夜の葡萄坂でのストレス発散ライド

ストレス解消

7月末の平日の話。今年に入ってからはほとんど夜に実走に行っていなかったのですが、急に走りに行きたくなって仕事が終わってから夜に家を飛び出すことにしました。行き先をどうするか考えていたのですが、たまったストレスを解消するためには登りを登るのが一番です。頭の中を真っ白にしながら走れる坂を目指して葡萄坂に行くことにしました。

家に帰って着替えをします。しかし、ズボンを脱ごうとした瞬間に脚が攣りそうになって転倒しかけてしまいました。前日に行った3本ローラーでの高回転練習によって股関節周りの筋肉が筋肉痛になってしまっていたようです。股関節を90度曲げたら痛みが出るので、行くかどうか少し悩みましたが我慢して出発することにしました。

出発してまずは大和川に向かいます。急いでいるわけでもないのにスピードは42km/hほど出ていました。どうやらこの日は北からの風が吹いているようでした。葡萄坂を登ることに関していえばあまり北風というのはよくないため、今日はタイムは伸びにくそうだなと感じながら進んでいきます。

大和川ではスピードを出したければ途中で対岸の南側にわたって車道を走ったほうがいいのですが、何となく自転車道のほうを走っていきました。が、やはり夜の自転車道というのは危なかったです。

もともと電灯などが無いため真っ暗なので非常に明るい暴力ライトをつけて走っていたのですが、それでも正面からくるママチャリに乗ったサラリーマンの人などは避けようともせず近づいてくるため危なっかしいことこの上なかったです。スピードを30km/h以上は出さないように気を付けながら、どんな状況でも回避できるように進んでいきました。久々だからか思った以上に神経を使うため、やはり車道を走っていたほうが楽なのかもしれません。

なんだかんだで無事に信貴山のふもとの葡萄坂スタート地点にまでたどり着きます。誰か走っていそうなら後ろから追いかけるようにしようかとも思っていましたが、ロードバイク乗りの姿は全くありませんでした。どうもこの時期は祭りなどがあるようで、あまり走りに来ていないのかもしれないと思いました。

さて、今年3回目となる葡萄坂に挑戦です。スタートしていきなり子供が道を横切ったのでスピードダウンしてしまいましたが、そのまま走り続けました。1度目の葡萄坂はインナーローは使い切らずにシッティングで、2回目はほぼダンシングで登って行ったので、今回は最近のローラー台での高回転練習を実走に入れるためにも序盤から一番軽いギアで回転数を上げるようにして登っていくことにしました。

久々に暗い中をライトをつけて登りましたが、どうにも点滅させたライトのタイミングとペダリングの感覚があわずにぎこちなくなります。以前は点滅のタイミングとあっていたように感じていたのですがもう少しケイデンスを上げたほうがよかったのかもしれません。

ですが、その割にいい感じに進めている感じがしていたのですが、3分の1ほど進んで勾配が緩み始めたあたりでギアを重くかえると急に体が重たくなり始めました。中間近くのパターゴルフ場前の平坦区間でスピードアップを試みたものの対してスピードアップもできず、そのくせその後の登り返しの区間が嫌にきつく感じてスピードに乗りきれません。

だんだんとこの辺りになってくると体がフラフラと左右に動くようになってきました。真っ直ぐに走れず、だんだんと道の中ほどに近づいて行ってしまい、ついには中央線を越える時も出てくるほどでした。車が来なかったのでよかったですが、危ない運転です。我ながらなぜこんなに真っ直ぐに走れないのだろうかと思いつつも、なかなか修正できないままゴール地点に近づいてきてしまいました。

最後もヒーヒーいいながらゴールします。走る前はロードバイクに再び乗り始めてしばらくたったので15分フラットくらいにまでは回復しているだろうと思っていたのですが、結果は15分36秒でした。ガックリきました。ちょうど1ヵ月半前くらいの一度目の葡萄坂のタイムが15分38秒なので、その時とほとんど変わっていないことになります。「仕事終わりだから」とか「筋肉痛があったから」など言い訳の言葉を頭の中に並べて自分を慰めながら帰路につきました。

タイムは今一つでしたが、当初の目的であったストレス解消は十分にできました。やはり登りを登って頭が空っぽになる時間を作ってやるとそれまで思い悩んでいたことが「まあいいか」と思えてきます。わざわざ平日にまで走りに行くことはないとも思いますが、ロードバイクはストレス解消にはもってこいだと思います。しかし、夜の下りは自転車道等とは比べ物にならないくらい、さらに危険なので安全に降りる必要があります。トレーニングをしたいのであればローラー台のほうがはるかに効率がよく安全だなと再確認しました。

帰りの自転車道はさらにスピードを落として27km/hくらいでのんびり走ります。この辺りを走りながら外を安全に走るのならばやはり太陽の光が出ている時がいいですが、暑い夏の時期は肉体的には夜走ったほうが負担が少ないなと思いました。登りでの疲労感というのはありますが、日光による疲労感が全くないため変に疲れないなと感じたのです。たぶん朝走るよりも負担が少ないのではないかなと思いました。

夜の大和川自転車道の踏切

自転車道を出て車道に入ってからはギアを重くしてスピード練をして終了。久々の夜の葡萄坂ライドは思ったよりも楽しく、ストレス解消もできました。暑い時期は家の中でのローラー台に嫌気がさした時には積極的に夜走りに行くのも悪くはないのかなと思いました。