心拍計のベルトを長持ちさせる方法について

汗による故障を防ぐ

ロードバイクに乗っているといろいろなものが壊れることがあります。特に消耗品であれば買いなおそうという気になりますが、壊れると思っていなかったものが壊れてしまうと痛い出費となってしまいます。

そのようなことを可能な限り防ぐ意味でも「壊れるもの」について知っておいたほうがいいでしょう。

私の経験で考えもしなかったものでよく壊れたものが「心拍計ベルト」です。

ロードバイク乗りはサイクルコンピューターを使っている人が多いですが、そのサイコンの中でも心拍数を測ることのできるものがあります。心拍数は自分の心臓の拍動数を計測して1分間に何回拍動しているかを表示してくれます。この心拍数を見ることでおおよその運動強度を把握することができ、ロングライドに行っても長時間ばてずに走れるペースを数値で判断することが可能になります。

最近はパワー計を使って出力を測るトレーニング方法が主流になってきているようですが、パワー計はまだまだ高価なため、一般サイクリストにはなかなか手が出せません。しかし、心拍計の付いたサイコンであれば1万円程度からでも購入できるようになってきました。

そうはいっても1万円の品物がそう簡単に壊れてしまうようでは困るのですが、私は心拍計のベルトが何度も機能しなくなってしまいました。

その原因は汗による腐食でした。心拍計のベルトは胸部に取り付けることによって心拍数をセンサーでキャッチして信号をサイコン本体に送っています。当然走っていると体からは大量の汗が出ることになります。その汗がベルトにある信号を送るための電源、つまり電池が入っている部分の金属をさびさせてしまい故障の原因となってしまうのです。

当然、この故障を防ぐために電池を入れる部分にはゴムで汗が入らないように対策されています。しかし、例えば室内でのローラー台のような風のない環境で大量の汗をかいているような場合にはどうしても中まで汗が入ってしまうようです。

汗が原因で故障してしまいますがその対策として「汗をかかない」というのは不可能です。そのため、汗をかいた後にしっかりと処理してやる必要があります。

一番簡単で間違いない方法が「心拍計のベルトを洗ってしまう」ということです。水洗い程度で汗を洗い落としてやるだけでも全く故障率が変わってくるでしょう。これは山本選手なども行っているようです。

心拍計ベルトを洗う

また、汗や水が入ってしまうことを嫌う人などはこのベルトの電池部分をテープでぐるぐるに巻いて水分が入らないように予防している人もいます(参照)。この方法も簡単にできていい方法ですが、電池が切れたときに交換するときに多少の手間がかかってしまうかもしれません。

心拍計ベルトの水没予防

ちなみに心拍計ベルトが故障したときにはメーカーに送れば新品と交換してくれるケースもあります。私はシグマのサイコンを購入して2年間で3回ベルトが反応しなくなり購入店のアウグーリオを経由してメーカーに修理を依頼したことがあります。結局メーカー側は故障を直すよりも新品を送ったほうが早いと判断したようですべて新しいものを送ってきました。

しかし、新品が届くまでは心拍数が把握できなくなってしまいますのでやはりこまめに水洗いなどをして故障を防ぐようにしておいたほうがいいでしょう。