6月3日:長居公園~信貴山(ぶどう坂)~天理~大宇陀へのロングライド

朝6時に目が覚めて

6月3日は休日で、天気予報もまずまずでした。この日は前日にスプロケットを交換しており、すぐにでも走りに行きたいという気持ちが前夜からあり、朝の6時には目覚ましなしでばっちりと起きていました。

少しゆっくりしてから、朝食にパンと卵、さらにはドーナツまで食べておきロードバイクのエンジンにカロリーという名のガソリンを補充しておきました。

着替えを済ませて家を出たのが7時半。さてどこに行こうかと走りながら考えます。

まずはやはり交換したばかりのスプロケットについている28tの性能を見ておくためにも、ホームコースである「葡萄坂」に行くことにします。

長居公園を出発して大和川のサイクリングロードを気持ちよく走ります。この時の風は珍しく東から吹いてきておりあまりスピードが上がりません。その後は北東の風に変わったりと向かい風が続くので軽めに流しておきます。

大和川では何人かのロードバイク乗りとすれ違いながら終点まで行き、170号線をまがって大県南の交差点から葡萄坂にアタックをかけます。ここでは自己タイム最高の14:58を出すことができました。

いわゆる葡萄坂は変電所前までなのですが、その後も信貴山のどか村を目指すため上り基調の道を走っていきます。この時は息も絶え絶えという感じ(左脚のハムストリングスもピクピクとけいれんしていました)で、力を入れずにゆっくりと登っていくことにしました。

のどか村に着くとトイレ休憩。それからどこに行こうかと思案します。時刻はまだ8時半を過ぎたくらいでしょうか。正直なところ葡萄坂でのタイムに満足していたので、このまま流して家に帰ってもいいくらいの気分になっていました。

しかし、ここで帰るのはさすがにもったいないので、もう少し遠くを目指してみることにします。

目的地決定

少し考えた結果、奈良の大宇陀にでも行こうと考えがまとまりました。ここならば、途中で帰りたくなったときは明日香村にでも方向修正してショートカットすることができるからです。

信貴山を下り25号線をまっすぐ東に進んでいきます。25号線は日曜日の朝でもそれなりに交通量があり、信号もあるためあまり気持ちよくは走れません。そのまま真っ直ぐ天理にまで行くことになります。

25号線を真っ直ぐにいくと途中で細い道に入ることになります。25号線を走るには本来右折しなければいけないようなのですが、そのまま真っ直ぐと進みました。私は法隆寺までは何度も行ったことがあるのですが、それよりも東に行くのは初めてです。

知らないところで細い道に入ってしまうと急に不安になってきます。この道はあっているのだろうかと心配しながら走るのは、精神的にも肉体的にも大きく消耗してしまいます。また、風も向かい風ということもあり、なんとか30km/hを維持しながら進んでいきます。

しかし、この日通った道では清掃週間なのか、住民の皆さんが道でゴミ拾いをしていました。きれいな道を走ることができたので、多少不安も落ち着きます。

しばらく行くと天理に入ったようで169号線につきました。大宇陀へ行くにはこの169号線を西に進んでいけばいいはずです。北東からの風ですので若干追い風になったようで走りやすくもなりました。

しかし、さすがは奈良県といったところでしょう。道を走っていると法隆寺をはじめお寺がたくさんあります。今度来るときはお寺巡りをしながら走っても面白いかもしれないなと思いました。

そのまま、169号線を走っていると谷交差点で左折することになります。しかし、私はてっきり166号線で曲がるものと思い込んでいたので、165号線と看板にあり、これまた道を間違えているのではないかと不安になります。こういう時は自転車用のナビがあれば便利なんだろうなと思います。値段が高いので変えないのですが(泣)

つらい忍坂(おっさか)

大宇陀には以前一度行ったことがあるので、165号線を走っていると知っている道であることに気がつきます。このまま走っていると166号線へと右折する道がありました。ここと勘違いしていたようです。

166号線を進むと忍坂という坂が登場します。これはブルべなどでは悪名高い坂として有名なところです。なぜ有名かというとただひたすらに真っ直ぐの坂が続くため、走っているものの精神をへし折りに来ているからだとか。

(ちなみに忍坂は日本最古の地名だとかなんとか。ロードバイクの場合は通り過ぎてしまってみることもないのですが、ここだけでも古墳や神社・寺などがいくつもあり、見て回っても面白いかもしれません。)

ここで再び思考を巡らせます。この忍坂を上らずに右折してさらに南に進んでいけば明日香村につくことになります。大宇陀には一度行ったことがありますが、明日香村には行ったことがありません。この機会に行ってるものいいかと考えてみます。

しかし、せっかくここまで来たのだから大宇陀に行っていようと考え、忍坂を上る決意を固めます。

いざ、上り始めたはいいのですが、何度も出てくるようにこの日は東からの風が吹いていました。つまり忍坂を上るときには向かい風となるわけです。これがなかなか厳しい。

上りに苦労するといつも「なぜおれはこんなつらいことをしているんだ…」と自問自答を開始してしまいます。しかし、不幸中の幸い?か忍坂はまっすぐの坂道なので坂の終わりが見えていることにもなります。折れそうになる心をぎりぎりで支えながらなんとか登りきることができました。

忍坂を超えると大宇陀への道はトンネルがつながっていますが、もう少し進むと女寄峠(みよりとうげ)があり、ここを通ることにします。もっとも峠といっても本当にすぐに超えてしまうので、これは楽勝です。

後で調べると忍坂東交差点から女寄峠までがTTコースとしてあるようです。知りませんでした。今度行くときにはタイム計測してみようかな。

無事大宇陀に到着

何とか大宇陀に着くことができました。とりあえず休憩として宇陀路大宇陀道の駅に入ります。ここでトイレ休憩にして、スポーツドリンクのペットボトル(130円)を補給します。

ペットボトルを買っているとハイカーの方に声をかけられます。「どこから来たの」「自転車歴は長いの?」などの質問を矢継ぎ早に受けました。大阪から来たことを伝えると驚かれていましたが、ここまでの距離は約65㎞。ようやく私も一般人と比べて距離感がおかしくなってきたのだなと感じます。

別れを済ませると、次にどうするかを考えねばなりません。最初は大宇陀に来たときに食事をしようかと思っていましたが、時間はまだ10:40くらいです。昼食にするにはちと早いのと、道の駅に食欲を刺激する食べ物が特になかったので、先に進むことにします。結果この判断は後で後悔することになりました。長くなったので、続きます。(後編