ロングライドに行ったら阪奈道路に迷い込んでしまった

10月14日日曜日

この日は午後から用事があるため軽く午前中に走っておくことにしました。最初はお気に入りの柳生の里にでも行こうかなと考えていました。しかし、この日は実家に帰っており、朝起きてからのんびりと親とテレビを見ながら談笑しているといつの間にか時間が過ぎていました。

8時30分近くになるとさすがにこれ以上遅くなると走りに行けないと思い、出発の準備を始めます。単に柳生まで行くのならばなんとかなりそうでしたが問題は走りに行ってからもう一度実家に帰ってきて、それから私の家に戻らないといけないということです。柳生まで行ってグルリと回って帰るわけにもいかないので、この日はおとなしく奈良公園にでも行ってみようと考えました。

大阪産業大学前から出発し、旧170号線を通ってひとまず北進します。これで163号線との交差点まで行くとここから清滝峠を越えて奈良県に向かいます。北風が吹いておりここまで来るだけでも一汗かいてしまいました。

清滝峠ではラップ機能を使ってタイム計測などをしてみました。結果は12分28秒です。信号待ちなどでスピードダウンしたことを考えればまぁまぁのタイムかなと思いました。もっともRXRSに乗るならもっと速く走れるべきなのでしょうが、急には速くなりません。

清滝峠のゴール地点にはたくさんのロードバイク乗りが集まって話をしていました。みんなでどこかに行くのでしょうか。仲間に入れてほしいなと思いましたが、時間もないのでさっさと下っていくことにします。

清滝峠を下り、163号線を木津川までひたすら東に進んでいきます。この163号線が結構脚に来た感じです。平坦路では何とか30~33km/hで走ることができたのですが、ここはアップダウンがあり、そのつどスピードが落ちてしまいました。交通量も結構あるところなのでちんたら走るわけにもいかず、スピードを維持しようとしましたが、やはり無理はしないほうがいいなと思いました。

しかし、心拍数はそれほど上がっていないようです。もっとケイデンスをあげたほうがいいのでしょうか。そんなことを考えていると木津川までたどり着き、24号線との交差点までやってきました。

この24号線で右折し、途中で754号線に入ります。ここを道なりに行けば奈良公園までたどり着くはずです。ですが、ここの坂で早くもペースダウンしてしまいました。それまでは何とかアウターで頑張ってきましたが、一度インナーにしてしまうとアウターに戻すことはできませんでした。のんびりとインナーで回して進んでいきます。

奈良公園内を散策

だいたい出発してから30km強というところでしょうか。時間は1時間半近くかかって奈良公園に到着しました。時間も限られていることですし本来は公園のどこかで休憩してジュースでも飲み大阪に戻る予定でしたが、ふと小さな路地に入っていってしまい奈良公園内の建物などを見て回ることにしました。

家から30kmほどの距離にあるというのに奈良公園に来るのは久しぶりでした。特に中にまで入って行って大仏のある建物(東大寺でいいのでしょうか?)の前まで来ましたが、ここなどは小学校の遠足の時以来かと思います。のんびりできるのでたまに来るのにいいなと思いました。この日、カメラを忘れたのが悔やまれます。

奈良公園内にはシカがたくさんいました。若干ビビりな私はロードバイクのドロップハンドル(ブラケット部分)を見て、シカが角で威嚇してこないだろうかと少々不安になってしまいました。しかし、そんな心配は全く無用です。シカの興味は食糧にのみ注がれているようでした。多くの人がシカせんべいを購入してシカに群がられていました。

たくさんのシカの間をロードバイクを押しながら進んで行っておおよそ30分ほど奈良公園を堪能しました。時刻は10時半です。さすがにもう帰らないといけません。

阪奈道路の恐怖

帰り道はどうしようかなと思いました。きちんと決めずに走ってきたので、ルートを決めていませんでした。ですが、来た道を引き返すのも芸がないということで大きな通りの369号線を大阪に向かって走り始めました。

奈良公園に久しぶりに来たというように、奈良の道路についても私はあまり知りません。とりあえず大阪の方向ということで西に向かって走り始めましたが、しばらく走っていると見たことのある道路が目の前に現れました。

それは「阪奈道路」です。この道はロードバイクを買ったばかりのころに迷い込んで登りきることができずに、泣きそうになりながら引き返してきたことのある道です。ほとんどトラウマ状態になっており、その道を見た瞬間に右折していました。

いったいどこに行く道なのかわからずに走っていると細い路地を通ることになってしまいました。出たところはあやめ池の駅です。ここらは登って下ってを繰り返しておりしんどかったです。しかし、途中で父親に連れられて小さなロードバイクに乗った少年とすれ違ったりして気分はほっこりとしていました。

しかし、何をどう間違えたのか、しばらくすると私の目の前には再び阪奈道路が現れました。ここまで来ると時間もないことから阪奈道路を走らざるを得ない状態になってしまい、意を決して阪奈道路を走ることにしました。

これがきついのなんの。ひたすら勾配のきつい坂を上ったかと思うと下りがあり、また登るを繰り返します。しかも、体力と同時に精神的に追い詰められてしまうのが阪奈道路の怖いところです。というのは、基本的に道がまっすぐで遠くまで道の先が見えているのです。それも急こう配の坂道がずっと続いているのが見えているので、登る前からげっそりとしてしまいました。

不幸中の幸いというか、この時は交通量はそれほど多くはなく比較的安全に走ることはできました。これで交通量が多かったら地獄の様だったろうなと思いました。

どれくらいの坂を越えたかわからないくらい登って下っていくとようやく大阪との県境の看板が目の前に出てきました。ここまで来ると昔、子供のころに親に連れられてきた道を思い出してきました。王将が見えて、その先にある交差点まで来るとようやく峠を越えました。後は阪奈道路の下りが続きます。これで楽ができると思いました。

しかし、阪奈道路は下りも走りにくかったです。なぜなら、車がスピードを出しすぎないように地面にラインが書かれ、段差ができているのです。当然ロードバイクで走るとこの段差で車体が上下に揺れ、それを支える手や腕がしんどくなってしまいました。下っている時間は短かったですが、なんだか体に疲労感がたまってしまいました。

阪奈道路を下り終えて一度実家に戻ります。ここで昼食を食べてしばしの休憩を取ります。休憩を終えて再び自転車にまたがったのですが、午前中とは違うところがありました。

それはプラス5kgにもなる荷物です。実家にあったお米をもらったのでリュックに入れて背負っているのでした。久々に重い荷物を背負って走りましたが、この重さがお尻に来て困りました。おかげで家に着くまでに痔になってしまうのではないかと本気で心配したくらいです。

重さが5㎏増えるとさぞ走りにくいだろうと思いますが、大阪の街は基本的に平野なので坂がありません。平坦路だけならば米を背負っても30km/hは十分できますし、信号の多さから走っている時間そのものはそれほど変わりませんでした。

途中雨に降られたりもしながら何とか家にまで到着。短い時間でしたが少しでも走ることができてよかったです。しかし、阪奈道路はかなりきつかったので、できればもう走りたくはないなと思ってしまいました。

走行データ

走行距離 79.2
走行時間 3:13:41
平均速度 24.5
最高速度 61.3
平均ケイデンス 74
最高ケイデンス 124
平均心拍 137
最高心拍 179
消費カロリー 2157