シグマのサイコン(BC1909STS HR)は故障しやすい?

トラブル続き

2010年の冬にサイコンを買ったのを覚えています。

サイコンというのは「サイクルコンピューター」の略ですが、ロードバイクに乗っている人の多くが使用している、いわば必須アイテムといったものです。

私はサイコンと出会ったことで、ロードバイクにはまり込んだといっても過言ではありません。最初はキャットアイのスピードを計るためだけのサイコンを購入したのですが、これが非常に楽しかった。それまではランドギアのロードバイクもどきの自転車に乗っていましたが、サイコンを買ってからは毎日乗るようになり、さらに1ヵ月後には新しくきちんとしたロードバイクを買うまでになってしまいました。

そのサイコンですが、やはりロードバイクを続けているといろいろな情報が頭に入ってきて、スピードだけではなくペダルの回転数(ケイデンス)や運動強度(心拍数)を測ることのできるサイコンというのが存在するというのを知りました。

しかし、一般的にこのようなケイデンスや心拍数が測れるサイコンというのは非常に高価なものと相場が決まっているようです。特に心拍数を測ることができるものなどは3~4万円は軽く超えていたのです。

さすがにこれほど高価なものを買うことはできないと思っていたのですが、世の中には探せば安くていい品というのもあるようです。なんとケイデンスも心拍数も測ることのできるサイコンが1万円前後で購入できるというのを教えてもらいました。

「これは買うしかない」と思い買ったのが、2010年の冬ですので、おおよそ1年半愛用していることになります。

シグマ製1909STS HR

私の買ったサイコンというのがシグマ社製の1909STS HRです。これは何度も出てきますが、スピード・ケイデンス・心拍数を測るセンサーがワイヤレスで信号を送って画面に表示されるというもの。さらにはオプションで自分の走ったデータをパソコンに送って確認する機器が別売されています。これはそれ単体で8千円ほどするので買っていません。

スピードセンサーは主にフロントフォークにつけて前輪のスポークにマグネットを取り付けて信号を送ります。ケイデンスはクランクの内側にマグネットを取り付けておいてチェーンステーにセンサーを設置します。心拍計はベルト状になっており少し内側を湿らせた状態にしておいて胸部に取り付けます。

これらのセンサーはすべて信号をハンドルやステムにつけた本体部に送っており、この信号をキャッチすることで数値として表示しています。この際、本体の土台となる部分をステムに固定しているので、本体は簡単に着脱可能ですが、土台につけていないとセンサーからの信号をキャッチすることはできません。

ワイヤレスのサイコンはこのようにしてそれぞれが独立しているので、本体以外にもセンサーごとに電池が必要になってきます。電池がなくなってきた場合には完全になくなる前に交換する必要があります。

さて、このサイコンはコストパフォーマンスもよく、また本体部分のボタンも大きめに作られているため走行中でも安全に操作できるので評判が高いのですが、1年以上使っているといろいろと問題が出てきました。

心拍計つきのサイコンといえばまずポラール社製のものがあげられます。ポラールのものはこれらの機能がついていると確実に4~5万円はするのですが、あまり故障したという話は聞かないのですが、シグマ社製では私や知人がトラブルが続いているため、最近になってやはり長く使っていくならばそれなりのものを買っておいたほうがいいという考えになってきています。

今回はどんなトラブルがあったか書き留めておこうと思います。

サイコンのトラブル

  1. 本体部の銀色の金具が取れた
  2. マグネットをはずそうとするとつめが折れてしまった
  3. ホイールによっては後輪にスピードセンサーをつけると信号をキャッチしなくなる
  4. 心拍計のベルトが反応しなくなる
  5. 本体と土台の接触が悪くなり、表示が消える(センサーからの信号をキャッチしない)

とりあえず思い出せただけでもこれくらいが購入後1年以内に起こっています。順に見ていきましょう。

1.まずは本体部の金具です。サイコンの上下には銀色の金具がついておりその内側にボタンが2つずつ配置されています。私はこのうちの下側の金具が気がついたときには少し折れ曲がって外れかけていました。最初は暗いところで走っていてそれに気がついたので、何気なく触るとパキッと折れてしまったのです。こうなるとその部分で覆われていたのがなくなってしまうので、雨が降った場合には水が入ってきてしまいます。すぐに本体ごと送って交換してもらいました。

2.次はマグネットです。シグマのマグネットは一度つけると簡単に外れない仕組みになっているので非常にはずしにくいのです。マイナスドライバーなどを使ったほうがよかったのかもしれません。しかし、位置を調整しようとしてはずそうとしたとき、力を入れすぎたのかつめの部分が折れてしまいました。これはキャットアイのマグネットでは絶対に起こらない問題ですので、あきらめてキャットアイのものを500円で購入することにしました。

3.お次はスピードセンサーです。通常はセンサーを前輪につけておけば問題にはなりませんが、固定ローラー台でトレーニングを行う場合には後輪にセンサーを取り付けねばなりません。実際WH-RS10というホイールでは問題なく使用できていました。しかし、ホイールをユーラスに交換するとセンサーがまったく反応しなくなってしまいました。このため、固定ローラー台を使用するときは毎回WH-RS10に履き替える必要があり、非常にめんどくさかったです。故障ではありませんがトラブルのひとつとして記憶に残っています。

4.心拍計のベルト部分はもともと水分がないと心臓の拍動を捕らえられないようです。そのため、冬場などで汗が出ていない状態ではセンサーが働かないことはありました。しかし、数ヶ月使用したころになると、冬でもない汗も書いている状態でもセンサーが反応しなくなったことがあります。これは後々考えると汗で出た塩がたまってセンサー部分に障害が出たのかとも思いますが、心拍計のベルトをシグマに送っても説明がなく新しいものが送られてきました。いまだになぞです。

5.最後は土台の不具合です。これには非常に弱りました。サイコンは使用しないときには省エネモードで時計表示しかされません。使おうと自転車などを動かすと「0」という数字が点灯し、センサーからの信号をキャッチすると点灯しなくなります。しかし、購入後8ヶ月してからは走っている途中で数値がいきなり0になり点灯しだしたり、ひどいときには省エネモードになってしまうという故障が起こったのです。

最初は何が原因なのかわからずに、スピードセンサーやケイデンスセンサーの位置を調整しなおしたり、すべての電池を交換したりといろいろとやってみましたが原因がわからず、とりあえずサイコンをシグマに送って調べてもらうことにしました。結果は問題なしと返ってきたのですが、やはり同じような症状が出てきました。そこでさらに自分でいろいろと試してみることに。

そうすると、土台と本体の触れている金属部分の接触不良ではないかと思い当たったのです。実際サイコンをそれまでと反対向きにつけてみると使用できました。しかし、すぐに同じような状態に戻ってしまうので、シグマに話をして土台部分を取り替えてもらうことに。それからは何とか使うことができています。しかし、最近になってまた同じような症状が現れ始めたので、また本体と土台の接触が悪くなってきているのではないかと思います。交換してから1年たっていないのですが…

これはやはり故障が多いのではないかと思います。今のところはシグマの対応もよくすべて新品と交換してもらうことができていますが、ゆくゆくは別のものを購入することも視野に入れておかねばならないかもしれないと思いました。