危険を察知しても回避できなかった激坂青谷ライド

走り納め?

12月15日にアウグーリオにて走行会があるという話を聞いていました。先月は実走1回(走行会で)と5分間のローラー台が1回と今月は40分のローラー台が1回だけという恐ろしいほどロードバイクに乗っていませんでした。走行会のコースは短めだったので昼からの用事にも間に合うということで参加することにし、朝の9時に店の前に到着しました。

今回は走行会の告知が直前だったためか、はたまた12月という寒い時期のためかいつものように大所帯にはなりませんでした。店の前に集まったのは私ともう一人で、途中合流にご夫婦で参加されるという2名がいると聞きました。どうやら以前の走行会で葡萄坂に行ったときに来られていた方のようです。仲良く夫婦でロードバイクに乗っているというのはすごいなと思いました。

さて、9時20分ごろに出発して店を出ます。今回の目的地は信貴山ののどか村ですが、ここへ葡萄坂ではなく青谷コースを通っていくようです。ここは大阪とは思えないような土地で家の前の道はすべて転がり落ちそうな坂道となっています。下から登っていくと徐々に勾配がきつくなっていき、最後には19%ほどの斜度の坂が続いており走りごたえのあるコースです。

出発して大和川へと向かっていきます。久しぶりに走る私の体は走りがどうとかいうよりも寒さに耐性がなくなっているようで、ずっと「寒い、寒い」とつぶやいていました。住田さんは「そこまで寒いか?」といった感じでへっちゃらそうです。大和川にたどり着いてからは日が当たるようになり少しはマシになりました。

大和川はいつもの冬といった感じで西からの強い風が吹いています。反対車線を走っているロードバイクを見ていると皆ウインドブレーカーをバサバサとはためかせて必死に走っていました。つまりこれは東に行く我々にとってはものすごい強い追い風であるということです。

しかし、前回の走行会で大和川を走っている時に最後尾の人が歩行者と接触事故を起こしてしまったこともあってか、先頭を走る住田さんはかなりの安全運転で進んでいきました。どのくらい安全運転に徹していたかというと強力な追い風の中でスピードが25km/h程度しか出ていなかったことからもわかります。一向に心拍数は上がらず同じ距離を走っても時間がかかるため、この日の走行会はLSDだと思うようにしました。

少し進んで大和川を走っている途中で一人の途中参加メンバーと合流しました。その人曰く反対車線を西に向かって走っていると風が強くて真っ直ぐ走れないくらいだといいます。帰りが大変そうだなと思いながら進み続けます。

ゆっくりゆっくりと進んでいき、ようやく柏原に入ったあたりで夫婦の2人とも合流することができました。これで全員で6人での走りということになります。いつもならば大和川から石川へと入っていきますが、今回はそのまま真っ直ぐに進んでいき、青谷へと向かっていきました。25号線から183号線へと入っていきます。

もうすぐ青谷コースの登りが見えてくるというところで少しトラブルがありました。私が自転車ですっ転んだのです。

途中トイレ休憩をするということでコンビニによることになったのです。コンビニに入るため左の歩道に侵入していく必要があります。ここの歩道では少しの段差があり、走りながら「こういうちょっとした段差が危ないんだよな」と思いました。先頭を走る住田さんが左に曲がる手信号をだし、2番手だった私もそれをまねてから左折しました。しかし、なんということでしょう。危ないとわかっていた段差にタイヤをとられて転倒してしまったのです。

スピードはでいてませんでしたが左にこけて肘とお尻を地面にぶつけました。そして、ロードバイクが倒れた瞬間に道路にスピードセンサーが吹っ飛んでいきました。2つのバンドでチェーンステーに留めてあったセンサーが道路にまで飛んで行ったため、すぐに起き上がり安全を確保してからセンサーを拾いに行きます。どうやら動けるように大きなけがはしていないようです。

自転車本体も確認してとくには異常なし。体も肘が痛みますが、それ以外は問題なさそうです。不幸中の幸いで後続の人を巻き込むことが無かったのが救いでした。

コンビニで皆がトイレ休憩している時に先ほどの転倒を思い返します。ぶっちゃけた話、怪我自体は大したこともなく問題ではありません。それよりも、事前に危ないことが分かっていたにも関わらず不注意でトラブルを起こしたことのほうが問題です。集中力が足りていません。気を付けないともっと大きな交通事故などに発展して怪我だけでは済まなくなるかもしれません。ロードバイクに乗るときにはもっと体調を万全に整えて走りに集中して事故を防ぐようにしなければと反省しました。

さて、コンビニ休憩が終わりここから少し進むと青谷コースの始まりです。ここから登っていき村落を越えるとアップダウンが続いてのどか村に着くことになります。村落を抜けて一部平坦になる区間があるということで、そこまでは各自のペースで登っていくことになりました。

この青谷コースには一度来たことがあります。本当に一段一段と段階を踏むように斜度がついていき最後には19%の坂を迎えるというところなので、ラストに必殺ギア28Tが使えるように調整しながら淡々と登っていきました。

スタートしてしばらくすると後続と距離ができコーナーで見えなくなりました。そこで頭の中で後ろから追い抜こうと虎視眈々と追いかけてくる人がいるイメージをして、なるべく手を抜かずに走り続けるようにして登っていきました。しかし、久しぶりに走るとだんだん斜度がきつくなるたびにもうやめてゆっくり行こうかという気になってしまっていけません。

神社を越え、学校を越え、池を越えていよいよラストの登りが見えてきました。ここまではうまいことシッティングで走ってこられたのですが、知らないうちに後ろ荷重の乗り方になってしまっているようで、斜度がきつくなったときに前輪が少し浮きそうな感じがしてしまいます。仕方がないのでここからはダンシングで体重を利用して激坂をクリア。以前来た時はかなりしんどいコースだったように記憶していましたが、今回は「あれ?もう終わり?」と拍子抜けしてしまうくらい短く感じました。

後から聞いた青谷の話ですが、どうやらこの地ではこれほどの斜度の道しかないにもかかわらず祭りではだんじりを使うようです。よくやると思ってしまいました。

12月の青谷からの景色

ゴールの平坦区間まで来て暇だったので写真をとりながら待つことに。しばらくすると全員が登ってきました。最後尾を走っていた奥さんはなかなか大変だったようです。ですが、残念なことにここからは一度下ってからまた登るといういやらしいコースになっていました。アップダウンはみんなでゆっくりと行きます。

寒い山の中での下りの後に登りかえすとしんどいのですが、この日は思ったよりも脚が回ってくれました。しかし、トルクを書けるように走ると先ほど打った左のお尻が痛みます。なるべくケイデンスをあげて登っていくことにしました。

最後、左折してからのどか村までの一本の登りは再び各自のペースで登ることに。いい感じにケイデンスを上げながら登って先着してのどか村で待っていました。その間、ご夫婦の旦那さんからブログ見ているよと声をかけてもらいました。うれしい限りです。もう脚が無いと言いながらたどり着いた奥さんですが、ここから自宅まで40km弱あるということで帰りもかなり大変そうです。これに懲りずにまた一緒に走れたらと思います。

のどか村では汗が冷えるといけないのでササッと下っていくことになりました。ここからは葡萄坂を下っていくことになります。この下りが非常に怖かったです。

もう数えきれないほど走っている道なのに先ほど転倒したイメージが頭に残ってしまったのか、下りカーブで車体を傾けることができません。しかたがないのでブレーキをフルに使って減速してから曲がることしかできず難儀しました。せっかく前回の落車の嫌なイメージが無くなってきていたところなのにもったいないことをしました。

何とか下りきってここでご夫婦とはお別れです。ここからは4人で大和川の向かい風へと突っ込んでいくことになります。

しかし、ここは風邪の影響と安全運転を貫いたためか、スピードは20km/hちょいほどしか出さずに進むため、強烈な向かい風にも関わらずLSDペースとなりました。仕方がないのでエアロポジションを試したり、前走者の体をどのように風よけに使うのかをいろいろと試しながらのんびり帰ることにしました。特に問題なく無事にショップにまで到着して本日のライドはおしまいです。

この日を今年最後の走り納めにでもしようかなと考えていました。しかし、不注意から転倒してしまい、これが最後というのも後味が悪そうです。走り納めにはどこかロングにでも行って気分よく終わらせようかなと思いました。