号線との交差点で左折します。するとスタート地点の森屋交差点へと通じているようです。

どちらも問題なくスタート地点までたどり着けるのでどっちを走ってもいいのですが、今度からはこの202号線を通っていこうと心に決めました。というのはこの道は非常に走りやすく、かつ景色が良かったからです。

この辺りの千早赤阪村の棚田は日本の棚田百選にも選ばれているのですが、今まで私が通っていたルートではきれいな棚田を見ることは全くできませんでした。しかし、この日通ったこのルートでは開けた視界に大きな棚田が広がっていて非常に気分よく走ることができたのです。今まで大阪でロードバイクに乗っていてこの道を知らなかったのはものすごくもったいなかったなと思ったほどです。

そのかわり、このルートではちょっと登りがありました。それまで平坦基調で来ていたのでスタート地点までいいアップになりました。ですがこの辺りで一緒に走っていたHさんが少し遅れます。いつもならばたいていの登りをアウターのままで登っていくHさんですが、スタート地点を越えて次の信号あたりで「今日は駄目だ。先に行ってて」というのでここからは一人で登っていくことにします。

私の方は落車してから丸1週間自転車に乗ることが無かったので登れるだろうかという心配がありました。しかし、1週間休んでいたためか自分で思っていた以上に体が動いてくれました。いつもではありえないほど脚がクルクルと回ってくれるので、この時はケイデンスを100程度にして20km/h強で進んでいきました。

いつもよりもいい調子で走れており最後までこのペースで行ってやろうと思っていたのですが、途中の上河内との合流地点あたりからだんだんと疲れが見え始め、309号線から側道に入ってからは道が長く感じてしまいました。いつものんびり走っている時には側道に入ると残りはあっという間というイメージがあったのですが、この日はまだかまだかとゴールを待ちわびながらペダルを回していました。

最近は平日のトレーニング時にメディオを15分×2本でやっていることが多いので、体が15分を境に動きが悪くなってしまったのかなとも思います。ある程度登りを一定ペースで登りきるつもりならば少なくとも30分間同じペースを維持し続ける練習というのもしておくべきなのかもしれません。

そんなことを考えながらようやく水越峠の頂上が見えてきたので最後はダンシングでスピードアップしてゴール。後で、サイコンのログからデータを見返してみるとおおよそ24分30秒というところでした。5月に測定したときに27分くらいかかっていたので自分の中では悪くないタイムです。

水越峠の頂上

頂上で少し待っているとHさんも到着してきて、少し休憩してから帰路につくことにします。「帰りもポタリングペースで帰りますよ」と言われて「了解です」と答えて出発します。しかし、最初こそ下りはゆっくり下っていたものの、勾配が緩んできたあたりから急に前を走るHさんがスピードアップしだして離されないように全力で追いかけたりと全然ポタリングになっていないスピードで突き進んでいきました。

途中でコンビニにより水分補給を取ることにします。この辺りで時間は8時を回ったのですが、だんだんと日差しが強くなってきました。マシになってきたとはいえやはりまだこの時期は朝走るほうがいいだろうなと感じます。

コンビニ前で体に水分を取り込みながらパワーメーターやジムでのトレーニングなどについていろいろと話をしていました。いろいろと話を聞いていましたがジムもトレーナーについてもらってトレーニングしているとかなりの金額がかかると聞いてびっくりしてしまいました。

しばらく話をしてから帰ることに。淡々と走り始めて今度こそポタリングペースで進んでいきました。しかし、広い道に出てくると次第にスピードが上がってきて、いつしか40km/hで巡航していました。「違う。これはポタリングのペースじゃないよ」と言いながらついていきましたが、最後は50km/h程度まで上がってしまっていました。本当にロードバイク乗りの「ゆっくり行きます」という言葉は信用ならないなと思ってしまいました。

途中でわかれて9時を回ったころになるともう灼熱のような暑さになってきました。この時間になると走るのがいやになる暑さです。ですが、その暑さよりもこの時は再びお腹の調子が悪くなってきたことが問題でした。何とか家にたどり着くまで持つだろうかと全力疾走で帰って、ギリギリで家にたどり着いて自転車をほっぽってトイレに駆け込むことになってしましました。

どうもコンビニ休憩のときに食べたアイスがよくなかったようです。夏のライドでは暑さをごまかすために冷たいアイスやジュースを飲んでしまいますがお腹のことを考えるとあまり冷えるものというのはよくないのだろうなと思います。気を付けないとなと思いました。

また、落車1週間後のロードバイクでしたが家に帰ってから怪我のかさぶた部分を見てみるとかさぶたの中心から再び血が出てきており、股関節部分のキズパワーパッドのところもパッドの中で血がたまってしまっていました。どうもまだ完全によくなっていなかったので自転車をこぐ動きで傷口が広がってしまったようです。二十歳を超えると傷の治りが遅くなるといいますが、だんだん体の修復能力が落ちてきているんだなと実感してしまいました。