サドルが合わないとスピードが出なくなるという話

痛みのないものを

以前人に聞いてそんなこともあるのかと印象に残った話のことです。全員に当てはまるというものでもないでしょうが、そういうこともあるんだと知っておくのも大切かなと感じました。

ロードバイクに乗っていてあるときからスランプになってしまった人の話です。普段巡航速度が40km/h以上出し続けていたのが、いつしかスピードが落ちていき30km/hも保てなくなってしまったといいます。

何がいけないのだろうといろいろと原因を探して試していったそうです。筋力が落ちたのかと思い大腿部を鍛えるためにスクワットをしてみたり、ポジションが悪いのかと思いハンドル周りを替えてみたりとさまざまな対策をしていたそうです。しかし、そのどれもが効果なしだったそうです。

結局巡航速度が落ちた原因とはなんだったのかというと、しばらく前に変えていたサドルにあったようです。

このサドルは交換して使い始めた当初からどうにもお尻にあわずに痛みが出ていたようです。しかし、ロードバイクのサドルというものはなかなかに高価なものですのでそのまま使い続けていたといいます。痛みが出ても慣れていないからで使い続けていれば痛みも出なくなるかもしれないという思いもあったようです。

ですが、使い続けていても痛みが出なくなることはなく、ついにお尻から血が出てきてしまう事態になったようです。そこでようやくサドルを再び変更することにしたようです。

その結果、それまでのスランプからの出口が見えてきました。巡航速度が落ちて行った理由はサドルの高さにあったのです。

実はサドルを替えてから痛みが出てきたときに、痛みを少しでも軽減しようと少しずつサドルの高さを低くしていたようなのです。新しく交換したサドルでは痛みが出なかったため、そのサドル高も以前のように戻すために高くしてみたところ、それまでのスランプがウソのようにスピードが出るようになったそうなのです。

つまり、痛みを紛らわすために変えたポジションが原因となってスピードが落ちてしまっていたということです。正直、私はポジションの違いでそこまで影響が出るとは思っていなかったので驚いてしまいました。

やはりロードバイクは痛みの出ない快適に使えるものを使っていかないといけないということでしょう。走行速度が思うようにあげられない人は今一度ポジションやサドルなどに目を向けてみるのもいいかもしれません。