ユピテルのGPSマップ:ATLASのASG-CM31を購入

新しくサイコンを購入

先日、走行中にフロントフォークに取り付けていたサイコン(シグマのBC1909STSHR)のスピードセンサーが取れてしまい、しかも道路に落ちたところに後続の車が来てスピードセンサーを轢いていくという悲劇的な出来事がありました。当然、センサーはそれ以降反応しなくなってしまい、直すこともできませんでした。

そこで、スピードセンサーを買いなおそうかと考えたのですが、値段を聞くとスピードセンサーのみで4300円もするそうです。サイコン本体とスピード・ケイデンス・心拍センサーがセットで11000円なのでこれは少しもったいないのではないかと考えました。

そこでアウグーリオでポラールのサイコンを見ていたのですが、ふと目に留まったGPS機能の付いたサイコンがありました。それが今回購入したユピテルのATLASというサイコンで型番がASG-CM31というものでした。

これはメイン機能がGPSによる地図表記のいわゆる「ハンディGPSマップ」というものだそうです。しかし、オプションでANT+のスピード・ケイデンス・心拍センサーがセットになったサイクルモデルもあり、ロードバイクに使う分にも十分な機能を備えています。

アウグーリオの住田さんには「レースには出ずにロングライドがメインだから、重宝するのではないか」といわれました。確かに今までは知らない土地に行くときにはツーリングマップを持っていき、交差点のたびに地図を確認していたので旅の時などには非常に助かることでしょう。

また、もともとGPS付のサイコンが欲しかったのですが、これまでのものは値段が高かったり、安くてもログ機能だけだったり、手ごろな値段の場合はセンサー類が別売りだったりと手が出しにくいものばかりでした。しかし、このATLASは手ごろな値段で必要な機能はすべてそろっているというのが魅力でした。

本来は店頭価格38000円でしたが、少し安い35000円で購入することができました。ちなみにそのすぐ後でネットをチェックすると同じ商品が31500円で出ていましたが翌日には35000円になるという値段の動きがありました。まあ、サイコンはこれまで使っていたシグマがよく故障して、住田さんに相談することが多かったのを考えるとネットで買うよりもなじみの店で買っておいたほうが後々よいだろうという判断です。

ATLASの取り付け

買って取り付けてみた現時点の感想を書いておきます。まだ実走はしていませんが誰かの参考にでもなればと思います。

まずは箱を開けて中身を見ます。一番上にサイコン本体があり、その下に3つの箱がありそれぞれスピードセンサー・ケイデンスセンサー・心拍センサーが入っていました。

とりあえず説明書を見てみます。計107Pという結構なボリュームですが、さすがに国内メーカーなだけあってきちんとわかりやすく書いてくれています(シグマはドイツ製ですのでいろいろな言語で書いていました)。

サイコン本体

本体の電池は充電されていますが半分以下しか残っていませんでした。しかし、それでも3~4時間は動いていたのではないかと思います。とりあえず本体を車体に取り付ける必要があります。本体への取り付けにはラバーパッド・マウントベース・マウントの順に重ねて結束バンドで固定するというものでした。

実は本体をステムに取り付けようと考えていたのですが、タイムの特性ステムは形が円形ではなく四角形型になっておりラバーパッドなどの厚みがあると結束バンドが届きませんでした。仕方がないのでもっと細いハンドル部分に取り付けざるをえませんでした。操作の関係上ステムに取り付けたほうが扱いやすいと思うのですが残念です。

結束バンドでしっかり固定しておきましたが、ラバーパッドは若干動いてしまうようで、本体を取り付けてから力を加えると角度が変わりました。あまり衝撃を与えないようにしたほうがよさそうです。

スピードセンサー・ケイデンスセンサー

次はセンサー類の取り付けを行いました。先にスピードセンサーとケイデンスセンサーです。ちなみにスピードセンサーがなくともGPSで位置を判断して速度を表示してくれるようです。GPSマップさえあればいいという人はセンサーはなくとも構わないかもしれないと思いました。

スピードセンサーはシグマの場合信号を送れる距離の関係上フロントフォークに取り付けなければいけませんでした。しかし、ATLASの場合は後輪側でも十分に届くようで説明書きにも後輪での取付位置しか書かれていませんでした。説明書きは本体の説明書ではなく、センサーが入っている箱の裏面に書いてあります。

説明書通りにケイデンスセンサーとスピードセンサーを左のチェーンステーに取り付け結束バンドで固定しておきます。取り付けはこれで完了ですがこれだけではまだセンサーとしては使えません。次に実際にホイールやクランクを回転させて本体側でスキャンを行います。

スキャンのついでというか一緒に行う個人データも入力しておきました。

個人データ入力

まずメインメニューで「設定」を選択し、次に「プロフィール」を選びます。この次に「個人」を選択して「性別」「年齢」「身長」「体重」を入力していきます。

お次は心拍センサーを胸部に取り付け(センサー部分は反応しやすいように少し水で濡らしておきました)、これもスキャンしていきます。「ハートレートセンサー」を使用するに変更してスキャンを実行。スキャンはあっという間に成功していました。「ハートレートセンサーが見つかりました」という表示が出ます。

次は安静時心拍の設定を行います。自分で入力もできますし、このサイコンを使って測定することもできるようです。ちなみに安静時心拍というのは朝起きた時に全く動かずに図った時に心拍数なのですが、面倒だったのでそのまま行いました。正確な数値を入れたい人は朝にやるほうがいいでしょう。

測定を開始すると30秒間心拍数を測ります。この時少しサイコンの表示がバグっていました。これはデフォルトなのか私のだけの異常な表示なのかが少し気になるところです(ほかにバグって表示されるところはありません)。測定結果はなんと88でした。やはり全くリラックスできておらず数値が高くなっていました。何度も測れるようなのでもう一度測ってみました。

安静時心拍ですが何度か測っておかしなことに気が付きました。それは測り終えて「設定しますか」という表示に「いいえ」を選択して再度測定すると前回の数値と新しく測った数値が合計されてしまうようなのです。具体的には2回目に測った時には安静時心拍が150以上と出ており3回目は220以上、4回目は300という風にどんどん上がっていきました。これを解消するには「いいえ」を選択したら一度前の画面にまで戻ってから、再度測定しなおす必要があるようです。

これでわたしの安静時心拍は64になりました。その後、最大心拍も入力できるのですがこれは計測ではなく自動計算か手動入力になっています。

車体データ入力

これで個人データは入力できました。今度はプロフィール画面からバイク1~3のうちどれか一つを選択して自分のロードバイクの情報を入力していきます。

「車体名称」「積算走行距離」「車体重量」「タイヤ周径」を入力していきます。

積算走行距離はどうやら4桁までしか入力できないようでした。私は今までの合計で17476km走っていたのですが入らないので7476kmと入力しておきました。自分でわかるからいいのですが正確な記録が残せなくなってしまうというのは少しさびしい感じもします。これはサイコンではなくGPSマップとして作られたため4桁しか入力できないのかなと思いました。

タイヤ周径は実測を手動入力してもいいですが「一覧」から選択することも可能です。私は700×23Cを一覧から探して選択しておくことにしました。

次にようやくスピードセンサーとケイデンスセンサーのスキャンです。これは心拍センサーと同じで「使用する」を選んでからスキャンにタッチします。今回はそれぞれホイールやクランクを回す必要がありますがすぐにスキャンが完了して「見つかりました」と表示が出ます。

しかし、ここで私は非常に大きなミスを犯していたことに気が付きました。ケイデンスセンサーとスピードセンサーの位置が逆だったのです。センサーには向きがありそれを気にしてつけたのはよかったのですが、両者を混同して本来ケイデンスセンサーの取り付け位置にスピードセンサーを、スピードセンサーの位置にケイデンスセンサーを取り付けてしまっていたのです。

あわてて結束バンドをはさみで切って付け直しました。ちょうど余っている結束バンドがあったからよかったですが、なかった場合には困ることになったと思います。間違えないように一つずつつけたほうがよかったなと思いました。

寄り付けはとりあえずこれで終わりです。しかし、このATLASにはまだまだいろいろな機能があるようでその設定も行う必要があるようです。今までのシグマのサイコンも多機能だと思っていましたがそれ以上に複雑で頭がこんがらがってしまいました。もう少しシンプルな機能でもよかったかもしれないと少し思いました。