雨の日に自転車で走るときにあると便利なアイテム

安全のために

ロードバイクで使用することはありませんが、自転車、特にママチャリで使うと便利なアイテムというのがいくつかあると思います。

自転車というのは日常生活で最も使用されている「足」であり、これが使えなくなってしまうと非常に困ります。また、普段自転車に乗っている場合にはたとえ雨が降っても自転車に乗って移動しなければならないことが多々あります。

日本では雨の中を自転車で走るときは傘をさして走ることが多いと思います。けれど傘をさすということは必然的に片手で傘を持ち反対の手でハンドルを操作するという片手運転になってしまい、運転方法としては非常に危険と言わざるを得ません。

海外ではあまり傘を差さないようですね。ヨーロッパなどはもともと貴族は使用人に傘を差させるという文化があったそうで「自分で傘をさすとは何事か」という風潮も多少あるようですが、それ以前の話として日本よりも湿気が少ないためにカッパなどを着て雨をやり過ごすことが多いようです。濡れてもすぐに乾くからです。

しかし、日本の場合は湿気が非常に多いためにあまりカッパを使うことは少なく、やはり傘をさしてしまいます。そんな時に便利な道具として次のようなものがあります。

さすべえ

さすべえ」という名前の自転車用の傘立てです。このさすべえを自転車のハンドル部分に取り付け、そこに傘を取り付けることによって両手でハンドルを握って運転しながら傘も差せるという便利な道具なのです。

大阪暮らしの私はしらなかったのですが、このさすべえは関西圏以外ではあまり流通していないようです。大阪ではおばちゃん連中はほとんどみんな使用しているというくらいありふれたものですので日本中であるのかなと思っていたのですがそうではないと知って驚いた記憶があります。

このさすべえは少し前にちょっとしたトラブルがありました。国が安全運転のためにガイドラインを改定するというときに「二人乗りは絶対禁止」という禁止事項などと一緒に「傘立ての使用禁止」と書こうとしてきたのです。

理由は傘立てを使っていたら風でハンドルを取られて危険、というものでした。この時ほどお役人の頭はおかしいのではないかと思ったことはありませんでした。

すぐにさすべえの会社の社長などが反論していました。「自転車で片手運転という危険な行為を防ぐための、安全性を高める道具を棄権するのはおかしい」と。

これ以上ないくらいの正論ですぐに傘立て禁止という項目は取り外されたのですが、いかんせん関西圏以外ではもともと使用されていなかったので、ほかの地域の人の中では今でも「あれって危ないから使えなくなったんじゃなかったっけ?」という人もいるようです。実際は今でも使用することは認められています。

一度使ってみるといかにこれが安全に自転車を走らせられるかというのがよくわかると思います。もうちょっとほかの地域で広がってもいいのではないかなと思いました。