ATLASのASG-CM31の実際の電源の稼働時間について

実測

サイコンをシグマのBC1909STSからATLASのASG-CM31に変更して一番気になっていたのはバッテリーの持ちについてです。

というのもBC1909STSであればボタン電池を入れると約1年は使い続けることができるのですが、GPSナビがついたASG-CM31はそうはいかないからです。単にサイコンとしての機能だけでなく、常にGPSを使って現在位置を把握し、地図なども表示できるようになっているためバッテリーの消費が激しいのです。

ASG-CM31

といってもスマートフォンを使用するよりははるかに長くバッテリーは持つのですが、それでも一度ロングライドに使用したら必ず充電させておかないといけません。

また、ほかの電気製品などもそうなのですが説明書に書いてあるバッテリー持続時間はメーカーが特定の条件で実験したときにどのくらいの時間使用可能だったかを意味しているかというだけで、実際の使用に置いてはそれよりも早く電源が切れてしまうことになります。

そして、ようやく実際の走行に用いてバッテリーが切れるという経験をしたため記事にしておきます。同じようなGPSサイコンを使用している人のおおよその参考になればと思います。

まずは取扱説明書に書いてある「使用可能時間の目安」の条件を記述しておきます。

  • 満充電で約15時間
  • 画面点灯時間5秒設定
  • フラッシングライトOFF
  • アラートなし
  • ログ記録なし
  • 画面タッチなし
  • ANT+センサー(スピード、ケイデンス、ハートレート)未使用

以上がメーカー側が出しているバッテリーの持続時間で「約15時間」という文字が太字になっており、だいたいそれくらい持つのかなという印象を与えます。

しかし、実際にはこの条件下では使用しないため、使用可能時間は減ってしまいます。今回私が経験した電池残量MAXから残量0までのデータは以下のようになります。

  • 購入は約8か月前
  • 電源MAXから使用してOFFまでの時間が10時間15分
  • 画面点灯時間10秒
  • 画面輝度100%
  • フラッシングライトOFF
  • アラートOFF
  • ログ記録あり
  • 画面タッチあり(タッチ頻度は普通)
  • ANT+センサー(スピード、ケイデンス、ハートレート)を使用

いくつかメーカー側の条件とは異なる部分がありますが、ロングライドに出かけた場合に画面タッチをしないことや、ログ記録をしないことはあまりないでしょう(しなかったら持っている意味がないので)。

そう考えると通常のロングライドでの使用ではGPSサイコンの使用可能時間は10時間以内までにおさめておく必要があるというのが分かりました。個人的には12時間くらいは持つのかなと思っていたので電池が切れてしまった時には「ばかな…早すぎる…」と思ってしまいました。

さて、このASG-CM31は説明書にあるように内臓リチウムイオン電池の残量が完全になくなると、自動的に電源がOFFになってしまいます。これを実際に目にするとかなりのショックを受けました。まだ、使用中でありログに記録していなかったからです。

そのため、電源が自動で切れてしまった時にはそれまでの走行記録が保存されずにOFFになったと思い込んでいたのですが、実際にはあとで確認すると自動的にそれまでのデータを記録してからOFFになってくれるようです。

しかし、電池が切れてしまうとそれ以降のデータやログを一切取ることができなくなってしまいますので、もし10時間以上のロングライドに行こうと思っている時にはなるべく取説通りの省エネモードに設定を変更しておく方がいいでしょう。また、可能ならば走行中に充電できる手段が必要かもしれません。

ですが、このサイコン使用中に充電する方法にも一つ問題があります。それは充電がMAXまで行くとこれまた自動で電源がOFFになってしまうそうだからです(私は未体験)。もしも、充電しながら走ろうと思っている人は充電が終わりきる前にUSBを抜いておく必要があるかもしれません。