コンクリ×激坂×落ち葉=屈辱の足つき

危険な激坂

先日、ロードバイクで走りに行ったときのことです。いつものように南河内グリーンロードを通っていました。このグリーンロードという広域能動は途中で普通の道とつながったりしながらぶつ切りになって続いています。

グリーンロードがぶつ切りになるところとして河南町から上河内を通って309号線の水越峠に出る道があります。いつもはここを通り抜けずに一度27号線に出て千早赤阪村を通って309号線に入ります。しかし、この日は上河内を抜けていくことにしたのです。

この上河内には有名な激坂があるのですが、以前来た時にぞの激坂を避けて通ることのできる道があることを知りました。その時は反対側から下ってくるときにとおったのですが、今日は登っていく方角になります。どこで曲がれば激坂を避けられるのかなと悩みながら曲がり道を探していました。

ある程度登っていくと、途中で二手に分かれているところがあり、「ここで曲がるんだったかな」と思って左に曲がっていったのです。しかし、これは全く違う道でした。

「こんなに狭い道だったかな?」と考えながら登っていたのですが、途中で止まるのもあれだったのでとりあえず行けるところまで行ってみようかと考えました。

しかし、どんどんと斜度がきつくなっていきます。しかも、この道は自転車で通るには大きな問題がいくつもありました。

まず、一つ目としてはその斜度があまりにもきつすぎることです。本当に前輪が浮いて転倒してしまうかとも思いました。といっても、ほかの条件が登りの困難さをより高めていました。というのが、遅い道一面に赤く紅葉した落ち葉が敷き詰められていたのです。しかも、前日には大雨が降っていて道路が濡れた状態になっていました。つるつると滑る落ち葉がものすごく怖かったです。

しかも、この狭い道の両脇は木で覆われていてかなり薄暗くなっていました。ロードバイクで走りに行くときにはいつもサングラスをかけているのですが、ごくごく普通のサングラスで調光レンズのような上等なものはついていません。木の陰で暗くなると視界が一気に悪くなったのです。単に視界が悪くなるだけならばそう問題にもならないのかもしれませんが、この道は落ち葉の下の路面が非常に荒れていてデコボコになっていたのです。

しばらく登って行って「絶対こんな道ではなかったよ」と心の中で叫びながらそれでも登って行ったのですが、ついにダンシングしながらすっ転んでしまいそうになって屈辱の足つきをしてしまいました。悔しいですが、こけて怪我をするよりよかったのかなとも思います。

そこからは道が違うのはわかっていましたが、どこに通じているのかと思って自転車を押して歩いていきました。こんな激坂のところにも民家があり畑を作って生活しているところを見ると「ここは本当に大阪か?」と思ってしまいます。

少し上るとさらに細く荒れた道になっており、看板が立っていました。見てみると「金剛生駒紀泉国定公園」と書かれています。いったいどこからどこまでが公園なのでしょうか。

さすがにこれ以上は押していくのも大変そうだなと思って引き返そうとしたら、ちょうど地元の人が軽トラックでこの狭い道を登ってきました。運転していたイケメンのおっちゃんが話しかけてきたので、少し聞いてみることにします。どうも、この道は葛城山まで登ることができる山道だそうですが、荒れ果てていて最近はあまり登る人も少なくなっていると教えてくれました。しかし、今でも頂上まで行くことは可能だそうでバスに乗ってハイキングに来る人もいるのだそうです。

「これ以上は自転車は難しいよ」という忠告を素直に受けて登ってきた道を帰ることにしました。しかし、下るのも一苦労でした。何せ斜度がすごいのと濡れた落ち葉のせいで自転車用シューズの裏についているクリートがツルツルと滑ってしまうのです。慎重に慎重に降りていきましたが、それだけで精神的に疲れてしましました。

ですが、本当に秘境という感じがする場所で雰囲気そのものは大好きな場所でした。今度はきちんとした靴を履いてハイキングにでも行ってみようかなと思うくらいでした。

上河内の激坂

さて、結局この道は違ったので再び上河内の道を登っていくことになりました。走りだすと目の前にロードバイクに乗って登っていく人の姿が見えたので、その後ろを追いかけるように進んでいきました。私としては当初の予定通り激坂を避けて迂回路を行くつもりだったのですが、なんとその人は迂回路への道を曲がらずにそのまま登っていくようです。

何となくここで曲がってしまったら負けなような感じがして私もそのまま激坂を登ることにしました。今までこの道は足をつかずに登り切ったことがなく、先ほど足つきをしていたこともあり「前の人も途中で自転車から降りるだろうから、そのタイミングでこっちも降りよう」と思っていました。

しかし、私の予想に反して前を走るローディーは一定ペースで走り、そのまま激坂を登り切ってしまいました。「勘弁してよ」と思いながらも「ここで脚をつくわけにはいけない」と変なプライドが出てしまい、私もダンシングで登ってみることにしました。先ほどと同じように、この激坂でも前輪が浮いてそのまま後ろに倒れてしまうのではないかと思いましたが、この道には落ち葉がなく、そこまで路面もあれていなかったので何とか登りきることができました。

この坂を登れるというのはちょっとした自慢になりそうです。しかし、後でサイコンを確認するとここでの心拍数は192を記録していました。この数値は計算上ですが私の最大心拍数の99%に当たります。今まで最大値は185くらいまでしか出たことがなかったので、この坂がいかにきつかったのかがよくわかりました。これからは素直に迂回路を行こうと思います。

しかし、今回のことで「濡れた落ち葉」がいかに危険かというのを体験できました。今回は誰もいない細い道で登っているだけだったのでよかったですが、反対に勢いをつけて下っている時だったら落ち葉はもっと危険なものになるだろうなと思いました。これからの時期は少し落ち葉にも気を付けて走ろうと思います。