秋の金剛山ロープウェイと登りの感覚

久しぶりの山

この日こそは朝から走ろうと思っていたのですが、結局出発する時間は午後2時となってしまった日曜日。あまり遠くにはいけないなということで久しぶりに金剛山ロープウェイに行ってみることにしました。

出発していつも通り大和川へと向かいます。走りながら風を感じているとこの日は南東の風のようです。目的地である金剛山ロープウェイはちょうど南東方向に向かって進んでいくので結構疲れてしまいそうだなと思いました。

大和川沿いに東に向かって進んでいきます。先週走った時にはかなりスピードに乗って走れていたのですが、どうにもスピードに乗りきれない感じがしています。まあ、それほど風が強いわけではないので、今回も大和川は自転車道ではなく対岸の車道でスピードを出して走ってみようかと思いました。

しかし、これがきつかったです。前回は40km/h以上出していても少し余裕があったくらいなのですが、今回は36~40km/hでいっぱいいっぱいになってしまいました。特に心拍数が上がった状態で信号待ちで停車しても一向に下がらないというくらいしんどかったです。無理をしすぎたかなと思い、石川沿いに入ったあたりからは少しペースを緩めて進んでいくことにしました。

石川沿いの道では思ったよりも車の通りが多く混んでいます。なかなか自分のペースでは走れない区間が続いていました。しかし、道の横にはのぼりが立っており、10月にはだんじり祭りがあると書かれています。山車の付いた神輿を大勢の人が引いて歩くだんじり祭りは地域をあげての行事であり活気があるのですが、これにつかまると道が通れなくなってしまうのでロードバイク乗りとしては少々厄介なのです。日程を調べてかち合わないように気を付けておかないといけないなと思いました。

道を進んでいると古市でも河南町でも千早赤阪村でもだんじりののぼりが立っています。27号線と309号線の交差点にある新しくできたスーパーの駐車場ではこの日だんじりの練習が行われていました。岸和田のような狭い町中でやるのも大変でしょうが、この辺りの坂道の多いところでは全身筋肉痛になってしまうのではないだろうかと思いつつ通り過ぎていきます。

さて、1時間ほどかけてグリーンロード手前までやってきました。ここで一度自販機で休憩をとります。先週走ったときにはボトルの中の水をすべて凍らせておいて全く解けないという事態になってしまいました。そこで今回はボトルに半分ほど水を入れて凍らせてみたのですが、この時期になると凍らせないほうがよさそうです。まだまだ解けずに氷が残っており水を飲み干してしまっていました。ペットボトルの水をボトルに入れて残りを飲み干して少しゆっくりと休憩します。

ここからグリーンロードを経由して705号線を通ってロープウェイを目指します。グリーンロードに入る手前にある電光掲示板では気温が25℃と表示されており、のぼるにはちょうどいい気温と言えそうです。

グリーンロードのアップダウンでは主にダンシングの練習をして登っていきました。頭の中のイメージではコンタドールのように全身のばねを使ってダンシングをして登りたかったのですが、たぶん人から見られたらフラフラとダンシングしているようにみられるのだろうなという感じもします。もう少し軽やかに登れるようになりたいです。

705号線に入ってからはシッティングメインにしてたまにダンシングを入れて登っていきました。が、どうにも登りのテンポがよくありません。前半の平坦区間で感じていた状態の悪さをそのまま引きずっているのか、登りのフィーリングもすこぶる悪かったです。

とにかく脚が重く、なかなか前に進まないように感じていました。今年金剛山ロープウェイに来るのは2回目なのですが、前回来た時は中間地点のトンネルのある交差点まであっという間だったように感じたのですが、今回はそこにたどり着くまでが非常に長く感じてしまいました。

まだトンネルすら見えないのかという思いが強すぎたのでしょうか。そこを越えてからふとサイコンに目をやると心拍数は166と表示されています。「こんなにしんどいのに思ったよりも心拍数が上がっていない」と思ってしまいました。

しかし、もう少し進んで再びサイコンを見るとさらに心拍数が下がってしまっており144と表示されていました。1週間前に竹之内峠を走った時もそうでしたが、どうも登りを登っていても自分で思っているよりも心拍数が上がっていないようです。やはりこれは今年のロードバイクに乗っている時間の短さが原因なのだろうかと思いました。

最後まで力なく登っていき、気がついたらゴール地点に到着していました。スポーツドリンクを買ってベンチに座ってゆっくりと飲んで休憩します。ここにあるお店では秋らしく焼き芋も売っていたので買おうかとしばらく悩みましたが、結局今回は買いませんでした。しかし、後から考えるとスーパーなどで売っている焼き芋と違い、この辺りでとれた芋をそのまま使っているだろうからおいしいこと間違いなしだろうと思いました。次来た時は買ってみようかと思います。

秋の金剛山ロープウェイ

ベンチに座って登りの悪さについて悶々としていました。そもそも最近走っていないのだから走れないのは当たり前と言えば当たり前ですが、ほかにも課題が山積みだなと感じました。最近ローラー台をするときも時間短縮のために3分×3本などの短時間のものばかりだったのも悪い気がしました。もう少し長い時間出力を維持できるようにしておく必要がありそうです。また、ローラー台ではダンシングに使う筋肉を一切使わないため実走では疲れやすい気もします。やはりもっと外を走らなければならないかなと思いました。

さて、休憩を終えて下ることにします。グリーンロードでの気温は25℃でしたが、登ってくる途中では気温が20℃にまで下がっていました。そのためか、下りはかなり体が冷えてしまいました。これからはウインドブレーカーも持ってきておいたほうがいいかもしれないと思うくらいです。

下り始めるときには下まで下って家に帰るつもりでした。しかし、なぜか無意識にトンネルの交差点で左折していました。これは体がもう少し登りを登っておけと要求しているのだろうかと思ってしまします。しかし、ここから金剛トンネルには行く気がしなかったので、310号線を下って途中からグリーンロードに入ってアップダウンを通って帰ることにしました。

グリーンロードでの登り区間ではすべてインナーローにして軽く回しながら景色を見て走ります。グリーンロードも何年も走っていますが、今更ながら「この道を通ったらどこにつながっているのだろう」という一度も通ったことの無いところも多いなと思いました。いい加減、毎回同じ道だけを通るのも飽きてくるので適当に探索しても面白いかもしれないと思いました。

しかし、この日はやはりいつも通りの道を通ることにします。走りながら右脚のふくらはぎが攣りそうになってきました。どうもステムを120mmに変えてから右足のクリートがしっくりこない感じです。どの位置がいいのかなと考えながらゆっくりと進んでいきます。

309号線に戻ってきて、行きと同じ道で帰ろうかとも思っていたのですがやはり車の量が多く自分のペースで走れそうにありません。せっかくだから車のいないグリーンロードを最後まで走っていくことにしました。引き続きインナーローで回していきます。この辺りで出発してから3時間くらい経過していましたが、いまだにボトルの氷は健在でした。気温が30℃いかないとこんなに解けないものなんだなと驚きました。

山の緑を見ながらボチボチと走り続け、太子町道の駅に到着します。ここでトイレ休憩しジュースを買って飲むことにしました。しかし、これは失敗だったかもしれません。なぜか道の駅には大量の蚊が待ち構えており、少しジュースを飲んだ時間だけでもあちこちをかまれてしまいました。ゆっくりと休んではいられないとすぐに再出発したのですが、そこからは脚のかゆみと戦いながらの走りとなってしまいました。

グリーンロードを通って国分に出てきます。25号線を通り、大和川の自転車道に入るまでの平坦数分間はこれが最後と頑張ってスピードを上げてみました。これで脚が売り切れになって、自転車道は30km/hも出せないくらいにまでなってしまいます。

帰りは追い風になっているかと期待した大和川でしたが、いつも通りの向かい風、しかも羽虫が大量に発生しており一瞬でも口を開ければ虫が入ってしまいそうな状態で黙々と脚だけを動かします。かつてないほどに羽虫が多くて参ってしまいました。

家に着いたことにはすでに6時を回っており、もうあたりは暗くなってしまっていました。秋らしく日が沈むのもかなり早くなってしまっています。出発時間が2時というのはこれからの時期は遅いなと思いました。

帰宅してストレッチをしてからお風呂に入ります。思った以上に体は疲れてしまっており、頭の中は登りの遅さのことでいっぱいでした。しかし、改めてパソコンのデータを見返してみると、前回6月に金剛山ロープウェイに行ったときよりも登りのスピードは1~2km/hほど速く、心拍も上がっていました。というか6月は登っている間に一度たりとも心拍数が160を越えていなかったようです。

自分の記憶の中では6月のほうが数段よく登れていたように思っていたので今回の走りのがっかり度合が大きかったですが、実際のデータではそんなことはないというのがはっきりとわかりました。人間の記憶というのはいい加減なものだなと思うと同時に、初めて過去のデータが役に立ったのではないかと思いました。まあ、あまり気にしないで気楽に楽しく走るのが一番なのだろうなと思います。心穏やかに余裕をもってロードバイクを楽しんでいこうと思いました。