10/7:ヤムヤム~水越峠~サイクリングロード【後編】

撃沈

人生での初ヤムヤムを堪能して、ここからは後半戦です。

ヤムヤムから261号線を通って水越峠を目指します。一度奈良にまで来るとどこかで山を越えなければ家に帰りつかないというのは本当に大変です。

特にこの261号線が非常に大変でした。もともとアップダウンがあるところなのですが、北に向かって進む場合は30号線に入るまでほとんど登っている状態です。しかも今日は北からの風が吹いており向かい風になっていたのです。

とにかくこの向かい風が大変でした。かなり強い風を真正面から受けながら登っていかねばならず、下手をすると金剛トンネルへ向かって登っているときよりも体力を使ってしまいました。確実に脚を消耗していきます。もうボロボロの状態になりながらやっと30号線と合流するとここからは下り基調になり少し楽になりました。

しかし、今日はほとんどシッティングで走っているのでお尻にダメージが行きそうだなと思いました。最悪は次の日お尻が痛くなってサドルにまたがれなくなってしまいます。30号線では車が詰まり気味だったのでわざとお尻を浮かしながら走ることにしました。

恐ろしい水越峠

さて、しばらく下りで楽をして少しでも体力を回復させたところで309号線との交差点があります。この名柄交差点から309号線を大阪に向かって登り、途中で旧道に入り水越峠までを登るコースがタイムトライアルコースになっているようです。せっかくなので新しく購入したASG-CM31のラップ機能を使って計測してみることにします。といっても平均タイムよりも確実に遅いことは目に見えていますが・・・

まず309号線を登っていくだけでもしんどい。今まで何回かこの水越峠(奈良側)を登ったことがありますが、いい思い出はありません。たいていここに来るまでにヘロヘロになっていて登るだけでもつらいからです。そしてそれは今日も同じでした。309号線から旧道に入ってすぐにヘアピンカーブがあります。ここで一番ギアを軽くしたのですが、その時点で脚がつるそうになり、心が折れました。

そこからはシッティングで登るのもつらかったので休むダンシングに切り替えます。スピードが7km/hを切るくらい遅いダンシングですが、これなら左右のペダルを体重移動させるだけでも登ることができるため少し楽なのです。

しかし、この休むダンシングも長くは続きませんでした。それは野犬に出会ったからです。もともとこの水越峠には野犬が出るというのを聞いていました。しかし、今まで私は一度も出会ったことがありませんでした。それが今日道の真ん中に現れたのです。

私の前を歩いていた野犬は後ろから登ってくる私に気が付きました。道の真ん中でうろうろしながら私の様子をうかがっています。そして私が横を通り抜けようとしたときいきなり「ワンッ!ワンッ!」と吠えかかってきたのです。

それだけではありません、吠えながら私の後を追いかけてくるのです。これはまずいと思い私も残り少ない体力を出し惜しみせずにスピードをあげました。しかし、疲れのためか13km/hほどしか出ていなかったと思います。ダンシングしながら後ろを見てみるとまだ犬は私を追いかけてきています。野犬のほうもあまり体力はないのでしょうか、私と同じペースで追いかけ続けています。

ここは気合だとばかりに私も「ワン!!」と吠えかえしましたが当然意味はありません。仕方がないのでここからは根競べでした。追いつかれて噛まれでもしたら狂犬病にでもかかりそうです。必死にダンシングで登り続けるといつの間にか野犬の姿は見えなくなっていました。しかし、あまり安心もできません。また追いかけてくる可能性がないこともないので姿が見えなくなってもしばらくはそのペースを維持していました。

湧水のところまで来ると何台か車も停まっており、ここまでくればもう安心だろうとようやく一服つきます。もし、今の野犬にもう少し体力があったら、スピードがあったら、何匹も群れでいたらと考えると怖かったです。もう体力がない時に水越峠は登れないなと思いました。

しばらく行くと水越峠の頂上に来たのでタイムを測っておきました。平均は22分15秒(2012/10/7時点)だそうですが、それよりもはるかに遅い26分56秒でした。17分切っている人もいるようですが、どうやってそんなに速く走っているのでしょうか。

平地もフラフラ

水越峠を越えて下っていくと再び309号線へと復帰します。いつもならばまたグリーンロードを走ろうと思うのですが、今日はその元気もありません。このまま帰ることにしました。

しかし、309号線を下っているときもものすごく強い風が吹いていましたが、下まで降りてきて石川のサイクリングロードに入るとさらに強い向かい風になってしまいました。それでも最初は28km/hを維持しようと頑張っていましたが、サイクル橋で南側に渡ったあたりで時刻は5時半近くになっていました。もうこの時間になるとあたりが暗くなってしまうのです。

何よりも問題なのがサイクリングロードには街灯がないということです。サングラスを外しライトをつけていてもだんだんと前を歩いている人の姿を視認しづらくなってきました。特にサイクリングロードを歩いている人は狭い道の真ん中を通っているため十分に気をつけねばならないのです。また、向かい風もきつくスピード全くでないのでここからは21~22km/hペースというロードバイクにあるまじき遅さで走ることになりました。

体は私が思っていたよりも疲れていたようです。このスピードで走っていても筋肉が悲鳴を上げています。何とか進みながら石川サイクリングロードを終え、今度は大和川サイクリングロードを走ります。今までは北に向かって走っていたので思いっきり向かい風でしたが、ここからは横風に変わりました。

しかし、相変わらず街灯は一切ないため前が全く見えません。同じようにゆっくりと走っていくことにしました。途中でライトが消えたので、信号の明かりを使って電池を交換しました。新しい電池に帰るとライトの明かりの強さも上がり、さらにもう少し地面を照らすように角度も調整して少し走りやすくなりました。

これで25km/hくらいを出しても大丈夫なようになりました。しかし、反対から来るロードバイクなどがライトを上に向けて取り付けているのは困りました。強力なライトなようで遠くからでもまぶしく、私が前を見られないくらいの人が何人かいました。ライトをつけている人には遠くまで見られていいかもしれませんが、相手のことも考えてもう少し下向きに取り付けてほしいと思いました。

やっとの思いで大和川を走り終え、あびこ筋を通って長居公園に到着。これで今日の走りはおしまいです。時刻は7時前、あたりは真っ暗。これからの時期は朝から走って夕方になる前までには戻れるように考えておいたほうがよさそうだなと思いました。家に着いたらすぐにお風呂に入りました。疲れがたまっていたのか湯船でうたたねしてしまいました。110kmほどの走りでここまで疲れるというのもどうかと思います。もっと速く体力を使わずに走れるようになりたいなと思いました。

走行データ

走行距離 110.0
走行時間 4:43:41
平均速度 24.0
最高速度 61.3
平均ケイデンス 76
最高ケイデンス 131
平均心拍 143
最高心拍 183
獲得標高 1985
消費カロリー 2879