竹之内峠・水越峠を走る耐寒ライド

雪を求めて

2月1日の日曜日にどこか走りに行こうと家を出ました。前日には大阪市内で珍しく雪が降っていたこともあり、山の方は雪が積もっているんじゃないかなと思いながらのスタートです。寒さのマシになった12時半ごろから出発しました。

とりあえずいつも通りに大和川を目指します。しかし、いつもとは違う道路状況でした。というのも、この1日からあびこ観音に厄払いにお参りに来る人がたくさんいたのです。おかげでいつもスムーズに移動できる道路のはずが、車が多くてなかなか進めませんでした。

ゆっくりと移動しながら、思ったよりも昼過ぎでも寒いなと思いながら走ります。大和川では毎度のことながら東に向かって川沿いに進んでいきました。遠くの方では金剛山の頂上あたりに雪が積もっているのか、白く見えます。どこに行こうかと考えながらペダルを回し続けます。

すると、軽く漕いでいても割とスピードが出ていました。どうもこの日の風向きは西からの風が吹いていたようです。そこで、川沿いの自転車道ではなく、対岸の車道を走ることにしました。

これは正解だったようで、ここでは45km/hほどで走ることができました。先日までは30km/hでもしんどくて維持できないこともあったので、追い風とはいえスピード感あふれる走りができて非常に気持ちよかったです。できればこのまま、家に帰るまでずっと追い風が続いてくれないだろうかと思いながら走っていました。

しかし、そんな考えがうまくいくはずもなく、あっという間に追い風区間が終わりを告げます。石川に入り少し進む方向が変わると、今度は横風になり車体がフラフラとあおられるようになってしまいました。スピードを落としてゆっくりと走りつつ、どこに行こうかと考えます。最初は金剛山のほうにでも行こうかなと思っていたのですが、寒そうですし横風がきつかったのもあり、グリーンロードのほうに行くことにしました。

先ほどの追い風区間で意外と頑張ってしまったのか、微妙に疲れもあり、しかも汗をかき始めていたのでグリーンロードは無理せずに行くことにします。せっかくのアップダウンのコースなので、ローラー台ではできないシフトチェンジの練習をしながら走ることにしました。

イメージとしては登りで頑張りすぎず、平坦下りではしっかり重めのギアでスピードに乗せて走るように意識してギアをガチャガチャとかえて走っていきます。いつもは適当に帰るくらいなのであまりうまくいった感じなどはないのですが、この日は割といい感じにシフトチェンジできていたのではないかなと思いました。一定の力を出し続ける感じで太子IC前までやってきたので、そこから先は軽いギアを使ってダンシングメインで進んでいきました。

無事に太子町道の駅にまでやってきました。トイレ休憩を済ませて暖かいジュースを買って飲みながら時計を見ると1時半ごろでした。ジュースを飲みながらどこに行こうかなと考えます。

家には5時までには帰りたいので、2時半くらいに引き返すくらいのところがよさそうかなと思いました。どうしようかと思ったのですが、ふと以前アウグーリオの走行会で一度行ったラッテたかまつという店のことを思い出しました。竹之内峠を越えた先にあるお店で、住田さんなどはよくここに行ってビザなどを食べて補給していると聞いたことがありました。

一度行ったにも関わらず、正直あまり道を覚えていなかったこともあり、この機会にもう一度行ってみて場所を確認するのもいいだろうと考えました。さっそく道の駅を出発します。ここから先は軽いギアでのんびりと行くことにします。

久しぶりの竹之内峠はゆっくりと考え事をしながら登っていたためか、こんなに長かったかなと思うくらいでした。時間をかけて登り、頂上の県境を過ぎたすぐ先にある側道へと入ります。ここから側道を通って南阪奈道路を下に見下ろしながら進んでいきます。

この道でよかったかなと不安になって走っていましたが、どうも道路に対して右側にある側道を通っていたようで、通る車はすべて対向車でした。車は結構スピードを出して走っているので、危ないところを走っていることになってしまっていました。今度からは左側の側道を走るように気を付けなければならないと思いました。

そんなこんなで、何とか30号線にまで出てきます。ここで254号線と別れているところで曲がり、山沿いに進んでいくことになりました。この辺りも記憶があやふやで、たぶんこの道でよかったはずと適当に進んでいきます。前回来た時はそこまで感じなかったのですが、改めて走ると思っていたよりも斜度のきつい坂が多かったんだなと思いました。

思った以上に登らされてようやくラッテたかまつに到着しました。なかなか来るまでに疲れてしまう場所にあります。駐車場を見ると何台もの車が停まっており、店内にも人が多そうな感じでした。以前来た時はテラスでアイスクリームを食べたので、中がどうなっていたか覚えていません。何となく人がいっぱいそうだったので、今回は店に入ることなくすぐにまた走り始めました。

店からはそのまま適当に下って30号線を目指します。登りでも斜度がきついと感じていましたが、下りもなかなか急な坂を下ることになり恐々とブレーキをかけつつ下って行きました。少し下って30号線に出てきたので、ここで右折して少し南に進みます。ちょうど水越峠のTTスタート地点になっている長柄交差点に着いたあたりで時計を見ると2時半になっていました。そこで水越峠を越えてかえることにします。

長柄交差点からしばらくは車道を通って登っていき、水越トンネル手前で側道に入ることになります。ここはギアを固定して登ってみることにしました。側道に入ってからはインナーローにして登っていきます。

登りはじめる前の自分の感覚ではここからは10km/hくらいになるのではないかなと思っていました。が、登ってみると11.5km/hくらいで登れていました。決して速くはありませんが、どん底まで体力が落ちているわけでもないのかなという感じでしょうか。当面は13km/hで登れるようになるように頑張ってみようかと思います。

途中、道のわきでガサガサと音がして「野犬でも出たか!」とビビったりしつつも、淡々と登り続けます。そういえば水越峠も雪が積もっているのではないだろうかと思っていたのですが、予想に反して全然ありませんでした。もうないだろうと思ったころに、頂上近くなったところで少しだけ道の脇に雪があったくらいです。最初細切れになったビニール袋かと思ったくらいでしたが、ちゃんと雪でした。

雪の残る水越峠とロードバイク

思ったよりも雪が積もったりはしないんだなと思いました。頂上で停まって水をくみ、少し休憩してから家に向かうことにします。雪が無かったとはいえ、ここからはウインドブレーカーを着こんで下っていきます。途中の電光掲示板では2℃と表示されていました。思ったよりも気温が下がっていたことに驚きます。

ここからの下りはいつも快適なものです。ですが、この日は少し様子が違いました。寒いのもあり手の指が千切れそうに冷たくなっていましたが、それよりも風が問題でした。序盤で私の背中を押してくれていた風ですが、ここからは向かい風になって襲ってきます。下りながらペダルを回しているだけなのに心拍数が上がってしまっていました。

風を受けながら考えます。ここまで来るともう補給の必要はないのですが、やはり寒いのがこたえます。石川のサイクリングロードまで行ってしまうと、そこから先は自販機などは一切ないので、サイクリングロードに入る前に一度温かい飲み物くらいは飲んでおこうと思ったのです。

そこで、石川サイクリングロードに入る手前にあった自販機の前で停まりました。が、これは少し失敗でした。その自販機は道路ではなく地面の上にあったのです。自販機でジュースを買い、自転車から降りて地面の上に立って飲み干しました。そして、再び走りはじめようとしたら、なんとクリートが全くはまらなくなっていたのです。

どうしたのだろうと思い、よく見てみるとクリートに泥が詰まっていました。しかも、ここの土と一緒に小さな草が混じっており、さらにすでに固まってきており硬くなってしまっていたのです。力づくでクリートをはめようとしてもはまらず、シューズを道路を蹴るように衝撃を与えてもその土は取れませんでした。仕方がないので一度自転車から降りて、指でほじくって土をとらなければなりませんでした。

愛用していた冬用グローブが見事に泥だらけになってしまい、がっくりとなってしまいました。次からは自販機もよく見て選ばなければと思いました。

そこからの帰りは予想通り強い向かい風の中を帰ることになりました。大和川では後ろにぴったりと人がつけてついてきていたため、あまりスピードを落としすぎてもよくないかと思い、向かい風の中を重いギアを使って進んでいきました。なかなか脚にきてしまいました。

そこで、大和川を離れてからはゆっくりとクールダウンして帰ることにしました。が、これも後から考えると失敗でした。ゆっくりと疲労物質を流すように走っていたのですが、気温が低く、ものすごく寒くなってしまったのです。クールダウンどころの話ではなくなってしまいました。冬のクールダウンは家についてからローラーでやったほうがいいのではないかと思ってしまいました。

ガタガタと震えながら家に着いたのが4時半ごろ。冬の時期はもう少し早く出て、早く帰ってくるくらいのほうがよさそうです。早く暖かくならないかなと思う一日となりました。