GPSサイコンのいろいろな話

アウグーリオでの会話

行きつけのロードバイクショップであるアウグーリオの住田さんとサイコンについての話をしました。その時にGPSなどについて住田さんが使っているものやほかのお客さんが使った時の話などを聞くことができました。思い出した順にとりとめもなく書いていこうと思います。

スピードセンサーの話

私が購入したサイコンはユピテルのASG-CM31というサイコンですが、このサイコンはオプションとしてスピードセンサーがあり私はそれをつけて速度を測っています。しかし、スピードセンサーがなくともGPSによって速度を測ることは可能です。

同じようにGPS付きのサイコンとして有名なのはガーミンでしょう。このガーミンのサイコンを使用していると人がこんなことを行っていたそうです。

Garmin Edge800J日本版【日本正規品】White Line

ガーミンもGPSから速度を測ることができますし、スピードセンサーから測ることもできます。そして、どちらを優先して測るのかを自分で選択できるようです。これは私のものにはない機能です。

しかし、ガーミンの場合走っている途中でスピードセンサーとGPSの速度が混同されるような症状が時たま出ることがあるようです。そのため、走行中にありえない速度が表示されてしまうことがあるのだそうです。ちなみに私の使うASG-CM31では優先順位を決めることはできませんが、スピードセンサーを取り付けてスキャンさせるとセンサー側から速度を計測しているようです。混同して表示がおかしくなることは(今のところ)ありません。

対して、住田さんはポタナビというサイコンを使用しているそうです。このサイコンではスピードセンサーを取り付けていないそうです。いつも外を走るときにはGPSからの測定で速度を見ているのだそうです。

自転車用ポータブルナビゲーション SGX-CN700

しかし、この場合ローラー台でトレーニングする際には位置が変わりませんのでスピードが表示されなくなってしまいます。そこでどうするのかというと、取り付けてあるケイデンスセンサーの電池を取り外して、その奥にある切替スイッチを切り替えることによってケイデンスセンサーがスピードセンサーに早変わりする仕組みになっているみたいです。

こうすると位置の変わらないローラー台でもスピードを測ることが可能になります。もっともそうするとケイデンスを測れなくなってしまうことになってしまいますが。

GPSのシステム

また、住田さんが以前使用していたサイコンには受信状況がわかるシステムが搭載されていたそうです。

通常、GPSというのは地球の上空を回っている人工衛星(サテライト)から信号をキャッチして現在位置を特定しています。サテライトがひとつだけでは信号をキャッチしても場所を特定できません。そのため、サテライトがいくつかあって初めて現在位置を把握できるようになっているのです。

可能ならばサテライト5個くらいから信号をキャッチできれば正確に場所がわかるのですが、あまり5個から信号を受け取ることは少ないようです。3個あればほぼ正確な情報を得られるので特に問題はありません。しかし、この信号が2個からしかキャッチできない場合はおかしなことになります。

というのも、なんとか信号をキャッチしているのでだいたいの場所は検討がつくけれども正確な場所がわかっていない状態になってしまっているそうで、この時サイコンは自分の居場所を把握するために「あっちかな?こっちかな?」と揺れが生じてしまいます。そのため、信号を拾いにくいエリアの場合は後でログを確認すると夢遊病者のようにウロウロしてログが残っていることがあるのだそうです。

ちなみにアウグーリオの前の道路はこの信号をキャッチしにくい場所になっているらしく、店の前にロードバイクを停めていたら後でログを確認するとウロウロしているような状態になっているという人が何人かいるようです。

GPS把握能力

また、GPSの把握能力はそのサイコンによって全く違うようです。

というのは住田さんの持つポタナビはGPS把握能力が弱いらしく、例えば南河内グリーンロードの太子IC近くの小さなトンネルでもGPSを拾えなくなってしまうそうです。そのため、トンネル内部ではスピードセンサーをつけていないのでスピードが表示されず、後でログを見てもトンネル部分だけぶつ切りになってしまっています。

私のASG-CM31ではそんなことはありません。スピードセンサーをつけているのでトンネル内でもスピードが表示されていますし、ログを見るとトンネル内部も走った軌跡やデータがきちんと残っています。

私はまだまだロードバイク歴が浅いということもあり、ちょっとした数値の変化に一喜一憂していますが、住田さんは数値そのものにはこだわらない用です。私のようにきちんとデータが取れていて欲しいと思う人はポタナビは合わないかもしれないなと言っていました。

もし、これからGPS付きのサイコンを購入しようと考えている人たちは自分の用途はどのようなものなのかをはっきりさせて、じっくり選んだほうがいいだろうなと思いました。