スピードセンサーのマグネット比較

各社それぞれの形状

最近、新しいサイコンを購入しました。当然、このサイコンでスピードを測ることになります。今回買ったASG-CM31はGPSで速度を計測することもできますが、やはりキチンとスピードメーターを使ってタイヤの外周とケイデンスから計算したほうがより正確にスピードが測れます。また、ローラー台などのように位置が変わらない場合などはスピードセンサーでなければ図ることができません。

しかし、ASG-CM31についていたスピードセンサーのマグネットは今までのものとは大きく形状が異なっていました。というか、今まで使ったサイコンで各社それぞれマグネットの形状が違います。パテントなどがあり同じものを使えないのでしょうか。そこで今回は私が使ったことのある「キャットアイ」「シグマ」「ユピテル」のマグネットを比べてみようと思います。

キャットアイ

ロードバイクを初めたばかりのころに購入した、初めて使ったサイコンです。日本のメーカーということもあり、また「性能そこそこ、リーズナブル」なキャットアイはどこのロードバイク店でもとりあえずおいてあることでしょう。そんなキャットアイのスピードセンサーマグネットはこちらです。

キャットアイ(CAT EYE) ホイールマグネット MODEL-F

 

 

 

 

形としては丸いマグネットにネジがあり、土台の穴に入れて固定するようになっています。土台のほうはスポークがはまるように片側の端にくぼみができており、ねじを締めこんだ時の固定力を底上げしてくれます。

このマグネットは非常にシンプルな構造をしており使いやすいのが特徴です。手でクルクルと回してつけるだけでもきちんと固定されるため、タイヤが回った時の遠心力でずれるようなこともありません。また、マグネットだけでもおいている店も多く、紛失したときやもう一つ欲しい時などにすぐに手に入るというのも魅力です。

使った時に少し不便だな感じた時は、スポークが丸い形ならば問題ないのですがエアロフォームになっている場合は土台のくぼみと少し形が合わずうまくはまらないこともあるということでしょうか。しかし、くぼみにきちんとはまっていなくともあまりずれることもないので心配はいらないのかなと思います。

シグマ

こちらは2代目のサイコンとして購入したBC1909STSHRについていたマグネットです。ちなみにシグマはドイツの会社のようです。

このマグネットの特徴は両サイドに爪がついており、一度つけるとかなりの固定力を発揮して早々取れることがありません。

SIGMA(シグマ) サイクルコンピューターパーツ CADENCE MAGNET

 

 

 

しかし、問題もあります。それは両サイドに爪がついているのですがだいたいの場合、バランスよくはめ込むことができずにいがんだ状態になりやすいという点です。私は何度かやってすべてずれるのであきらめてしまいました。見た目にはバランスが悪いですが固定力そのものは強いので気にしなければ問題ではないといえるでしょう。

ですが、この固定力も強すぎるのはいかがなものかと思ってしまいました。というのは一度スポークに取り付けたマグネットの位置が悪くつけ直そうとしたときのことです。この時、その固定力の強さからなかなかマグネットを取ることができず、つい力を入れた拍子に爪が折れてしまったのです。爪が折れてしまうともう二度と取り付けられません。この時はあきらめてキャットアイのマグネットを購入して代用することになってしまいました。

ユピテル

3代目のサイコンは今回購入したユピテルのASG-CM31です。このサイコンはもともとハンディGPSなのでスピードセンサーは別売りになっていますが、私はセットのものを購入しました。

そのスピードセンサーについていたマグネットですが今までとは違いドライバーを使って締めこむというものでした。

マグネット部分をスピードセンサーの位置に持ってきて、その位置でよければ反対側をドライバーで締めていきます。これでしっかりと固定することが可能です。

問題はどこまで締めればいいのかわからないことでした。スポークは細いものなのであまりギリギリと締め上げてしまうと痛んだり、下手をすると折れてしまうのではないかと思ってしまいました。とりあえず、マグネットがぐらつかないくらいまで締め上げてローラー台でロードバイクに乗ってみたところ遠心力でとれるようなこともなかったのでそのままにしています。

もし、どこか出先でマグネットが取れてしまったらドライバーを持っていないとつけられない可能性もあるのではないでしょうか。あまりないことだとは思いますが若干不便でだなと思いました。

もう一つの問題として「重さ」があります。それぞれのマグネットを正確に測り比べたわけではありませんが、このユピテルのマグネットだけは持った瞬間に「重い!」と感じました。

ロードバイク乗りは重さを気にする人も多く、特にこのような小さなマグネットでも遠心力がかかって影響が大きいと考えて軽量化まで試みている人もいるようです。そんな中でこのマグネットはさすがに重すぎるのがマイナス要素かなと思いました。

まとめ

結局のところ、総合的にはキャットアイのマグネットが一番手軽で使いやすいなと感じました。次点はユピテルのものでしょうか。シグマはつけにくい・壊れたことがあるということでいざという時の予備扱いになってしまっています。

また、この3つ以外にもマグネットには形状の違うものが存在するようです。たとえば私は持っていませんがポラールのマグネットはまた違った形をしています。結局のところスピードセンサーに磁石は反応さえすればいいので多少形が違ってもあまり問題ではないのでしょう。一度つけてしまえばそうそう外すこともありませんし。

しかし、先ほども出てきたようにマニアの人は自分でマグネットを軽量化している人もいるようです。形が気に食わない、重さが気になるという人は軽量化してみるのもいいかもしれません。