今年初の葡萄坂・信貴山ライド

ホームコース

梅雨入りから最初の日曜日となるこの日は非常にいい天気になりました。せっかくなので走りに行こうと考えて朝7時に起きてフレンチトーストを3枚ほど食べておきます。しかし、その後二度寝をしてしまい結局遠くまでは走りに行くことができなくなってしまいました。

昼飯を食べたころになると「もう今日は走るのはやめておこうかな」とも思ったのですが、お腹に入れたカロリーを消化しておく必要があると思い直し、1時半ごろに家を出発することにしました。

とりあえず走りながら行き先をどうするか考えます。そういえば先日千早赤阪村で田植えが行われたという記事を見かけたことを思い出しました。千早赤阪村は大阪で優位つの村であり、日本の棚田百選に選ばれているところです。のんびりと走ってきれいな景色でも見てよごれた心をきれいにしに行こうかなと思いました。

しかし、大和川沿いを東に向かって進み始めたところ、いつもと少し違う感じがします。何かと思えばそこまで力を入れていないにも関わらずスピードが42km/hほど出ていたのです。ここに来るまではあまり感じていなかったのですがちょうど追い風がいい感じに吹いていたようです。

その後も変わらず追い風が吹き続ける中を走っていて少し考えが変わってきました。この追い風ならば葡萄坂へ登りに行ってみても面白いかなと思ったのです。かつては毎月必ずタイムを測り自身の状態を把握するために使っていたホームコースともいうべき葡萄坂ですが、今年になってからは一度も行っていなかったのです。久しぶりにいって遅いタイムが出てもいやですがこの風があれば多少タイム短縮の助けになってくれるかなとも思いました。

結局決めかねているうちに柏原市に入り、石川サイクルロードとの分岐点にやってきました。どうしようかと思ったのですが、目の前のロードバイク乗りが自転車道から25号線へと入っていきました。何となく「この人は葡萄坂に行くんだろうな」と思い、その動きに釣られるかのように私も25号線へと入っていきました。というわけでこの日は棚田を見るサイクリングから葡萄坂のタイムアタックへと変わってしまいました。

葡萄坂のスタート地点の前のコンビニでいったん停車して水をゴクゴクと飲みます。一度落ち着いたところからスタートしようと思ったのですが、予想以上に気温が上がっているのか暑く感じます。ゆっくり休憩してからスタートしようと思いましたが、立っているだけで疲れてしまいそうなのでほどほどでスタートを切ることにしました。

ラップボタンを押していざスタートします。しかし、クランクを数回転させただけで「こんな暑い中を走るのか、しんどそうだな、嫌だなあ」という考えが頭に浮かんできてしまいました。今まで葡萄坂を登るときにはワクワクしていたものですが、どうしたのかと自分でも思ってしまいます。嫌なら走らなくてもいいのではないかとも思ったのですが、まあ走り始めればしんどくてそんな考えも浮かばなくなるだろうと思い、そのまま登っていきます。

久しぶりの葡萄坂、とりあえず目標タイムを設定しておきます。前回十三峠を登った時のタイムからおおよそ16分台前半くらいになるかなと思い、16分フラットを目指すことにします。と言っても走っている最中にタイムを見ないので何となくそれくらいのペースでという感じですが。

しばらく登っていると、ふと異変に気がつきます。「あれ?葡萄坂ってこんなに斜度が緩やかだったっけ?」と感じたのです。いつもならば最初の墓場横のコーナーあたりでインナーローに入れて回して登っていくのですが、この日はもう一枚重いギアで登り続けられました。

おおよそ3分の1あたりになるところにやってきます。それまで見ていなかったサイコンに一瞬視線を移すと12km/hほどのスピードが出ていました。今までの経験から子の感じならば16分を切ることができそうな予感がします。

が、ここからの走りは微妙なものになってきます。というのも3分の1を超えると少し斜度が緩むので本来であればさらにギアを重くして少しでもスピードを上げる必要があるのですが、ギアはそのままでケイデンスを少し上げた状態で登っていく形になったのです。最初に感じたように今までよりも斜度を感じないのは同じなのですが踏めないという状態のようです。

これはパターゴルフ場前に来ても変わりませんでした。少し平坦な区間が出てくるので本来スピードをグッと上げてその後の坂もその勢いを利用して登るのがセオリーです。しかし、スピードが上がらないため勢いがありません。しかも、その後の登り区間ではインナーローに落としたので最初よりもペースが落ちてしまいます。

そのまま登り切り、最後に少しある下り区間もそこまで追い込まずにゴール。停まらずにそのまま流しながらタイムを確認します。後半ペースが落ちたのでどうなったかと思ったのですが、15分38秒ということで走る前に思っていたよりもいいタイムでした。

しばらくロードバイクに乗っていない期間があった割には自分の中ではいいタイムとなりました。また、やはり葡萄坂は走り慣れているおかげか、走りながらいろいろと気づきを得ることができるコースだなと思いました。今年は十三峠を走ってタイムを測っていこうかと思いましたが、やはり葡萄坂を体力測定の指標にしていこうかと思いました。当面は15分フラットを目指していこうと思います。

さて、ここから本来の目的の千早赤阪村に行くのであれば引き返したほうがいいのですが、せっかくなのでそのままのどか村まで登っていくことにしました。ここからはあまり疲れないようにダンシングをメインに登っていきます。

のどか村まで来たらそのまま通り過ぎて青谷から戻って棚田を見に行こうかなと思っていました。しかし、アップダウンを越えて青谷上部の狭い町中を走っていて気が変わりました。標識に「峠」と書かれていたのです。これは峠という地名なのか、本当に峠があるのだろうかと気になったのでその標識に沿ってそのまま知らない道へと進むことにしたのです。

標識に沿って道を曲がって少し行くと自販機があったので飲み物を補給しておきます。すでに暑くてボトルの中が空っぽだったのです。暑いといってもまだ30℃程度のはずで、今から暑い暑いと言っているとこれからの季節は走れないなと思いました。

補給を終えて少し走ると無人駅が見えてきました。河内堅上駅という駅です。大阪府の駅なのですが今まで一度も来たことの無い駅だったので何となく写真を撮っておきました。

河内堅上駅

そして写真を撮り終え、ポケットにスマホをしまった瞬間、何の前触れもなく口から昼飯の一部が飛び出してきました。一瞬何が起こったのか分からなかったのですが、自分では気づいていないうちにかなり疲れたのか、暑さにやられていたようです。こうなるともう棚田がどうとかは行っていられません。おとなしく帰ることにします。

ですが、そこまでひどい状態というわけではなさそうなので、このまま引き返すのももったいないと思い、そのまま奈良側へと下っていくことにしました。少し行くと右手に道幅の広い25号線が見えますが、何となくロードバイクで走るには不向きな狭い道をそのまま進みます。しばらく行くと三郷町に出てきました。さて、どうしようかと思ったのですが目に留まった看板に信貴山スカイラインへの矢印が書いてあります。まだ走れそうなので奈良側から信貴山へと登って大阪へと帰ることにしました。

ゆっくりと登っていけば問題ないだろうと思っていたのですが、すっかりと忘れていました。奈良側から信貴山へと向かうと途中斜度がぐっと上がるところがあるのです。せっかく疲れないように走っていたのに強制的に心拍数が上がってしまいました。

のどか村裏の1km弱の登りではスピードが10km/hを切っています。なぜこんな短い距離でここまで疲れているんだろうと自分でも不思議に感じます。せっせと登り切り、そのまま停まらずに葡萄坂を駆け下りて下のコンビニで休憩しました。ここから帰るくらいならば本来必要ないですが、新たにスポーツドリンクを買いボトルに入れ、500mlのパックジュースを飲み干します。

10分ほど休憩した後はさっさと帰ることにしました。行きがいい追い風だったこともあり、当然ながら帰りは向かい風になっています。心拍数を上げないように行くりと帰るのがいいのか、スピードを出して早く家に着くのがいいのか悩みどころです。今回は早めに家に着くように頑張ることにしました。

家に着くころにはボトルのドリンクは空になっていました。やはり水分補給がうまくできていなかったのでしょうか。ボトルは一つで走っていましたが、これからは二つ持っていくことも必要かなと感じるライドになりました。こまめな水分補給が大切だなと改めて反省することになった1日でした。