10月に日焼けしてしまうことになった金剛山ロープウェイライド

天気が良すぎた一日

天気予報では週末の天気が雨と曇りにコロコロと変更されていましたがいざ日曜日になってみると晴れになりました。最近はあまり週末に走れていなかったため少しでも体を動かしておこうと思います。

しかし、前日に酒を飲みたくさん食べたこともあり、この日は体からお酒を抜くための走りをしようと考えます。のんびり気持ちがいいくらいのペースで走ることに決め、10時ごろに出発します。

ですが、出発前にサイコンの電源を入れてみるとバッテリーが空になってしまっていました。どうしようかと考えたのですが、仕方がないのでモバイルバッテリーにつないで充電した状態でビニール袋に入れて背中のポケットにサイコンごと入れて走ることにしました。そのため、この日はいつものようにサイコンの表示を見ながら走ることができません。まあ、スピードを出す気もないので逆にそのほうがいいのかなとも思いながら走ることになりました。

外に出てみると空は雲一つないくらいの快晴でした。この思った以上の天気の良さが後々体へのダメージとなってしまいましたがこの時は「いい天気でよかったな」くらいにしか考えていませんでした。

特に目的地を決めていなかったのでいつものように大和川まで行き東に向かって進んでいくことにします。しかし、ここでものすごい向かい風が吹き荒れており前に進みません。とても気持ちよく走るなどと言うレベルではありませんでした。

このまま、堤防の上にまで出てしまえばさらに風の影響を受けることになります。そこで、どうせなら今まで走ったことのない知らない道でも走ろうと右折して住宅街へと突き進んでいきました。

しばらく走って今度は左折することになり、結局東向きへの走行となりますが、車の流れに乗ってなんとか走り続けます。どうやら12号線を走っているようでしたが、この道では後ろから追い抜いていく車がむやみやたらとクラクションを鳴らしてきたため怖かったです。もう二度とこの道は通らないぞと思いながら向かい風に立ち向かって走り続けます。車の交通量も結構ありゆっくりと走るわけにもいかず、向かい風の中をペースを維持して走っていたためこの時点で酒抜きライドにはならない強度の走りが続いてしまいました。

そのままずっと行くと石川へと出てきました。ここで右折していきます。以前この石川の砂に滑って落車してしまったこともあり、石川サイクルロードを通る気がしなかったため、石川のそばの車道を通っていくことにしました。この辺りで今日の行き先を金剛山ロープウェイにすることにしました。金剛山の木々を久しぶりに見たくなったのです。

この辺りからは東南方向へと走ることになったのですが、横風がビュービュー吹いてくるためやはりしんどい。だんだんと斜度もついてきて余計に体力を使うのですが、それにしてもいつもよりも疲労度が高いなと感じました。サイコンでの心拍数の確認ができていないので、もしかしたら自分で思っている以上に頑張って走りすぎているのだろうかと感じました。

しかし、この疲労の原因はそれだけではありませんでした。ちょうどボトルの水が無くなってきており、309号線にある自販機で休憩を取ることにしたときに自分の腕の異変に気がついたのです。それは腕の日焼けでした。

元々皮膚が弱いため日焼けをすると大変なことになるのでずっとアームカーバーをして走っていました。しかし、この日は10月に入ったことともともと曇りになるという予報があったためにアームカーバーを付けずに走ってきていたのです。これが大失敗でした。ここまでおおよそ1時間半ほど走ってきています。今までの経験上この皮膚の状態は後のことも考えて帰宅したほうがいいともまだ大丈夫とも言える微妙なレベルでした。

ジュースを飲みながら考えた結果、ライドは続行することにしました。ライドとして楽しいのはここからであり、このまま帰ると向かい風の中クラクションを鳴らされながら楽しくもない走りを下だけということになってしまうため、せめて1本くらいは山に登っておこうと思ったのです。

再スタートを切って309号線からグリーンロードを経由して金剛山ロープウェイへの道へと入りました。ここからずっと登っていくことになります。

久しぶりに登った金剛山ロープウェイですが、とにかく「長い」の一言につきました。最近の走りの少なさと日焼けの影響もありスピードが出ません。仕方がないので軽めのギアを一定ペースで回しながらとにかく垂れないように走り続けたのですが、まだ登りが続くのかという思いしか頭にありませんでした。

途中にある分岐点には標識がありロープウェイまで残り4kmと表示されています。登りを後4kmも走るのかと思うとここで引き返して帰ろうかとも思ってしまいましたが、この後の道では平坦に近い区間も出てくるため「あとちょっとだ」と心を奮い立たせて登り続けます。

しかし、久しぶりに走ると本当に記憶があやふやになってしまっていました。何とかペースを落とさずに走り続け、湧水のあたりを通り過ぎたところであとちょっとだと考えてラストスパートをかけたのです。ですが、実際にはまだもう少し距離があり、そのスピードを維持したまま登りきることは不可能でした。「あれ?まだゴールじゃないのか」と気がついたときにはガクッとペースが落ちてしまいラストは再度スパートをかけましたがスピードが上がらずに終了。

金剛山ロープウェイのベンチにて

ゴール地点のベンチに座って購入したジュースを飲んで休憩します。大阪平野では気温が33℃ほどあったようですが、ここまで登ってくると23℃ほどで風が気持ちよかったです。疲れはしましたがやはりここまで走ってきてよかったなと感じました。

さて、背中のポケットに充電したままログを取っていたサイコンを取り出してみるとかなり充電がすんでいたようです。ここからは充電をやめていつものようにハンドルに取り付けて走りながら見られるようにしておくことにしました。ちなみに背中に入れておいても走行ルートやスピードなどのデータはきちんと取れているのですが、唯一心拍数だけはちゃんと計測できないようです。考えてみれば胸の前側に心拍センサーがあるため当たり前ですが、後で確認するとセンサーの信号をキャッチしたりしなかったりを繰り返していたようです。

休憩を終えて下り始めます。ですが、いつものように下れないように感じます。たかが50km/h程度のスピードでのコーナリングでタイヤが滑って転ぶのではないかと不安になって体が硬くなっているようでした。しかし、そこまでタイヤは擦り減っていないため以前の落車のイメージが頭に残っているのかなと感じます。前々回の落車のあとも下りの苦手意識ができてしまい、それが取れるまでは数か月はかかったように思います。またそんな状態が続くのかなと少し心配になりました。

下りきってからは石川サイクルロードを通ることになりました。行きでも横風がきつくてスピードが出ませんでしたが、帰りも同じく横風でスピードが上がりません。結局この日は4分の3以上の走行で風に苦しめられたことになりました。

ですが、ここで横風ということは唯一大和川のそばを西に向かって走るときには追い風になります。いつもは北側の自転車道を通りますが、追い風のメリットを生かすために南側の車道を走ることにしました。

予想通り強い追い風の影響でこの区間は楽に45km/hで巡航することができました。が、ここまではずっとこの風が邪魔していたのかと思うと複雑な気分にもなってしまいました。

何とかスピードを落とさずに帰宅。距離は80kmほどだったのですが、なんだかいつも以上に疲れを感じるライドになってしまいました。当初の目的であった酒抜きライドの予定は完全に破たんしてしまっています。

また、あらためて自分の体を観察してみると重たい状に日焼けしてしまっていました。皮膚が真っ赤になり熱を持っています。10月に入り少しは秋らしくなってきたかと思っていましたが、まだまだ油断はできないなと反省する一日となりました。