久しぶりの鍋谷峠ライドでヘトヘトになった話

二度寝の果てに

昭和の日ということでお休み。この日は高野山にでも行こうと考えていました。朝の5時に目が醒めたので、朝食をとったものの何となく走り出そうという気持ちが湧いてこず、ついつい二度寝をしてしまいます。結局次に起きて走ろうという気が起きたのは10時を回ってからでした。

さすがにこの時間から高野山に行くのは難しそうです。どうしようかなと悩んだ結果、久しぶりに鍋谷峠にでも行ってみようかと考えました。関西のヒルクライムコースの聖地とまで言われているようなところですが、あまり行くことが無いので一昨年ぶりくらいにになるのではないでしょうか。

また、今回も少しだけでも肌を焼いておこうかと考えました。アームカバーのほかにもグローブを付けずにまんべんなく腕と脚を焼いておこうと考えます。一応4年ほど前に購入してほとんど使っていなかった日焼け止めを塗っておくことにします。が、相変わらずスポーツバルムのイエロー4は強烈なにおいでした。あまりに臭くて使わないためなかなかなくならなくて若干困ってしまいます。

さて、準備が整ったので10時半ごろに出発します。家を出て走り始めると、運のいいことに北からの風が吹いていました。35~38km/hくらいのスピードで鍋谷方面へと向かっていきます。

まずは南に下っていき、中百舌鳥から路地に入っていき、泉北高速鉄道のところにまでやってきました。以前滝畑ダムに向かってこの道を通った時にはこの泉北高速鉄道の側道からのアップダウンコースを通って行きました。そこで、今回はそのまま真っ直ぐに突っ切って61号線である堺かつらぎ線へと向かうことにしました。

堺かつらぎ線を通って行けばアップダウンのない平坦な道を行くことができます。が、この道は思ったよりも交通量が多かったです。身の危険を感じるほどではありませんが、車に神経を使って走るくらいならば多少アップダウンがあっても車のこない道を通ったほうがいいのかもしれないなと思いながら進んでいきます。

たんたんと走り続けてハーベストの丘の前を通過したのが1時間経過したくらいでした。そのまま、進んでいくとマトリックスの選手とすれ違いました。鍋谷峠にでもトレーニングに行っていたのでしょうか。もう少し早い時間に行っていたら練習しているところを見れたのかもしれないなと思いつつ進んでいきます。

170号線で右折して国分峠で左折し、480号線を目指します。相変わらずこの辺りからあまり来ることの無い道なので、「道を間違えていないだろうか」と不安になりながら進んでいきました。ドキドキしながらも無事に480号線にやってきました。

この辺りの気温は電光掲示板で20℃と表示されています。数日前の日曜日に走った時も同じような気温だったのですが、この日は天気が曇りでちょうど走りやすい感じでした。腕の皮膚を見ても日に焼けたような感じは全くないため、念のために持ってきていたグローブやアームカバーはつけずにそのまま走ることにします。

鍋谷峠を登る前に自販機で休憩します。スポーツドリンクと水を買って、家から持ってきていたスティックパンを食べて補給を済ませておきました。が、もぐもぐと食べ終わってから再び走り始めると、何となくまったりとした雰囲気になってしまい、頑張って登るという気持ちは全くなくなってしまいました。

タイム計測のスタート地点の場所もイマイチよくわかっていなかったので、タイムも測らずにのんびりと登って行くことにします。今までの鍋谷峠の印象は細くて荒れた道というものでしたが、ところどころ新たに舗装されてきれいになっていました。全部きれいになっていれば気持ちいいだろうなと思いつつ登っていきます。

しかし毎回鍋谷峠を登るたびに思うのですが、いつも同じような道がずっと続くため自分がどの辺を走っているのかが分からなくなってしまいます。景色というほどのものも見えず、周りは杉の木ばかりで勾配も一定なので、「まだゴールしないのか」「そろそろゴールだろう」と考えながら走ってしまいます。

そこで今回はサイコンの表示を地図表示に変えてみたりもしました。が、コーナーを一つ曲がるたびに地図の上下が切り替わるため、走りながらちらっと見るたびに向きがこんがらがってしまいました。ゴール地点を設定しているわけでもなかったので、あまり役に立つこともなく途中からは見ずに登り続けていきました。

いったいいつになったらゴールするんだろうと考えながら走っていると、急に目の前が開けました。気がつかないうちに峠の頂上にまでやってきていたようです。特にスピードアップすることもなくずっと一定ペースで登ってきてしまいました。

峠に着くと、和歌山側から登ってきたらしい男性2人に後から女性1人がやってきました。少しだけ話をしました。その中で「この登りは和歌山側から登るより大阪側のほうがしんどいの?」と聞かれましたが、どうなのでしょう。私はまだ和歌山側から登ったことが無いのでよくわかりませんでした。一度降りたら和歌山側から登ってみるのもありかな?とも考えたのですが、大阪側の荒れた細い道を下ることを考えるとやはり登る気にはなれませんでした。

のこっていたパンを口に放り込んでから、和歌山側に下っていきます。やはり山の上からの下りは少し肌寒かったです。しばらく下っていくと分かれ道にやってきました。そのまま、真っ直ぐに480号線を進み続ければ高野山へとつながっていますが、今回は左折して広域農道を走ることにします。この広域農道を使って371号線へと向かっていきます。

この広域農道は信号が少なく車の量も少ないため走りやすい道なのですが、個人的には苦手です。というのも、アップダウンが激しいからです。延々と続くアップダウンで気がつかないうちに脚がなくなっていくため、なるべく脚を使いすぎないように気を付けながら進んでいくことにしました。

和歌山の広域農道からの景色

この辺りになってもまだ肌は大丈夫そうです。やはり雲があるのとないのでは紫外線の量がかなり変わってくるんだなと思いました。キョロキョロと周りの緑を見ながら、登り区間はここまであまりしてこなかったダンシングをメインにこなしていきます。

が、自分の記憶の中のコース図と実際の道にずれがあったようです。もうそろそろアップダウンのこの広域農道も終わるだろうと思って走っていても、なかなか終わりが見えてきません。まさか道でも間違えたのではないかと思うくらいずっとアップダウンが続いているような気さえしてきました。抑えて走っていたつもりがだんだんと疲れがたまって失速していきます。

「もう疲れた、勘弁してくれ~」と思いながらなんとか走っていると、ようやく371号線が見えてきました。とりあえずここらで休憩することにします。コンビニに入ってスポーツドリンクとパン2つを買って補給することにしました。

いつもは鍋谷峠を走ると、この371号線にまで出てきて、ここから紀見峠を越えて大阪へと向かいます。が、パンを食べながら少し思案します。いつもと同じ道でもいいですが、それでは面白みがないため、知らない道を通って見ようかなと思ったのです。

一応自分の体にも相談してみます。疲れて登るのも嫌になってきていますが、脚の筋肉はまだ柔らかさを保っており、エネルギー不足や脱水の心配もなさそうです。ゆっくり回復走ペースで走っていれば疲れもマシになるだろうと考えて、ゆっくりと走ることにしました。

371号線から731号線を通って310号線方面へと向かうことにします。間違えたら24号線まで行ってしまいそうで遠回りになる可能性もありましたが、そうなったら諦めて遠回りして帰ればいいかと思い適当に進み始めます。

ですが、この道は思いがけず登り区間が多くて困りました。鶏卵の自動販売機を眺めながら細い道を登っていきます。インナーローに入れっぱなしで淡々と走り続けます。この辺りは割と珍しいにわとり牧場なるものがあるようで、鶏を放し飼いにしているところを見られるようです。こういうところで買う卵はスーパーのものよりもおいしいのだろうかと思いました。

そんな感じで知らない道を登ったり下ったりしながら進んでいきます。いい加減、どのあたりを走っているかわからなくなってきたあたりで急に見たことのある景色のところに出てきました。気がついたら310号線へと出ていたようです。

一度立ち止まって、再び自分の体に相談します。ここから金剛トンネルに向かって登って帰るか、このままアップダウンの道を進んで大阪へと向かうかどちらにするかを尋ねます。まだ、思ったよりも回復できていなさそうだったため、今回はこのままアップダウンコースを走っていくことにしました。

引き続き登り区間はインナーロー固定でゆっくりと走ります。途中にある5万人の森とかいう広場では5月5・6日にフリーマーケットを開催すると書かれているのを見て、その日はこの辺りの道も混むのだろうかと思いながら、通り過ぎていきました。

しかし、よく考えればこの日の4月29日も世間的にはGWとなるようです。30号線へと入ったあたりからは急に車の数が増え、いつもよりも交通量が多くせっかく下り区間が増えてきたにも関わらずスピードがのらないことになってからそのことに気がつきました。若干車にストレスを感じつつ走り続けます。

しばらく進んで最後の休憩をとります。道の駅のふたかみパークで休憩し、ソフトクリームを食べました。この辺りになると体がだんだんと熱くなってきていたので非常においしく感じました。休憩を終えてようやく体力も回復してきたので、若干ペースアップして帰ることにします。165号線を越えて大阪に入り、大和川の自転車道を通って帰っていきます。

5時ごろに無事に帰宅。120kmほどの走行距離に対して家を出てから6時間半近くたってしまっていました。思ったよりも時間がかかってしまいました。

最近はローラー台を使って何とか体力低下を抑えつつ過ごすという感じの日々を送っていました。が、今回のライドでアップダウンで疲労物質がたまった時にすぐに処理する耐乳酸能力が低いため、異常に疲れるんだろうなと感じました。また、平地などはそこそこスピードに乗せられますが、登りがからっきしなのはローラーしかしていないからなのではないかという気がします。

これからはローラーするときもインターバルを入れたり、固定ローラーで前輪の高さをあげて登りで使う筋肉も使ったほうがいいのではないかなと思いました。週2~3回のローラーでそんなにたくさんのことをやるかどうかも微妙ですが、意識してチャレンジして走れるようにしておこうと思いました。